猫も水虫になる可能性がある!その原因と対処法

猫も水虫になる可能性がある!その原因と対処法

概要

  • 猫の水虫は白癬菌に皮膚が感染することで発症
  • 接触や免疫力の低下により、人と猫が互いに移し合う可能性がある
  • 対処法として、頻繁な掃除、猫の被毛の処理、こまめなブラッシングやシャンプー

人の病気として”水虫”はよく聞くものですが、実は猫も水虫になる場合があるってご存知でしょうか?今回は気になる猫の水虫について、原因や症状等、大切なポイントをまとめました。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫の水虫

首をかく猫

猫の水虫とは、カビの一種である白癬(はくせん)菌(水虫菌)が皮膚に感染する事で起こります。猫が水虫になった場合、基本的に痒みは強くないと言われています。しかし、炎症を起こした部分から他の細菌に感染してしまった場合には強い痒みを感じる場合もあります。

ちなみに、 治療する場合は抗真菌薬の内服で最低3週間~1か月程で治すことが出来ると言われています。

この病気の注意したいポイントは、人から猫に、又は猫から人にと、共に移し合う可能性がある病気だと言う所です。

猫が水虫になる原因と症状

細菌

猫の水虫にはいくつかの原因がありますが、

  • 白癬菌を持つ犬や猫との接触
  • 免疫力の低下

この2つが主な原因だと言われています。

猫が外へ外出することで、ほかの白癬菌を持つペットとの接触も考えられますので、注意が必要です。

そして免疫力の低下している猫白血病ウイルスや猫免疫不全ウイルスなどに感染している猫はもちろん、子猫や高齢猫等の免疫力が弱い猫も十分に注意が必要です。

ストレスの多い猫や、栄養が足りていない猫の場合、水虫に特に感染しやすい傾向があります。 更に長毛種の場合は、菌が付着しやすく、被毛内の湿度が高いことから白癬菌に感染しやすいとも言われています。

症状

猫が水虫になってしまった場合、

  • 円形の脱毛とかさぶた
  • 脂漏症
  • 爪の変形と炎症(爪真菌症)

等が見られる場合があります。猫が水虫に感染していることを知らずに触れ合い、気づかぬうちに自分も感染してしまい、痒さで病院へ行くと水虫だった、というケースも少なくありませんので、愛猫の皮膚に何らかの異常が見られた場合には水虫の可能性も疑うべきだと言えます。

水虫は人にとっても、猫などのペットにとっても、重症化することはほとんどないにしろ非常に厄介な病気です。

猫が水虫になった時の対処法

窓を開けているところ

水虫に感染した猫の抜けた毛には白癬菌は付着していると言われています。ですから、

  • 頻繁に掃除機をかける
  • 猫の被毛を刈る
  • ブラッシングやシャンプーをこまめに行う

等の対策を行い、室内に猫の毛が散らばらないように注意する必要があります。
水虫の被害が広がってきてしまっている猫ちゃんの場合、薬用シャンプーを使用し体を清潔にすることも効果的だと言われています。

また、多頭飼いの場合はあっという間に他の猫にも感染を広げてしまう可能性が高いので、他の猫とは隔離し、治療を行うことが必要になります。

かといって別部屋での飼育は難しい、という場合、感染の被害を防ぐためにも、せめて治療が終わるまではケージ内で生活させる、等の工夫をすることが必要になりそうです。

水虫の原因となる菌は、不潔な環境や湿気を好みます。水虫菌の繁殖が進みやすいような環境にならないよう、家の中は清潔に保ち、通気性を良くするということを心掛けましょう。

まとめ

首をかく猫

今回は猫の水虫について調べました。水虫といえば、人間特有の病気というイメージが強いのですが、猫等のペットにも感染してしまい、逆に感染させられる可能性もある厄介な病気です。

愛猫、飼い主さん共に清潔を心がけながら、水虫とは無縁の生活を送れるよう工夫が必要になってきますね!

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

30代 女性 にゃコロ

我が家の猫さんは、気づけば15歳になりますが、拾い猫さんでした。
拾った当時は生後1か月位の子猫でしたが、動物病院で受診した時、

『しっぽがカビてるね。』

と言われて衝撃を受けたのを今でも覚えています。
それが水虫だったのかは分かりませんが、小さい頃から高齢になった今でも、しっぽを触ると怒ります。

治療は、注射をした記憶がありますが、完治して以降はカビとは縁の無い生活が出来ていて、すっかり忘れていました。

ちなみに、白癬=皮膚糸状菌症とも言うそうですね。
ストレスや免疫の低下から発病する怖い病がたくさんある事を考えると、人の世も猫の世もストレスだらけだなと、思ってしまいました。

そして何より、外猫さんの過酷な生活を想像すると、いたたまれないです

女性 ひなまま

昔、友人夫婦の猫ちゃんが水虫のようなものが出来たと聞いたことがあります。

ある日猫の顔が臭く、じゅくじゅくしたものが出来ていることに気が付き動物病院へ行ったら、「水虫のようなものが顔に出来ているね」と言われたそうです。

原因を探ってみると、猫を飼育していた猫部屋は、とても湿気が多く日当たりが悪い部屋だった為、獣医師に相談すると、「部屋を変えてみて」と言われ、猫の飼育部屋を変えることに。

その水虫のようなモノは、飲み薬と塗り薬の併用で完治し、猫部屋を湿気が少なく日当たりの良い場所に変えると、再発はしなかったそうです。

このことから、もしかしたら部屋が原因だったのでは?と言われていますが、はっきりとした原因はわからないそうです。

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