猫も乳酸菌を摂取すると効果がある?与え方や注意点

猫も乳酸菌を摂取すると効果がある?与え方や注意点

ヒトの健康にいいと言われている乳酸菌は猫にとってどのような存在なのでしょうか。猫が乳酸菌を摂取するメリットや、どんな方法で与えられるのか、与えるときに気を付けたいことなどを調べてみました。

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猫は乳酸菌にも効果がある!

猫と食器
  • 乳酸菌は猫の必須の栄養素では無い
  • 乳酸菌は猫の健康の効果は高い

猫に乳酸菌は必要なのかというと、必ず摂取しなければいけないものではありません。しかし、乳酸菌を摂取することで健康にメリットがあるとされています。

乳酸菌は猫の腸内の善玉菌を増やす

乳酸菌はその名の通りに乳酸を作る最近のことです。ヒトでは腸内や口腔内に乳酸菌などの細菌が常在していて腸内の健康に役立っていると考えられています。そのため、積極的に乳酸菌を摂取することが大切なのです。これは猫にも当てはまるのです。

猫の腸内や口腔内にも乳酸菌は存在していますが、腸内細菌は種類が多く、どの種類の細菌が多いのかはヒトと猫で違います。猫の場合、腸球菌という乳酸菌の仲間が多く、ヒトはビフィズス菌が多いことが分かっています。

健康に役立つ乳酸菌などの腸内細菌は善玉菌とよばれ、その反対に健康に悪影響となる腸内細菌は悪玉菌と呼ばれています。

善玉菌と悪玉菌はバランスをとることで腸内の健康維持をしていますが、猫も加齢によって善玉菌が減り、悪玉菌が増えてしまうのです。

野生の猫も乳酸菌を摂取している!

また、猫は自然界では獲物を丸ごと食べることで乳酸菌を取り入れているのに対し、キャットフードでは乳酸菌が足りないという考えもあります。以上のことから、猫に乳酸菌を与えることはメリットが大きいと言えますね。

猫が乳酸菌を摂取した時の5つの効果

ヨーグルトを食べる猫
  • 1.下痢、便秘の改善
  • 2.免疫力の向上
  • 3.口臭
  • 4.腎不全、口内炎
  • 5.アレルギー

猫が乳酸菌を摂取した時の効果1.下痢、便秘の改善

下痢や便秘の原因には病気が関係していることもありますが、乳酸菌が少ないことが原因となっていることがあります。

乳酸菌を摂取することで作り出される乳酸によって腸の運動が促進され、腸内を酸性に保つことで悪玉菌が増えすぎないようにするのです。

猫が乳酸菌を摂取した時の効果2.免疫力の向上

腸内細菌と免疫力は密接な関係にあります。乳酸菌などの善玉菌と悪玉菌のバランスがとれた腸内環境が整っている状態になると免疫系がコントロールされ免疫力が向上するのです。

猫が乳酸菌を摂取した時の効果3.口臭を減らす

猫の口の中のニオイが気になったり、ごはんの食器がぬるぬるしていたりする場合は口腔ないの乳酸菌が少なくなっていることが考えられます。

口腔内の善玉菌と悪玉菌のバランスがとれていると、これらは気にならなくなるとされています。

猫が乳酸菌を摂取した時の効果4.腎不全、口内炎

これは乳酸菌によって腎不全や口内炎が治るという意味ではありせん。猫が腎不全になると腎臓の機能や免疫力の低下、唾液アンモニア濃度の上昇で口内炎ができやすくなります。

また、慢性的な口内炎や歯周病など口腔内のトラブルを抱えていると、それが腎不全のきっかけになるとも言われているのです。

乳酸菌を摂ることで腸内の環境が改善され悪玉菌が作る有害物質が減ります。有害物質をろ過する働きがありますが、有害物質が減ることで腎臓の負担が減ることが期待できるのです。

それによって口内炎の症状の改善もできるとされています。また、口腔内の乳酸菌のバランスがとれていることは、口臭だけではなく、口内炎や歯周病の予防にもなると考えれています。

猫が乳酸菌を摂取した時の効果5.アレルギー

ヒトは、乳酸菌を摂取して腸内環境を整えるとアレルギーが改善すると言われていますが、猫も同じです。乳酸菌の摂取で免疫系がコントロールされることは様々なメリットがあるといえます。

猫に乳酸菌を与え方る方法

サプリメントをかけたフード

乳酸菌のサプリメントを使う

猫に乳酸菌を与えるには、基本的には猫用サプリメントがいいでしょう。乳酸菌といっても製品に使われる菌の種類は様々です。

目的に合った種類を選択することが大切なのです。整腸作用に優れた乳酸菌や、口腔内にいる乳酸菌を使用したサプリメントなどがあります。

ビオフェルミンで乳酸菌を摂取する

  • 錠剤:半分の量
  • 細粒:付属のさじで1杯

ヒトのビオフェルミンを与える方法もあります。錠剤なら半分、細粒なら付属のさじで1杯が目安です。猫の体重によって与える量が異なるので不安なら獣医師に相談した方が安心できますね。

乳酸菌をヨーグルトで摂取する

  • 下痢をしないか様子を見る
  • 小さじ1杯程度の少量にする
  • 冷たいヨーグルトは与えないようにする
  • 砂糖の入っていないヨーグルトを選ぶ

乳酸菌の手軽な方法ではヨーグルトです。しかし、ヨーグルトには乳糖が含まれていて、猫は乳糖を分解する酵素が少ないため下痢をしてしまう場合があります。

乳酸菌が入った猫用のおやつ

もっと手軽な方法はおやつです。粉末や錠剤などのサプリメントを警戒してしまう子もいるかもしれません。おやつに乳酸菌が含まれていれば猫もおいしく乳酸菌を摂ることができますね。

猫に乳酸菌を与える時の注意点

つまみ食いする猫

猫に乳酸菌を与えて下痢をしないか?

与えてみて下痢をしないことなど様子を見て継続して与えるか判断します。与えるヨーグルトの量は小さじ1杯ととても少量です。

乳酸菌入りヨーグルト等の温度

冷蔵庫から出したばかりの冷たいヨーグルトよりも湯せんで常温くらいにした方が猫に興味を持ってもらえるかもしれません。

砂糖は入っていないか?

砂糖が入ったヨーグルトの方が食いつきが良くなると思うかもしれませんが、猫は甘さを感じない生き物です。砂糖の入った食べ物は肥満の心配があるので、プレーンヨーグルトを選びましょう。

まとめ

子猫とボールに入ったミルク
  • 猫に乳酸菌は必須ではない
  • 猫に乳酸菌を与えると健康にいい効果がある
  • 猫に乳酸菌を与えると腸内環境が改善される
  • 猫に乳酸菌を与えるとギリ、便秘の改善が期待できる
  • 猫に乳酸菌を与えると、アレルギーや口臭、腎不全、口内炎などの改善に効果がある
  • 乳酸菌のサプリメント、ビオフェルミン、ヨーグルト、おやつで摂取する

猫に乳酸菌を与えるメリットは消化管の機能だけではないことが分かりました。猫の病気で多い腎臓病や口内炎に対しても予防などに役立つのは心強いですね。

猫用の乳酸菌サプリメントは種類が多いですが、猫の体質や体調に合ったものを見つけることがポイントです。おやつでおいしく摂取したり、身近なヨーグルトで与えたりと、乳酸菌の摂取は意外に簡単でもあります。

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