猫が玉ねぎを食べてしまった時の症状、対処法

猫が玉ねぎを食べてしまった時の症状、対処法

血液サラサラ!精力回復!人間にはとってもいいことのある玉ねぎが実は猫ちゃんにはとんでもない毒だった事知っていますか?なぜ、猫が玉ねぎを食べては行けないのかをしっかりと理解し、万が一の時に備えて、猫が玉ねぎを食べてしまった場合の症状や応急処置を知っておきましょう!

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫の玉ねぎ中毒の症状

横になる猫

猫の玉ねぎ中毒によって起こされる症状は以下の通りです。

  • 胃腸障害
  • 血尿
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 黄疸(おうだん)
  • ふらつき
  • 貧血
  • 呼吸困難
  • 目の結膜が白くなる
  • 最悪の場合死

猫が玉ねぎを食べると、これだけたくさんの症状が、赤血球中のヘモグロビンが破壊される事によって引き起こされます。

猫が玉ねぎを食べてしまった場合の応急処置

猫が玉ねぎを食べてしまったら病院へ

猫が玉ねぎを食べてしまった場合、とにかくすぐに動物病院を受診して下さい。 ごく薄く薄めたオキシドールを水と一緒に飲ませる、という処置もあるにはありますが、これは素人が行うには危険があり、症状を悪化させる原因にもなります。

病院を受診する際には、なるべく冷静になって

  • どのくらいの量を食べたのか
  • それは何分くらい前の話なのか
  • それから異常があったか

最低でもこの3つをきちんと獣医さんに伝えられると処置もスムーズです。

動物病院での主な処置として、玉ねぎを食べてしまってからすぐに病院に駆け込んだ場合であれば、催吐処置で取り除きます。また、時間が経って症状が出てしまった場合は、抗酸化剤やステロイドなどを処方します。さらに重い症状を引き起こしている場合には輸血が必要になってしまう事もあります。

そのため「いつ食べたのか」という事は極めて重要になってくるのです。

猫に玉ねぎを与えてはいけない理由

血液

猫に玉ねぎを与えてはいけない理由、それは猫にとって玉ねぎが、絶対に食べさせてはいけない毒だからです。

玉ねぎに含まれる物質、「アリルプロピルジスファイド」や、ネギ独特の辛味成分の「ビタミンB1」が、赤血球のヘモグロビンを破壊しています。それによって猫は玉ねぎ中毒を起こしてしまうのです。

玉ねぎの成分に原因があるため、加熱だろうと非加熱だろとNG!そのものが入っていない玉ねぎ成分入のスープなどももちろんダメです。

怖いのは体重1kgあたりの猫ちゃんが5gの玉ねぎを摂取しただけでも症状が出るため、少しの量でも気が抜けません。

猫が玉ねぎの他に食べていけないもの

食材

わんちゃんの手作りご飯に続いて、猫ちゃんの手作りご飯にも最近注目が集まってきています。愛情たっぷりのご飯は可愛くてたまらないあの子に…でも、そのご飯に使った材料は、安全なものですか?玉ねぎ以外にも、猫にとって危険な食材を挙げてみました。

猫ちゃんにあげてはいけないもの

  • チョコ、ココアなどのカカオ製品
  • アボカド
  • スルメ
  • アルコール
  • 玉ねぎやネギなどのユリ根科ネギ類

猫ちゃんにあげると良いもの

  • 火を通した肉、魚、卵などのタンパク質を含むもの
  • チーズ(塩分は×猫ちゃんは腎臓の病気にかかりやすいから注意!)
  • イモ類や豆類
  • 海苔

意外と人間からすると好んで摂るような野菜がランクインしているのに驚く方も多いと思います。

まとめ

子猫

猫にとって玉ねぎがいかに危険か、理解していただけましたか?愛しているからこそ健康には気を使ってあげたいし、口に入る物はきちんと自分の目で確かめて与えたい、とはペットと暮らす飼い主さん皆が思う事です。しかし、その愛情のために玉ねぎなどによる中毒症状のような事態になったらとっても悲しいですよね。ですから、飼い主さんにはきちんと学ぶ義務があります。

そして、今回はご飯への混入としてお話しましたが、キッチンに置いてある玉ねぎを何かの拍子にイタズラをして口に含んでしまう事も充分に有り得ます。動物にとって害悪となる食材は手の届かない場所に保管しなくてなりません。

最後にこの「玉ねぎ中毒」は猫ちゃんだけのものではありません。猫ちゃんと一緒にわんちゃんやうさぎさんなどの小動物など、たくさんの動物達と暮らしているご家庭もあるでしょう。玉ねぎで健康被害を受けるのはその動物達ほとんどです。ですので、お家全体できちんと危ない食材は管理をして、愛する動物達の命を守る必要があります。

