猫の頭蓋骨の構造とその特徴とは

猫の頭蓋骨の構造とその特徴とは

猫の頭は小さいですが、頭蓋骨(とうがいこつ)は意外と複雑な構成です。また、猫の頭には謎の突起状の部分があります。今回はそんな猫の頭蓋骨の構造、特徴、猫の骨に関する豆知識等についてもまとめました。

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猫の頭蓋骨(とうがいこつ)の構造

骸骨と猫

猫の頭蓋骨(とうがいこつ)は一つではなくいろいろな骨が組み合わさった構造をしています。

まず猫の頭の骨は大きな分類であれば頭蓋骨と顔、つまり顔面の骨となります。
頭蓋部は脳を保護するため、顔面の骨は目、鼻などの感覚器を支えるために必要なものです。
細かい分類だと頭蓋部は

  • 後頭骨
  • 頭頂骨
  • 蝶形骨
  • 側頭骨

など11の骨から構成されていて、顔面部は

  • 下顎骨
  • 上顎骨

などで構成されています。

ちなみに多くの飼い主さんが不思議に思ったり心配する、猫の頭を触ると分かる突起のような部分については、骨の隆起でありこれは左右の頭頂骨の結合部などに見られる出っ張りのことなので、通常は心配する必要はありません(ただそれ以外にも腫瘍など病気の可能性もなきにしもあらずなので、頭の出っ張りが全て骨の隆起と考えるのは危険です)

猫の頭蓋骨の特徴

こちらをみている猫

猫の頭の骨は「短頭型」と呼ばれています。
例えばシェパードのような犬を見ると面長な印象を持つこともあるのではないでしょうか。
そのような面長な生き物に比べて、猫の頭蓋骨は長くないのです。

これは私達が猫を可愛いと思う理由のようで、赤ちゃんなども顔が面長ではなく丸い形をしていることで周囲に可愛らしさを与えています。
そんな猫の頭蓋部は容量もそれほど入る大きさではありませんが、嗅覚に関連する部分が犬より小さくなっていたり、歯の数が犬よりも少ないなどしていて、きちんと脳が上手く収まっているのです。

そんな猫の頭蓋部はコンパクトにまとまっているので、あまり脳の構造も複雑でなく、知能も高くないのではと考えられるかもしれませんが、そんなことはないようです。

猫の脳の容量は27~32gで体重に対する割合は1%となります。動物の知能を考える時は、脳の重さを体重の3分の2で割り、係数をかけて出すという方法を取ります。

これは脳化指数と言いますが、このことから算出した猫の知能は1位人間、2位イルカ、3位チンパンジー、4位カラス、5位犬、6位は猫という風になり、かなり知能の高い動物に分類されます(この順位はおおよそで場合によって異なることもあります)

脳の入る部分が小さくても猫は賢い動物に入るわけなのですね。

猫は脳の短期記憶がすごい?

見上げている猫

猫の記憶力に関しては、短期記憶の部分に関しては人間より高い能力があるともされています。

短期記憶とは瞬間的に物事を記憶する能力のことで、短い間だけ保持しておける記憶のことです。人間の場合は30秒ぐらいであるとされますが、猫は時として10分以上も記憶を保持できることもあるのだとか。
ただしこれはムラがあり、時には10秒に満たないこともあるそうです。

この結果の差は猫が非常に飽きっぽい性格をしておりいつもそんな風に集中していないということが関係しているようです。
餌や興味のあるおもちゃはすぐ覚えますが、あまり関心のないことはすぐ忘れるというのが猫の記憶の特徴のようです。

猫の頭蓋骨の数え方

体をくねらせている猫

突然ですが、猫の頭蓋骨の数え方について知っていますか?頭蓋骨というものは通常、骨全体の構成なら「個」で数えるのですが、一つ一つの構成要素である部分になってくると「片」と数えます。つまり頭蓋骨としてきちんと形成されていれば個ですが、バラバラの骨一個ずつになると片になるというわけです。
ちょっと知っておくとためになりそうな豆知識ですよね。

まとめ

子猫の顔

いかがでしたか?猫の頭蓋骨や構造にはいろいろな秘密が隠されていましたね。
実は短期記憶が良いというのも意外な事実でしたね。
これからも研究が進むにつれ、新たな猫の頭や脳に関する発見があるかもしれませんね。

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