猫がする『転位行動』とは?どんな時にするの?

猫がする『転位行動』とは?どんな時にするの?

猫は、今までとは関係のない行動を急にすることがあります。突然、毛づくろいやあくび、伸びなどをしたら、転位行動かもしれません。どんなときに転位行動をするのかご紹介します。

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転位行動とは?

体を小さくする子猫

猫の転位行動は、緊張、不安、恐怖、葛藤などの気持ちを落ち着かせるためにしたり、心を穏やかにしたりするための行動です。もっとかんたんに表現すると「ごまかし」や「気分転換」のような行動で、急に今までしていたこととは関係のない行動をします。急に、爪とぎ、毛づくろい、あくび、伸び、顔を洗うなどをするんです。

失敗したとき

ジャンプする猫

しなやかな体で、高い場所へジャンプしたり、狭い足場でもすいすいと歩いたりする猫ですが、時に失敗することもあるんです。

そんな失敗の直後に「最初から毛づくろいをするつもりでいたんだ」という雰囲気で急に毛づくろいをすることがあります。他には、虫を捕まえようとして転んだ、おもちゃをキャッチしそこねた、予想外にびっくりしてしまった後にもごまかすように毛づくろいや爪とぎをするんです。

しかし、実際は気まずくてごまかしているというよりは「失敗して落ち込んでなんかいられない!気持ちを切り替えよう!」という意味があるようです。

猫はとても前向きな気持ちでいるので、もしも猫の失敗を見てしまっても笑わないであげましょう。「笑われた」と嫌な思い出として記憶に残ってしまい、飼い主さんとの関係に影響してしまうこともあるかもしれません。

ちょっとイラッとしたとき

不満そうな顔で寝そべる猫

猫が気持ちよく寝ていたのに起こされてしまった、構われたくない気分だったのに抱っこされたなど、猫がイライラする状況のときに、毛づくろいをしたりあくびをしたり、転位行動が見られます。

我が家の猫も、寝ているときに触られると、毛づくろいをしたりあくびをしたりします。あくびは眠たくてしているのかと思っていましたが、睡眠を邪魔されてイラッとしているのを抑えるためにしていたようです。

仲が良くない猫と会ったとき

向かい合う2匹の猫

猫の多頭飼育では、全員が仲良くならないことがあります。相性が悪くても、無駄なケンカにならないよう、なるべく近づかずに生活をしています。

しかし、運悪く仲の良くない猫の近くを通らなければならないときや、鉢合わせしてしまったりしたときは、緊張が走ります。攻撃するか、逃げるかという葛藤が生まれたときに、突然爪とぎや伸びなどをすることがあるんです。

まとめ

ちび

猫は、獲物をとるのを失敗した、滑って落ちたときに、急に毛づくろいをしてごまかすような仕草をすることがあります。転位行動というものです。

ごまかしている気持ちもあるのかもしれませんが、気持ちを切り替えていこうという前向きな行動でもあるんです。愛猫がどんなときに転位行動をとっているのかを観察すると、性格をもっと理解できるかもしれませんね。

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