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

20代 女性 サン

猫も玉ねぎがダメなのは初めて知りました。
玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスファイドという物質やネギ独特の辛み成分に含まれているビタミンB1が破壊して猫は玉ねぎ中毒を起こしてしまうのは驚きました。
加熱してもしなくても玉ねぎの成分に問題があるためもちろん玉ねぎ成分入りもダメというほど玉ねぎは危険です。

少しの量でも中毒を起こしてしまいますので間違って食べてしまわないよにしたいと思います。食べてしまったときは動物病院に行ったほうがいいです。受診するときにはどのくらいの量を食べたのかといつの話なのか、それから異常があったかなどを冷静になって答えたほうがいいですね。
特にいつ食べたのかはとても重要です。時間によって処置が変わってくるからです。
すぐの場合は吐かせることで取り除きます。少し時間がたってしまったときは、抗酸化剤やステロイドなどを処方してさらに重い症状だったら輸血が必要になってきます。
早めに動物病院に行ったほうがいいです。

30代 女性 そらりん

玉ねぎに含まれる「アリルプロピルジスルファイド」という辛味になる成分は、赤血球に含まれるヘモグロビンを酸化させてしまうため、猫にとって毒になります。
いわゆる“玉ねぎ中毒”です。
赤血球が壊れて、酸素が体の中に行き渡らなくなるのです。
玉ねぎ中毒はすぐに出てきません。大体1~3日経って症状が出てきたりします。

このアリルプロピルジスルファイドという成分は熱を通しても無くなるわけではなく、スープになっても炒めても残ってしまうため、与えないように注意しなければなりません。
しかし猫はテーブルに簡単に乗ることが出来るため、食べてしまう危険性があります。
なので猫が食べられないように冷蔵庫にしまったり、簡単に開くことが出来ない扉の棚などにしまうなどして気をつけるようにしましょう。

致死量は体重5kgに対し、玉ねぎ1個程度ですが、ちょっとしか食べてないからと言って安心は禁物です。個体差があるので、そのちょっとが重篤化することがあります。

口に入れたのを見つけたら、すぐに吐き出させましょう。
しかし吐くことなく飲み込んでしまった場合は、水を多く取ることで内容物の濃度を薄めることができます。
それでも様子がおかしければすぐに動物病院へ行き、獣医さんに食べた量と様子を細かく説明しましょう。

猫にとって毒になるものを食べてしまうと、命に関わります。
飼い主がどの食べ物が危険かしっかり調べ、危険なものは猫の手が届くような場所には置かないように気をつけなければなりません。
大事な家族です。小さな命を守るために飼い主は正しい知識を知り、守ってあげなければならないですね。

女性 百日紅

犬を飼育していたことがあり、「犬に玉ねぎは与えてはいけない」と学びました。なので、猫にも玉ねぎは与えてはいけないものという認識でした。犬は室外で飼育していたので人間が与えない限り玉ねぎを食べる心配はありませんでしたが、猫は室内で飼育しているので食べてしまう可能性があると注意していました。ですが、別の治療で病院に行ったところ、お腹から少量の玉ねぎが出てきたと聞かされ驚きました。キッチンの生ごみにあったものを食べたとみられます。幸い、体に影響が出るほどの量ではありませんでしたが、それからは食べ物がある部屋には絶対に猫だけにしないようにしています。また、床のほこりなどもペロッと口にしてしまうことが多いので、食べ物が落ちていないかチェックをするようになりました。猫の性格にもよりますが、飼い主が見ていない間にどんな行動をするのか分からないので、猫にとって危険なものは触れられないようにするのがベストですね。

30代 女性 nanairo

私は玉ねぎ、ネギが大好きで、色んなものに使っています。
猫を飼う時に、猫に玉ねぎネギを食べさせたら死ぬよと知人に教わりしばらく家で玉ねぎを保管・調理する事を躊躇していました。
詳しい内容を知らなかったので、今回知れて良かったです。
しかし、人間にとってはいいものが猫にとっては致命傷になるんですね…。赤血球を破壊するなんて、猫にしたら毒以外なんでもないのですね。

わが家の猫は、あまり人間の食べ物に興味がない様子ですが、今でも玉ねぎの保管や調理には気をつけています。
何をきっかけに興味を持つか分からないですもんね。
玉ねぎは蓋つきのストッカーの中、ねぎは買ってきたらすぐに冷蔵庫へ入れます。
捨てる部分も三角コーナーではなく、蓋つきのゴミ箱へ入れます。

余談ですが、ゴキブリは玉ねぎが大好きだそうなので、そちらの対策にもなっています。

この記事を読んで、これからも気をつけようと思いました。
気づかない内に床へ落としてしまったものなどにも注意を払わないとですね!

猫に豆やお芋を与えてもいいのですね!
偏食が激しい猫なので、与える事はないかもしれませんが、勉強になりました!

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