猫がパニックに!落ち着かせるための対処法

猫がパニックに!落ち着かせるための対処法

猫ってふとしたときに、手には負えないほどパニックになってしまうことがありますよね。では、猫がパニックになってしまったときに落ち着かせるにはどのようにすれば良いのでしょうか。今回は「猫がパニックに!落ち着かせるための対処法」についてご紹介させていただきます。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

猫がパニックになった時の対処法

怯えてパニックの猫

猫がパニックになった時の対処はどのようにすれば良いのでしょうか。猫がパニックになっていると飼い主が触ろうとしても威嚇をしたり、暴れたりなど危険な状態が続いてしまいますよね。
そこでここでは、猫がパニックになった時の対処法についてご紹介させていただきます。

猫がパニックになった時には狭い場所を作る

まず猫がパニックになってしまった時には「狭い場所」を作るようにしましよう。
どのようなことが原因で猫がパニックになってしまったとしても、安全を確保し落ち着くために猫は狭い場所に入りたがります。

押し入れなどでは猫が見つからなくなってしまうこともあるので、段ボールやキャットハウスなどを準備してあげてください。脱走などをしてしまわないように扉は施錠し、窓なども開放したままにしないようにしてくださいね。

猫がパニックになった時には暗い場所を作る

猫がパニックになってしまった時には「暗い場所」を作るようにしましよう。
猫は暗い場所に入ることで落ち着くことができます。ケージやキャットハウスなどに入れ、布をかけて暗くしてあげるようにしてみてください。

猫がパニックになった時には放っておくようにする

猫がパニックになってしまった時には「放っておく」ようにしましょう。
猫がパニックになってしまっていると「猫を何とかしてあげたい」と触ろうとして、抱っこをしようとしてしまうこともあると思います。

しかし猫はパニックに陥ってしまっていると、予想外の出来事に興奮している状態にあるので、飼い主を引っかいたり噛んでしまう可能性もあるのです。ですので、なるべく猫の隠れ場所を作ってあげた後は、そっとしておいてあげるようにしましょう。

監修獣医師による補足

猫が隠れられる場所がなかったりとっさにキャリーなどを用意してあげられない場合には、バスタオルなどを猫の顔にかけてあげると良いでしょう。顔が隠れることによって、暗く狭い場所に入ったのと近い感覚が得られ、猫が落ち着くのに役立つと思います。

獣医師:木下明紀子

猫がパニックになる原因

驚いている猫

猫がパニックになる原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。
まず、猫がパニックになってしまうと

  • 過呼吸になる
  • 走り回る
  • 攻撃的になる
  • 興奮状態の後よだれを垂らすなどぐったりする

などといった行動が現れます。
こうした、猫がになって起こす行動が出てしまう原因についてご紹介させていただきます。

大きな音を聞いたとき

威嚇する猫

猫は「大きな音を聞いたとき」もパニックになってしまうということがあります。猫は人間よりも聴力が優れています。
そんなときにテレビの爆音や突然の着信音、外で聞こえる車や工事の音を聞いたときに、猫はパニックになってしまうのです。ですので猫を飼っている場合には、なるべく大きな音は避けてあげたいですね。

また、「他の猫の鳴き声を聞いたとき」にパニックになってしまうことがあります。ふだん自宅で1匹、室内飼いをしていても、外から野良猫の鳴き声が聞こえてくることがありますよね。

そんなときに突然、野良猫の激しい喧嘩や威嚇をする声などを聞いてしまうと、飼い猫はびっくりしてパニックになってしまうことがあります。また臆病で怖がりな猫だと、テレビなどで猫が映り、その鳴き声を聞いたときにもパニックになってしまうこともあるようです。

怖いものを見たとき

ビックリする子猫

猫は「怖いものを見たとき」にパニックになってしまうことがあります。
猫は野生に生息していたときヘビが天敵の一つだったため、現在でも細長いものが苦手とも言われています。リモコンやきゅうりなどの細長い野菜など、細長く苦手な形を見たときにはパニックになってしまうことがあるようです。他にも、今までなかった大きなものが突然部屋に置かれていたり、普段動かないものが動くのを見た時にもパニックになるほどびっくりすることがあるようです。

猫がびっくりしてパニックになってしまいそうなものは、なるべく片付けてあげるようにしてくださいね。

怖いことをされたとき

猫は「怖いことをされたとき」にパニックになってしまうことがあります。
基本的に猫を叩くようなことは絶対にしていないと思いますが、猫を脅かすようなことをしてしまうとパニックに陥ってしまいます。

またそれだけでなく、猫の持病などで、どうしても薬をあげないといけないときに猫が嫌がっているのに無理やり体を押さえつけたりしてしまうと、パニックになってしまうこともあります。

まとめ

威嚇する猫

猫は

  • 大きな音を聞いたとき
  • 怖いものを見たとき
  • 怖いことをされたとき

このようなときに、パニックになってしまうことがあります。
猫はパニックになってしまうとなかなか落ち着かせるのが難しかったり時間がかかったりして、飼い主も抱っこしたりなでたりしようとしてしまうかもしれませんが

  • 暴れて引っかいてくる
  • パニックのまま飼い主の手や腕を噛む

これらのようなことをしてしまう可能性もあるのでなるべく放っておくようにしましょう。

パニックになった猫をなるべく落ち着かせるための対策としては

  • 狭い場所を作る
  • 暗い場所を作る

などをして、大切な猫が早く落ち着くようにしてあげてくださいね。

20代 女性 茶々

愛猫がパニック状態になったら、飼い主さんは慌てず騒がず厚手の長そでを着て、ミトン等の厚手の手袋をして素早くキャリーバッグに入れて、押し入れ等の暗所に置いておくと、そのうちに冷静に戻ります。

こんな時のために、猫飼い人は近くに厚手の長そでと手袋を常備しましょう。
キャリーバッグはハードタイプにして、日ごろは猫ちゃんの遊び場にすることで、いざというときに恐怖心無く身体を休めることが出来る場所にしておきましょう。

20代 女性 茶々

追伸

余裕があれば、キャリーバッグの底面に大きめなタオルを敷いて、小さめのタオルをクシャッとした感じで置いて、猫ちゃんがもぐり込みやすいようにしておきます。

更に余裕があれば、猫ちゃんの身体にピッタリ合うくらいの洗濯ネットに入れてキャリーバッグに入れてげると、早く落ち着いてくれると思います。

タオルは、隠れることができますし、寒気がする場合は暖かいうえに、恐怖を感じて失禁した場合は吸収してくれます。

猫ちゃんは突然パニック状態になることがあります。そんなときに慌てず対応することが出来るように準備をしておくと安心出来るように思います。

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