みんなの保護猫物語〜つゆちゃんとの出会い〜

みんなの保護猫物語〜つゆちゃんとの出会い〜

最近では、外で暮らしていた猫ちゃんを保護し、家族に迎える人も増えてきました。飼い主さんと保護猫ちゃん、どのように出会って、どんなふうに共同生活を築き上げているのでしょうか?飼い主さんのリアルな声をお届けします!

冬の山道で出会ったラグドール!!

今回の主役は、ラグドール系ミックス猫のつゆちゃん。現在、推定1歳の女の子です。

可愛らしいお名前は、飼い主さんが好きなゲーム「ファイナルファンタジー14」のキャラクター“ヨツユ”が由来になっているそうですよ。

つゆちゃんと飼い主さんが出会ったのは、冬の山道だったそう。外回りのお仕事のために車を走らせていたところ、道端の真ん中で動けなくなっている2匹の猫を発見したそうです。

「仕事中だったため、いったんは安全な道に移動させてあげたのですが、一日中『あの猫は大丈夫なんだろうか?』と気にしてました」と振り返る飼い主さん。

翌日には雨が降り、気温がだいぶ下がっていたそうです。様子が気になって見に行くと……?

「また道の真ん中で動けなくなっていたため、4時間悩んだ末に保護しました」

残念ながら1匹は病院で亡くなってしまったのだそう。「つゆちゃんには亡くなった子の分もたくさん長生きしてほしいなと思っています」と語ってくれました。

優しい飼い主さんに発見され、家猫になることができたつゆちゃん。お家に来た当初は"ぽかん"とした表情を浮かべていたのだとか。

「少し不安そうにしていたと思います」と振り返る飼い主さん。実は少々、心配になる出来事があったそうで……?

「お家に来て数日後、呼吸してはいるけど、頭が"びくびく"っとなっていたのですぐに病院に連れて行くと、即入院になったことがあります」

その後、つゆちゃんは無事に退院することができましたが、飼い主さんには気がかりなことがあったのだそう。

「仕事柄帰りが遅かったので、毎日早く帰宅して無事を確認することができなかったことです」と語ってくれました。

そんな心配を他所に成長するつゆちゃんには、ある大きな変化があったといいます。その出来事は、飼い主さんにとって思い出深いものになったそうですよ。

「保護した当初は声が出なかったんですが、2〜3ヶ月したときに初めて鳴きながら『ご飯ちょうだい』と寄ってきたのです。そのときの顔が忘れられません」

山道で運命の出会いを果たした飼い主さん。恐らくそれは、つゆちゃんも同じ気持ちでしょう。

保護当初はシャム猫だと思っていたそうですが、いつの間にやらモフモフのラグドールに大変身!
食べることが大好きな美猫さんへと成長したのでした。

食いしん坊な美猫さんに家族が増えた!!

ブルーの瞳が美しく、可愛らしい猫さんへ成長を遂げたつゆちゃん。

飼い主さんいわく"やんちゃだけれど小心者"な性格なのだそう。また、食いしん坊さんだそうで.....?

「おやつを保管してる冷蔵庫を開けると走って寄ってきます。おそらく冷蔵庫の中身は、全部自分の物だと思ってるようです」

実は、つゆちゃんと暮らし始めた後にご結婚された飼い主さん。つゆちゃんには、飼い主さんの配偶者さんという家族が増えたのでした。

ある日突然、猫を保護するという経験をした飼い主さん。ご自身の体験から、保護猫ちゃんとの暮らしについて思うことがあるのだそう。

「表面的な正義感だけではやっていけない部分がたくさん出てきます。正直、私自身も考えが浅く、つゆさんと奥さんに迷惑をかけた部分が多々ありました」

一方で、「保護猫ちゃんをお迎えすることを迷わない良い世の中になってほしい野良猫ちゃんを含む保護猫ちゃんたちが、守られる世の中になってほしいです」と心から願っているそうでdす。

これからも飼い主さんとつゆちゃんは、配偶者さんと共に幸せな家庭を築いていくことでしょう。

つゆちゃん、飼い主さん、素敵なエピソードをシェアしてくださり、本当にありがとうございました!

※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています

取材/ねこちゃんホンポ編集部
文/めろんぱん

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