猫がぶどうを食べてはいけない理由とその対処法

猫がぶどうを食べてはいけない理由とその対処法

概要

  • 猫にぶどうを与えるのは非常に危険
  • ぶどうを食べると急性腎不全の危険がある
  • もし食べてしまったらすぐに動物病院へ

猫にぶどうをたべてもいいのか?という質問に首を傾げた人も多いと思います。玉ねぎやチョコレートを食べてはいけないということは知っている人も多いでしょうが、ぶどうは果たして?レーズンは?マスカットは?そんな疑問を今回は一挙に解説していきます。愛猫の健康を守るためにぜひ知っておきましょう。

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猫はぶどうを食べててもいいのか

ぶどうとワインを持つ猫
  • 猫がぶどうを食べるのは危険
  • 致死量は体重1キロ辺り生のぶどう30g
  • 急性腎不全を引き起こす可能性

結論から言いますと、猫にぶどうを与えるのは非常に危険です。最近のアメリカの臨床結果より、犬がぶどうを食べると様々な重篤な症状を引き起こすことが報告されました。

そのことから、猫がぶどうを食べても重篤な症状を引き起こす可能性が出てきたのです。

猫にとって致死量になるぶどうの量

急性腎不全などの重篤な症状を引き起こしかねないぶどう、その致死量は体重1キロに対して生のぶどう30gです。

その量は猫の生活環境、体調、食べたぶどうの種類により異なります。しかし、犬の場合ですとこの基準値の致死量を食べても死なない犬もいたと言いますので猫の致死量も定かではありません。

猫にぶどうを与える事についての研究

ぶどうを食べてからの症状は報告されたばかりです。そもそも犬にぶどう中毒が発見された為、猫にもその症状が考えられると言われているだけであり、確実に症状が出るとは限らないのです。

しかし、危険が潜む食べ物を無理に与える必要はありませんし、実際に症状がでている猫ちゃんもいますのでぶどうは与えないようにしましょう。

レーズンなら猫は食べても大丈夫なのか

  • レーズンももちろん危険
  • 様々な食べ物に使われているので注意が必要

生のぶどうが駄目でもレーズンなら・・・そう思った方、もちろん駄目ですよ。レーズンは干しぶどうなので成分はもちろん変わりません。

むしろ生のぶどうを食べる猫ちゃんは少ないでしょうが、レーズンを誤って食べてしまう猫ちゃんの方が多いので注意が必要です。

レーズンクッキー、レーズンバター、レーズンパン、ドライフルーツの中にもレーズンが入っています。

飼い主が食べているのを盗み食いしたり、下に落ちている一粒を食べてしまったりと、考えられる危険は大変多いです。レーズンの入っている食べ物を食べる場合は注意しましょう。

マスカットを猫が食べても大丈夫なのか

  • マスカットももちろん駄目です
  • マスカットは地中海地方原産の「ぶどう」

マスカットは地中海地方原産のぶどうの種類なので、もちろん食べさせるのは危険です。マスカットの他にも「巨峰」「デラウェア」「ベリーA」などの品種もぶどうなので駄目です。

ぶどうジュースやワインなども、もちろん与えないようにしましょう。

猫にぶどうを食べさせてはいけない理由は?

聴診器とブリティッシュショートヘア
  • 急性腎不全の危険がある
  • 確実ではないと言っても食べさせない方が無難
  • 急性腎不全とは全猫の死因で多い病気

猫がぶどうを食べてはいけない理由は、急性腎不全になる可能性があるためです。アメリカの臨床結果によりますとぶどうを食べた犬が、2~3時間後に下痢と嘔吐が見られ尿が排出されなくなる「無尿症」に陥り死に至ったという事例を報告しています。

急性腎不全とは

この死因はぶどうを食べたことによる、急性腎不全によるものです。急性腎不全とは急激に腎臓の動きが低下する病気で、猫の死因1位に位置するがんに次いで多い死因となっています。

急性腎不全になると、症状の進行が早く死亡原因になりやすい恐ろしい病気なのでやはり、ぶどうは食べさせないようにしましょう。

猫があやまってぶどうを食べてしまったときの対処法

獣医と猫
  • すぐに病院に連れていく
  • 1時間以内に吐き出させないと危険
  • 自己判断はしない

愛猫がぶどうを食べたことがわかった場合、すぐに動物病院に連れていきましょう。1時間以内だと、体にぶどうは吸収されていない可能性が高い為、嘔吐を促す治療のみで後は様子をみるという治療を取れるかもしれません。しかしここで重要なのは

決して自己判断で様子を見たり、無理やり吐き出させたりしないこと

ぶどうに限らず猫が食べてはいけない食べ物を食べてしまった場合は、迷わず動物病院に相談しに行きましょう。

もし自己判断で様子見をしてしまい、急性腎不全になった場合は辛い透析治療を受けなければならなかったり、最悪の場合命を落とす可能性もあります。

猫が誤って口にしたところを発見したところからは時間との勝負です。何を差し置いてもとにかく獣医さんに相談しましょう。

まとめ

子猫とぶどう

猫はぶどうを食べてはいけないということがわかっていただけたと思います。

猫がぶどうを食べると急性腎不全になり最悪の場合死亡してしまう可能性があり大変危険です。

ぶどうの他にも猫が口にしてはいけない食べ物、植物、花など猫にとって大変危険なものは部屋の中にたくさん存在しています。

何も考えずに使っていたり、猫が口にしやすい場所においていたりと、調べてみて初めて知る危険なものは意外と多いです。

猫の飼育上級者の皆様も初心者さんも、今一度ご自身のお部屋の中に愛猫に危険なものは置いていないか、落ちていないか、使用していないか、辺りを見渡してみてください。

危険は意外なところに潜んでいるかもしれませんよ。

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