猫の薬はエサに混ぜても大丈夫?与え方や対処法

猫の薬はエサに混ぜても大丈夫?与え方や対処法

猫の薬は、普段のフードに混ぜても大丈夫?愛猫の体調不良はもちろん、不妊手術後等にも服薬が必要になる為、薬の飲ませ方に悩んだ事がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。そんな時、フードに混ぜて食べてくれたら楽ですよね。猫の薬はエサに混ぜてもいいのか、与え方や対処法についてまとめました。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫の薬をエサに混ぜてもいいのか

フードを食べる猫の写真

猫の薬をエサに混ぜてもいいのかについてですが、答えは「愛猫が、混ぜたフードを食べ切るのならばOK」です。いつものフードに薬を混ぜても、普段通り食べ切ってくれるのであればこれ程楽な事はありませんよね。

猫の薬をエサに混ぜる際の注意

ただ、薬をフードに混ぜると薬だけを避けて食べたり、フードを残してしまったりときちんと全量を飲みきれない可能性もあります。

また、長期的に服薬させる場合だと「このフードは変な味がする」と認識してしまい、フードを食べなくなってしまう事も。

このような事から、薬をエサに混ぜてはいけないと言われる事もありますが、これは飲みきれない事への懸念であって、よほど特殊な薬でない限り、薬自体に支障をきたすような事は殆どないと考えても問題ありません。

愛猫があまり神経質ではなく、薬を混ぜたフードでも確実に全量食べ切ってくれるのであれば、薬をエサに混ぜて与えてもいいでしょう。

猫の薬をエサに混ぜる時の方法

ペットフードの写真

上記で、基本的には「猫の薬をエサに混ぜても問題ない」とお話しましたが、正直なところ、いつものドライフードに薬を混ぜて食べ切ってくれる猫ちゃんは少ないかもしれません。また、薬の形状によっても多少方法が異なります。

猫の粉薬をフードに混ぜる時の方法

初めて与える粉薬の場合、まずは少量ずつドライフードに混ぜましょう。例えば、10粒程のフードに薬を少量混ぜて愛猫に与えてみて、問題なく食べそうであれば薬を全量入れて与えます。

この時点で食べない場合は、ウェットフードやスープ状のおやつを取り入れるのも一つです。最初に混ぜてしまったドライフードも一緒に混ぜてしまってもいいかもしれませんね。

この時も、愛猫が食べ切れる、おかわりを欲しがる程度の量に混ぜるようにしましょう。

猫に錠剤の薬をフードに混ぜる時の方法

錠剤やカプセルのお薬は、猫のドライフードに混ぜても避けてしまう可能性が高いので、獣医さんに確認してから砕く、中身を出す等して粉薬と同様に扱うのが無難ですね。

小さい錠剤のお薬であれば、ウェットフードや、スープ状のおやつに混ぜれば食べてくれるかもしれません。

ペースト状のウェットフードで、錠剤の薬を包み込んで食べさせるのも一つですね。この時も、まずは少量のフードに混ぜるように心がけましょう。

薬のシロップを猫のフードに混ぜる時の方法

液薬、つまりシロップ等の飲み薬が処方された場合は、始めからウェットフードや嗜好性の高いおやつ等に混ぜて与えるのがいいかもしれません。

シロップ状の薬はどうしても量が多くなる事や、味やニオイが強い場合があるのでウェットフードと混ぜると、味が変わりすぎてしまい、嫌がって食べない可能性も。

そんな時は、全国の愛猫ちゃん達が愛してやまない「ちゅ~る」に混ぜて与えるのも一つの手です。

猫の投薬の見方!いなば CIAO(チャオ)ちゅ~る

やはり実際に多くの飼い主さんが取り入れている方法は「猫の薬をウェットフード、ちゅ~る等に混ぜる」という方法のようです。

嗜好性の高いウェットフードやおやつは与えたくないという飼い主さんも居ますが、愛猫を無理矢理押さえなくても猫に薬を飲ませる事ができるこの方法は、愛猫にとっても飼い主さんにとってストレスフリーな良い方法とも言えるのではないでしょうか。

また、猫の薬によってニオイや味が少ない物、強い物がありますので、獣医師に確認するといいですね。

猫が薬だけ吐き出してしまう時の対処法

スプーンでフードを食べる猫の写真

猫がどうしても薬を吐き出してしまう、避けてしまう場合の対処法についてご紹介します。

上記のように猫の薬をフードを混ぜるという方法以外に、猫を押さえて口を開け薬を喉の奥に薬を入れて飲み込ませるという方法もあります。

動物病院で薬を処方された時に、獣医師から説明を受けた事がある飼い主さんも多いかもしれませんね。フードに混ぜても上手く薬を飲んでくれない場合は、この方法を試すのもいいかもしれません。

猫に薬を飲ませる方法(獣医さん)

猫に薬を飲ませる方法について紹介している動画があったので、参考にして下さい。

猫の薬にその他使える物

  • バター
  • マヨネーズ
  • ヨーグルトなどに猫の薬を混ぜる
  • タブポケット
  • オブラートを使って猫に薬を飲ませる

猫の薬をフードに混ぜたり、直接猫の口の中へ薬を入れたりしても、どうしても吐き出してしまう。上手く飲ませられないという場合は、少量のバターやマヨネーズ、ヨーグルト等に混ぜて与えるという方法もあります。

しかし、長期的な服用が必要な場合や、カロリーが高く、癖になってしまうのではないのかと心配な方は、猫用のタブポケットや、オブラートを利用するのもいいかもしれません。

猫が薬を飲みやすいアイテム『サイペット フレーバードゥ』

こちらのフレーバードゥは、手で捏ねる事によって粘土状になるのでどんなサイズの薬も簡単に包み込む事ができます。

嗜好性も高く、おやつ感覚で猫が服薬する事ができますし、長期的な服薬が必要な猫の場合も、大きさが決まっているタブポケットよりも利用しやすいですね。

猫の薬をエサに混ぜてもいいのかまとめ

手皿でフードを与える女性と猫
  • 猫の薬をエサに混ぜてもOK
  • 猫の薬をエサに混ぜる時は完食させること
  • 猫に薬を飲ませる時はおやつ(ちゅ~るなど)を使うと良い
  • 液体の薬を猫に与える時は最初からスープなどに入れるといい
  • その他猫が薬を飲みやすいアイテムを活用する

猫の薬をエサに混ぜてもいいのか、についてご紹介しました。我が家の場合は、薬をペースト状のウェットフードに混ぜて与えていました。

長期的な服薬ではなかったので、ウェットフードの中でも、特に愛猫がお気に入りの物をスプーンに1杯程入れて薬を混ぜて与えていました。

ほんの少量なので「あれ?味が違う?」と思っていたとしても、一瞬で食べ切ってしまうので、すぐに何も入っていないウェットフードをつぎ足せば完了です(笑)特に食い意地が張っていない猫ちゃんだと、薬を飲ませるのは大変かと思います。

ウェットフードやおやつ等の、愛猫の好物を上手く利用して薬を飲ませてあげられるのが理想的ですね。

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