おとなしい猫種は本来の性質で決まっている
猫は本来、愛玩動物としてではなく、農作物を荒らすヘビやネズミの対策のために飼育されていた動物であり、小動物を捕食して暮らしていました。そのため生まれつきからの狩りの衝動が残っているため、獲物(コウモリ、スズメ)など動くものを見つけると体が反応してしまいます。
また、基本的に猫は単独行動を好み、ひとりで狩りをしていたため、自分で自分の身の安全を守る必要がありました。そのため「安全な場所」を確保しようとする習性があります。いわゆる縄張り意識です。
現在では完全室内飼いが浸透し、ペットとしてとても人気がある猫ですが、猫本来の習性や、野性味、本能はしっかり健在しているのです。ただ、その性格には個体差があり、品種によって大まかに分けることができます。比較的おとなしいとされている品種をご紹介します。
おとなしい猫の種類
ラグドール
青い目でフワフワな毛並みが可愛いラグドール!ラグドール=ぬいぐるみと言う意味でもあるためその名の通りおとなしい性格の子が多いとされています!人懐っこく甘えん坊さんな一面も!
スコティッシュフォールド
オメメがまん丸で垂れ耳が可愛いスコティッシュフォールド!とっても甘えん坊さんで構ってちゃんなため1人にされるのは苦手、、、とても優しくおとなしい性格の種類の猫です。
ブリティッシュショートヘア
アメリカンショートヘアの御先祖とも言われているブリティッシュショートヘア!見た目は凛々しいですが見た目とは真逆でおっとりとしたおとなしい性格で賢いため、しつけのしやすさも魅力です。
エキゾチックショートヘア
目が大きく鼻ペチャなのがなんとも可愛い憎めない猫ちゃん。基本的におとなしい、愛情深い性格です。
ロシアンブルー
色がとても綺麗なロシアンブルー。賢く警戒心が強いためしっかりと考えた上で行動することがある。おとなしい上に賢いのでしつけする必要がないことも!
サイベリアン
サイベリアンは、フワフワとした長毛と大きめの身体で貫禄のある猫ですが、とてもおとなしく利口で、見た目に寄らずとても大人しく安心感や頼もしさが伝わってくるような猫です。
バーマン
毛並みがモフモフで触り心地が気持ちいいバーマン。人にとても忠実で懐きやすくおとなしいため飼育しやすいです。
おとなしい猫の特徴
どちらかというと、短毛種よりも、長毛種の方が比較的おとなしい性格が多いとされています。短毛種は、野生の頃の習性が強く残っており、活発でやんちゃな子が多いようですね。
また、大型の猫種はおとなしい性格の子が多いようです。人気の三大大型猫といえば、メインクーン、ラグドール、サイベリアンですね。共通して、鳴き声が小さい、あまり鳴かない、温厚などの特徴があげられます。そしてまた、この大型猫にも長毛種が多いこともあり、やはり長毛種は比較的おとなしい性格の猫を探すための判断材料のひとつだと認識しても良さそうですね。
他には、オスはわんぱく、メスはおとなしいといわれることがありますが、これもまた個体差が大きいですね。ただ、比較的メスのほうが自立心が強いため、手が掛からないとされています。
おとなしい猫を飼いたい時のポイントは、
- おとなしいといわれる品種を選ぶ
- 短毛種より長毛種
- 大型猫を選ぶ
- オスよりメスを選ぶ
といったところでしょうか。ただし、おとなしいといわれている品種の猫であっても、やはり子猫時代にはじゃれたり、悪戯したりと活発に行動することが多く見られます。特に大型猫は、成長期が長く、緩やかに成長することから、好奇心旺盛な子猫時代が長いと考えてもいいでしょう。
ただ、どんなにわんぱくで手が掛かったとしても、家族に迎えればそれもまた愛嬌。大切な愛猫のチャームポイントだと思うことができますよ!
