『賃貸物件』で猫が飼いにくい理由と気をつけること

『賃貸物件』で猫が飼いにくい理由と気をつけること

ペットと暮らしたいのに住む家が見つからないと困りますね。よくあるペット可なのに、猫はダメってどう思いますか?賃貸物件で猫が飼いにくい理由と、借りる側が気をつける事をまとめました。

猫が飼えない賃貸物件が多い理由

ソファーでくつろぐ人と猫

既に猫を飼っている人や、これから猫と住みたいマンションを探すときには、「ペット可」であることが必須ですよね。

しかし、ペット可なのに猫はダメだったり、一匹までしかダメだったりと言う賃貸物件が多いです。

賃貸は、家を借りるので大家さんの許可が必要になります。では、猫の飼育が禁止されるのは、どう言った理由から来るのでしょうか?

1.爪とぎされると壁がボロボロになる

猫が爪とぎをするときに、ふすま、障子、壁紙にするとボロボロになると思う理由で嫌がられます。

2.走り回るなどの騒音で近隣トラブルになる

夜中に、走り回ったり部屋の中で遊んだりと近隣の苦情から、トラブルになることを避けるためにNGなことが多いようです。

3.放し飼い、外に出すと他の猫が寄ってくる

ベランダに出したり、常に放し飼い状態で猫を飼ったりすると他の猫が寄ってくる、またはケンカすると、うるさいなどの理由があるようです。

条件次第で猫も飼えるのでは?

窓辺で外を眺める二匹の猫

大家さんが、猫好きなら「ペット可」でも猫が飼えるかも知れません。

しかし、ペットの飼育を想定した内装や契約内容ではないので、トラブル回避のため、大家さんが猫の飼育禁止とするようです。

今では、犬と同じくらい猫を飼っている人が増えてきています。犬はOK、猫はNGではなく、こう言った方法で飼育可能になるのではないでしょうか?

契約内容、飼育条件

部屋の壁紙や備付けの家具を傷付けると想定して、入居前や退去時の契約すれば良いと思います。敷金を多めにとる、修繕費用の細かい契約内容にするなど、納得した上で借りる側も契約しやすいと思います。

防音対策

猫だけではなく、人間が騒音を出すこともあるのです。夜中に、大きな声や音を出すと迷惑になるので控えますが、少し対策をするだけで音を抑えることはできると思います。走り回って響くのを防ぐ防音タイルやマットを床や壁に敷くと防げます。

完全室内飼い

マンションやアパートの集合住宅では、外に出さずに室内だけで飼うようにすることです。

そうすれば、猫アレルギーの人やマンションに他の猫が寄ってくる心配も減ると思います。マンションは、玄関が同じ形状なので、猫が自分の部屋に戻ってこられずに迷子になるケースもあるので、出すときはリードを付けると安心です。

部屋を借りるときに気を付けること

家の壁紙シート

部屋を借りる側もマナーと配慮は必要です。ペット可だから、「どれだけ鳴いても気にしない」「ボロボロになるのは仕方ない」と思うのではなくできる対策をしていきましょう。

爪とぎしそうな壁に爪とぎ防止シートを貼って対策をとります。シートは透明なので、目立ちにくいのが嬉しいですね。オシャレな壁紙を貼ってもインテリアになりよいと思います。

マンションでは、あまり近所付き合いがなく顔を見ない方が多いと思います。

しかし、入居時に隣や上下の部屋に挨拶をするだけで、今後の付き合い方も変わってくると思います。

まとめ

毛布にくるまり眠るキジトラ

以前に比べると、賃貸物件も猫OKな所が増えてきたと思います。

しかし、まだ大家さんの猫の性質の概念からNGな所もあります。猫が不自由に暮らすことは避けたいものですが、事情があり賃貸物件を探している人もいます。

もし猫の飼育OKのマンションを借りるときは、借りる側としてもマナーを守り、迷惑がかからないようにしていきたいです。

そして、ペットを飼育する上で賃貸でも分譲でも、マナーを守るのは同じだと思います。

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