猫が捻挫をしている時にみせる症状や治療の期間と料金

猫が捻挫をしている時にみせる症状や治療の期間と料金

ふと気が付くと、愛猫がなんだか足を引きずって歩いている。そんな時疑われる症状は捻挫です。普段は大丈夫でも、何らかの拍子に足を捻挫してしまうことも少なくはありません。今回は猫の捻挫について、気になるあれこれをまとめてみました。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫が捻挫した時の症状や原因

足場の悪い所を歩く猫

愛猫がいつもと違い何だか歩きにくそうにしている、足を引きずっている等の場合、捻挫している可能性があります。

猫が捻挫した時の症状

猫が捻挫をしたときの症状には以下のようなものがあります。

  • 患部が腫れて熱がある
  • 痛みを感じる
  • 不自然な歩き方をする
  • 足を引きずる

患部が腫れて熱を持つ、痛みを感じる、不自然な歩き方をする、足を引きずる、この4つです。また、患部は赤くなることも多いので、猫の被毛を掻き分け、赤くなっていないかを確認してみましょう。

猫が捻挫してしまう原因

猫が捻挫する原因には以下のようなことが考えられます。

  • 足場の悪い所での歩行
  • ジャンプの時着地に失敗した
  • 何かにつまずいた
  • ドアにはさまった
  • 踏まれる
  • 交通事故によるもの
  • 高所からの落下した

等、様々です。例えば、いつもタンスや食器棚の上から飛び降り、上手に着地していても、ある日突然着地に失敗し捻挫してしまう可能性も十分に考えられます。

猫の捻挫について

捻挫とは、関節を無理に曲げたことが原因で関節をつなぐじん帯が、許容範囲以上に引き伸ばされてしまった状態のことをいいます。それにより

  • 痛み
  • 腫れ
  • 発熱

等の炎症が見られます。

猫の捻挫を治療する際にかかる費用

お金と聴診器

猫の捻挫は基本的には数日の様子見で大丈夫だと言われています。捻挫から2、3日経ち、徐々に腫れや痛みが引いているようなら問題はありません。あまりにも痛そうであれば病院へ行くと、捻挫の炎症止めを処方してもらえます。

ちなみに、我が家で保護した野良猫がケガで病院へかかった際、捻挫の炎症止めを処方してもらった時の費用は初診料、炎症止め合わせて3000円程でした。病院にもよりますので、5000円前後が平均的でしょう。

人間が捻挫した場合、冷やすことを進められますが、猫の場合は嫌がる子がほとんどです。もし冷やせそうであれば冷やし、嫌がるようであれば無理に冷やす必要もありません。

捻挫ではなく骨折の可能性

しかし、捻挫して数日経っても腫れが収まらず食欲の低下が見られたり、患部を触ると猫が痛がったりする場合は、骨折の可能性があります。その場合はすぐに動物病院へ行きましょう。

レントゲンを撮り骨折かどうかを調べることが多いので、場所にもよりますが、基本的にはレントゲンだけで5000円~1万円前後の費用がかかります。レントゲンの結果をみて、軽度骨折、中度骨折、重度骨折なのかを診断します。

骨折した時の手術の費用

それにより治療方法は変わり、軽度の骨折でも50万円の治療費がかかった!という飼い主さんもいらっしゃいました。もしも捻挫ではなく骨折で手術が必要になったら・・・。そう考えた時に、どれだけペット保険が大切かわかります。

猫の捻挫はどれくらいで治る?

ギプスをつける猫

猫が捻挫しているかも!と感じた場合、まずは2、3日の様子見で大丈夫そうです。数日経過しても腫れが引かないなどの症状が見られた場合、それは捻挫というより骨折の可能性もありますので、すぐにでも獣医師へ相談することが大切だと言えます。

捻挫の自然治癒までの時間

猫の捻挫は、基本的には数日で徐々に回復していくと言われています。骨やじん帯に特に損傷がない場合は、炎症が収まり次第自然治癒が可能です。

しかし、若い猫の場合活発に動きまわってしまい、完治までに1か月程かかってしまうこともあるようです。できるだけ安静に過ごしてほしいものですが、なかなかそうもいかないようですね。

捻挫した猫が動き回る場合

捻挫をしたのにあまりにも活発に動きまわり、なかなか捻挫が治らないという場合には、ケージ生活をオススメする獣医師も少なくは無いようです。

猫にとっていきなりのケージ生活はストレスを感じてしまうこともありますが、なかなか捻挫の炎症が収まらなかったり、捻挫が悪化してしまったりする方がもっと可哀想です。

心を鬼にして捻挫が治るまでは、1週間ほどはケージ内で生活させるのが良いかもしれません。この時、ケージに慣れていない猫の場合とても嫌がり、暴れてしまうケースも少なくはないので、できれば普段からケージに慣れさせておくと良いですね。

ずっとケージに入れておくと、それもストレスの原因になってしまいますので、短時間のお留守番の時などにケージを使用すると、ストレスを感じることなく慣れてくれるかもしれません!

まとめ

綺麗な部屋でくつろぐ猫

捻挫してすぐでも愛猫が痛そうなそぶりを見せていて、食欲がなく元気もないという状態であれば、動物病院へ行き1度見てもらうと、軽い捻挫だとしても炎症止めを処方してもらえるので安心です。

猫の捻挫は決して少ない症例ではありません。完全室内飼いにして外の危険から猫を守りましょう。また、家の中でも高い所からの落下だけではなく、障害物につまずいてしまったり、誰かにふいに踏まれてしまったりして捻挫してしまうケースもよくあります。

猫が安全に生活できる環境作りを徹底しましょう!

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