猫が飼い主の足にしがみつくのはなぜ?
猫が飼い主さんの足にしがみつくのは、どう言う気持ちからなのでしょうか?対処法と合わせて、お伝えしていきます。
- 獲物に見えている
- 甘えている
- 何かの要求
- 興奮中
- 良く分からない
- 八つ当たり
1.猫には獲物に見えている
「美味しそうな獲物にゃ!」と飼い主さんの足が、猫には獲物に見えることがあります。生足だと恐らく猫は襲ってこないことの方が多いですが、靴下やスカート、パンツを履いていると、獲物に見えてしまうことがあるようです。
靴下を履いた足がピコピコ動いていると、それだけで猫の興味を惹くことがありますし、スカートやパンツの裾がヒラヒラして、獲物やおもちゃに見えることも。猫が本気でしがみつくと爪が出るので、しっかりカットしていないと刺さって、飼い主さんが非常に痛い思いをします。ケガをしてしまう場合も。
対処法
獲物に見えるような動きを、極力見せないことが大切です。また、他の猫の興味を惹くようなおもちゃを導入し、そちらへ意識を持って行かせましょう。飼い主さんの足を襲ってきたら、「コラ!」「ダメ!」など、大きめの声で叱ってしつけをするようにしてください。根気良く続ければ、猫はきっと覚えてくれますし、大切な飼い主さんが痛い思いをした時の様子を見て、控えてくれるかもしれません。あとは愛猫の爪切りを、マメに行っておくと、しがみつかれても痛い思いをしなくて済みます。
2.猫が甘えている
「大好きだにゃ〜」と、飼い主さんが帰宅した、構って欲しいなど、甘え気分の時も、足にしがみつくことがあります。
対処法
甘えてしがみついてくる時は、思いっきりスキンシップを図って、可愛がってあげてください。猫の気が済めば、スッと離れてどこかへ消えて行くでしょう。飼い主さんがもっとナデナデしたい気分の時はちょっとつれなく感じてしまいますが、それが猫と言う生き物なので、許してあげましょう。
3.猫が何かの要求をしている
「コレしてにゃ!」とご飯が食べたい、遊びたい。何かの要求があって、飼い主さんの足にしがみつくことも。
対処法
猫が何を要求しているのか、もちろん言葉では言いませんから、察してあげなければいけません。猫と暮らしていると、だんだんと何を要求しているのか、分かってきます。愛猫の様子から、何をして欲しいのか、察して対応してあげてください。
4.猫が興奮している
遊んだりマタタビを嗅いだりして興奮している時、その感情の高まりから思わず、飼い主さんの足にしがみつくことがあるようです。猫も自分がコントロールできず、噛んだり爪を立てたりすることがあるかもしれませんので、怪我には十分注意してください。
対処法
飼い主さんが怪我をしないよう、なるべく離れて、猫が落ち着くのを待ちましょう。
5.猫も良く分からない
「なんでこんなことしちゃうのか、分からにゃいんだけど...」と猫が過度のストレスや不安を感じて精神的に不安定になり、猫自身も良く分からないけど、なぜか飼い主さんの足にしがみついてしまう、と言うことが。
対処法
早急に猫が不安定になっている原因を突き止めて、それを取り除くように対処してあげてください。場合によっては、かかりつけの獣医師に、相談した方が良いかもしれません。猫のストレスを放っておくと、体に様々な症状が現れる場合も。愛猫の健康を守るため、おかしいと感じたらすぐに、対処してあげましょう。
6.猫がごまかしている
「今のは何でもないにゃ!」とおもちゃがうまく取れなかった、ジャンプに失敗したなど、恥ずかしい思いをした時に、その失敗をごまかす為にすることもあるのだとか。
対処法
温かい目で、見守ってあげましょう。
7.八つ当たり
イラっとした事があった時に、八つ当たりで行うことも。これは「転嫁行動」と言う猫が感じたストレスを、他にぶつけることで解消する行為です。正に、八つ当たりそのものです。
対処法
なるべく猫がイライラを感じないよう、注意してあげましょう。歯磨きや爪切りなど、仕方のない時も、ありますけどね。
まとめ
猫が飼い主さんの足にしがみつく時の気持ちは、色々なものがありました。どの理由に該当するのか見分けるのは、少し難しいですが、しがみつく前後の様子や出来事などを見て、推測してみるしかありません。しがみつかれた時に飼い主さんが怪我をしないよう、爪切り対策はしっかりと。肌を露出する服装も控えると、より安全です。愛猫の気持ちを察してあげる事で絆が深まりますから、ぜひ面倒がらずにどうしてしがみついてくるのか、考えてあげてくださいね!
30代 女性 匿名
万が一、家出猫になった場合に、どうしても大きめの声で名前などを呼んでしまうため、猫が叱られると思って逃げてしまいます。
40代 男性 匿名
一度間違えて外に出てしまったのですが、名前読んだらすっ飛んで戻ってきました。