猫にオリーブオイルをあげても大丈夫!
- オリーブオイルは猫の便秘に効果あり
- 猫の便の潤滑、腸の活性化
- 与えすぎに注意
オリーブオイルは飲ませてあげると便の潤滑剤の役割と腸の活性化につながります。リーブオイルに含まれているオレイン酸が身体に作用する他、オイル自体が腸の滑りをよくするのです。
オリーブオイルは自然界の下剤!
つまり、猫にオリーブオイルは与えても問題はありません。それどころかオリーブオイルは自然界の下剤と呼ばれているため、愛猫が便秘になった場合はまずは試してみたい方法として紹介されているほどです。
しかしどれだけの良薬だとしても、与えすぎは身体に毒です。まずはどれだけ与えればいいのか、どのように与えればいいのか、しっかりと説明していきましょう。
猫へのオリーブオイルの適量
オリーブオイルを飲ませていい量は?
- 猫4Kgに対して小さじ1/2か1杯くらい
- オリーブオイルをえすぎると下痢の原因
普通の体型の猫、だいたい4Kgに対して小さじ1/2か1杯くらいが妥当でしょう。注意したいのはオリーブオイルを与えすぎると下痢の原因となってしまいます。
猫によって効果はまちまちなので、初めてオリーブオイルを与えるときはまずは小さじ1杯から初めて様子を見るようにしましょう。
おすすめの量はスプーン1杯のオリーブオイルを朝と晩に分けてウェットフードに混ぜて与えるのがいいでしょう。
オリーブオイルを猫に与える方法
一番簡単な与えかたは、ご飯に混ぜて与える方法です。普段与えているウェットフードに混ぜてあげるのが一番喜んで食べてくれるはずです。
オリーブオイル綿棒で浣腸
ただし食欲が無い場合や、オリーブオイルの味の微妙な変化を嫌がる子にはなかなか難しいので、直接飲ませるよりもオリーブオイルを染み込ませた綿棒で肛門を直接刺激するのがおすすめです。人間でいうところの浣腸です。
スポイトやシリンジでオリーブオイルを与える
他にもスポイトやシリンジなどを使って強制的に与える方法もありますが、万が一失敗して大量に与えすぎたり肺などの器官に誤って入ってしまい重篤な症状を引き起こしかねます。
慣れていないのなら、餌に混ぜる方法か綿棒で肛門を直接刺激する方法をとりましょう。もし愛猫の便秘にお困りのかたは是非一度試してみてはいかがでしょうか?
猫にオリーブオイルを与える時の注意点
- 下痢になる
- オリーブオイルの脂肪過多で膵炎になる
- オリーブオイルの油で肥満になる
下痢
オリーブオイルを与えすぎると下痢になる可能性があるということはお伝えしましたが、他にも悪い影響が出る可能性があります。
膵炎
代表的なのが膵炎。膵臓は脂肪を分解する臓器なので、一気に脂肪を摂りすぎると膵臓で脂肪が分解できず膵炎になる可能性があります。
肥満
またカロリーも気になるところです。いくらオリーブオイルが身体にいいオイルだからといっても油には違いありません。油は摂りすぎるとカロリー過多による肥満の原因ともなります。
またオリーブオイルは太らない油と思っているかたを時々聞きますが、オリーブオイルは太らないのではなく正しくは太りにくい油です。
いくら太りにくいとは言っても多量にとれば太りますので気を付けましょう。
オリーブオイルを与える時はその量をしっかり注意して与えるようにしましょう。
猫へのオリーブオイルの効果
オリーブオイルは便を排出するのを助けてくれる効果がありますが、同時に毛玉を排出することを助けてくれる効果があります。
猫の毛球症にオリーブオイル
私の知人がチンチラを買っているのですが、その猫ちゃんが毛球症になってしまいました。その以前にも長毛種の為、毛玉ケアのフードなどを使用していたのですが歳を重ねた影響なのか、グルーミングにより胃に溜まって塊となってしまった毛玉を吐き出せない毛球症になってしまったのです。
そこで獣医さんにおすすめされたのがオリーブオイルを与えて腸を活性化させて毛玉を排出させるというものです。
オリーブオイルを与えていた結果、その猫ちゃんはいまのところ毛球症を再発することなく元気に暮らしています。もし毛玉ケアにお悩みの方はオリーブオイルを試してみるのはいかがでしょうか?
オリーブオイルは被毛や血液にも効果あり
オリーブオイルは他にも被毛の艶を良くする効果や血液をサラサラにする効果もありますので、是非毎日の食事に取り入れてみるのはいかがでしょう?
まとめ
- 猫にオリーブオイルは与えても大丈夫
- オリーブオイルを与えすぎると下痢の原因になる
- 猫が便秘の際にオリーブオイルを与えるといい
- 猫に与えるオリーブオイルは猫4Kgに対して小さじ1/2か1杯
- オリーブオイル綿棒で浣腸する方法もある
- 毛玉症の際にはオリーブオイルが利く事もある
本日は人間にも猫にも身体にいいオリーブオイルの与えかたと注意点をご説明しました。便秘や毛玉ケアにお悩みの飼い主様は是非普段の食事に取り入れたいですよね。
しかしオリーブオイルは油分です。やはりとりすぎは身体によくありません。猫ちゃんの健康を守るために行ったことが、逆に猫ちゃんの健康を脅かすなんて悲しいですよね。
与える適正量に気を付けながら取り入れてみて下さいね。
50代以上 女性 わが家の猫、こっちゃん
30代 女性 のりちゃん
特に猫ちゃんが、便秘のときにはオリーブオイルが効果的です。
大さじ一杯の量がちょうどいいかと思います。
子猫の場合は、綿棒にオリーブオイルをつけて浣腸のように優しくおしりを刺激します。
大抵の場合は、すんなりと便が出るでしょう。
我が家の猫ちゃんも、オリーブオイルを飲ませて快便になりました。きっと、潤滑油になって便がでやすくなっているのだと思います。
薬に頼った時期もありましたが、どうしても下痢になるので、よっぽどでないかぎりオススメできません。
オリーブオイルは、血の巡りも良くしますし体調がよくなると思うので、オススメですよ。
30代 女性 まきこ
我が家の猫ちゃんも、便秘気味なのでオリーブオイルをカリカリにかけて食べさせています。
最近は便も出やすくなり猫ちゃん自身が楽になったようです。悩みだったので良かったなと思いました。子猫の頃は、オリーブオイルを、綿棒に付けて浣腸かわりに使っていました。スルリと、便がでて助かっていました。
高齢になった今でも、抗酸化作用の効果も期待してカリカリに野菜の茹でて刻んだものと、混ぜて与えています。食欲のないときでも、パクパクと食べてくれますよ。
最初は、オリーブオイルは猫ちゃんには、与えてはいけないのだろうと思っていましたが、実は、逆で体にいいものでした。与えすぎはいけませんが、適量を与えて、猫ちゃんが健康を維持できたら素敵ですね。