まとめ
やはり、種類によって性格の特徴や性質が変わってきたりします。猫と一緒になって遊びたい方、一緒にまったーりゆっくりしたい方、色々だと思います。猫ちゃんをお迎えすることを考えている方は猫の性質によって種類を選ぶと良いかもしれませんね。
30代 女性 ひぃーちゃん
マーブルは、5ヶ月の時に、我が家に来ましたが、その時から、滅多に鳴く事は無く、今もなお、鳴く事は有りません。
ただ、ご飯の時間を把握してるのか、その時にだけ鳴きます。後は、誤って、他の部屋に閉じ込めてしまった時にも、鳴いて知らせてくれたりします。性格は、穏やかな性格で、大人しく、滅多に怒りません。
ミルは、3ヶ月の時に、捨てられていたのを保護しましたが、不安からなのか、常にニャーニャー鳴きっぱなしでした。
日に日に大きくなるにつれて、余り鳴かなくなり、甘えて来る時だけ、鳴いて傍に寄って来ます。性格は、マーブルと正反対で、活発で、人見知りな所ですが、ミルも、滅多に怒る事は無く、優しいです。
洋猫と日本猫では、性格や、行動パターンが、若干違うんだなと思いました。
女性 にゃコロ
私は日中家を空けていても、のんびり待っていてくれる猫が理想です。おてんばさんや、やんちゃっ子も好きですが、比較的大人しめな子が気まぐれに寄って来て、ごろごろ喉をならしてくれる瞬間は、本当にギャップ萌えします。
大人しめな猫として、ラグドールや、スコティッシュ、ブリティッシュにエキゾチックと、猫種がたくさん上がりますが、性格によってプラスアルファの特徴が付くことは間違いないと思います。
・自営業だから看板猫として、大人しめが良い
・集合住宅だからあまり鳴かない子が良い
迎える条件はあくまでも条件です。
大人しいけど興奮すると猛ダッシュがクセだったり、大人しいけど機敏など、育つ環境できっと変化があると思うので、全てを鵜呑みにせず、あくまでも参考に迎える基準を押さえておくのが良いと思います。
30代 女性 ミサ
スコティッシュフォールドのニャンコを飼っている知り合いのお宅にお邪魔した時に、その猫ちゃんとは初対面だった私に対しても物怖じせず、「にゃーん」と鳴きながら足元にすり寄ってきてくれて感動した経験があります。とっても人懐こくてカワイイ猫ちゃんでした♪
その子の飼い主さんも社交的で優しいかただったので、やっぱり飼い主さんとニャンコの性格ってシンクロするのかしら?などと思ったものです。
確かに、短毛種は活発で元気、長毛種はおっとりとしているような見た目からのイメージはありますし、実際にそうした性格傾向があるともよく耳にします。
しかし、個人的な経験から言うと、どちらかと言えば短毛種よりも長毛種の猫ちゃんのほうが激しい性格の子が多いような気がします。
我が家にいた猫たちを思い返す限りでは、長毛種の猫は強気で女王様気質、短毛種の猫は人懐こくて(猫だけど)協調性のある子が多かったです。もちろんニャンコにも個性があるので個体差と言ってしまえばそれまでなのですが、周りの猫好きさんに話しても、結構共感してくれる人が多いです。
でもどんな性格でも猫ちゃんがカワイイことには変わりありませんし、いろいろな性格のニャンコを多頭飼いされている人などは毎日楽しいだろうなと思います♪
みんな同じように育てても、その子それぞれの性格に育っていくのがちょっぴり不思議でもあり、おもしろいところでもありますよね。
女性 ケロキ
どうしてもおとなしい猫がいいという場合、成猫を迎え入れるという方法もあります。子猫は目が離せないですが、成猫になると飼い主の気持ちを理解しているような行動をしてくれます。
我が家の猫は鳴くことはありますが、走りまわったり、おもちゃで興奮して遊ぶということをあまりしません。来客があれば隠れてじっとしています。子猫の頃は興味津々に家の中を探検したり、おもちゃを食べてしまったりしていて、結局2歳頃まで目が離せませんでした。大人しいとされる品種でも子猫から2歳くらいまでは落ち着きがないこともあるかもしれません。
30代 女性 イサ
ペットショップやブリーダー先の見学の際に、おとなしい性格か見分ける方法として「遊んでいる姿を見る」というのがあげられます。豪快な性格な子は豪快に遊んでいるし、大人しい性格の子はやはり大人しく遊んでいます。でも猫って「寝子」という言葉が語源になるくらい、よく眠る動物ですから起きている時に見学するのは意外に難しいかもしれませんね。そんなときは率直に店員さんやブリーダーさんに大人しい子はどの子か教えてもらいましょう。後は猫ちゃんとのインスピレーション次第です。
ちなみに一人遊びが上手にできる猫は頭のいい子と言われています。一人でゆったりマイペースに遊んでいる子はもしかしたら天才かも?笑
20代 女性 ゆず
また、私の友人にスコティッシュを求めてペットショップに行ったはずなのに、当時売れ残ってしまっていたベンガル(野生的で活発な種類)と目が合ってしまい連れて帰ったという人がいます。このことから分かるように、目が合ってこの子だ!と感じてしまったら性格とか種類はもはや二の次です。運命の出会いからは逃れられないのです。
ですから、どんな性格の子に出逢えるかは飼う時になってみないと分かりません。しかし、どんな子であっても可愛いことには変わりはありませんから、その時の出逢いを大切にしてほしいと私は思います。
50代以上 男性 ブラックスモークペルシャ
40代 女性 さおり
喧嘩も滅多にしませんし、他の猫ちゃんとも仲が良かったです。
争い事が嫌いでしたので、喧嘩を売られても無視をして静かに暮らしていました。
性格もありますが、生まれついてのものなのでしょうね。
とても、飼いやすかったです。
40代 女性 かずみ
とても育てやすくて、静かな猫ちゃんでした!
食べ物にも、好き嫌いもなく、先住猫とも仲良くしてくれました。とても、性格がよく飼いやすかったです。しかしその反面、性格が引っ込み思案なところがあり、来客があると必ず押し入れに隠れて夕方まで出てきませんでした。
来客のストレスではげたこともあるので、お客さんが来る回数を少なくしました。すると、しっかりと毛が生えてきて、来客があっても、はげなくなりました。
とても、安心したのを覚えています。とても穏やかな猫ちゃんでした。
女性 匿名