1. 遊んでいる
猫の視力はあまり良くないのですが、その代わりに「動くもの」に敏感に反応するという特徴があります。飼い主さんの歩く足はそんな猫のハンター魂に火を点ける、本能的にワクワクしてしまうものなのです。
足の大きさが猫ちゃんがちょうど抑え込めるくらいであるというところも、飼い主さんの歩く足にじゃれつきたくなる理由かもしれませんね。
2. 構ってほしい
猫が積極的に接触してくるのは「好きだから」
猫は基本的にひとりでのんびりしていることが好きなので、飼い主さんに積極的に接触してくるのは、
- 触っても安心だから
- 好きだから
- 甘えたいから
などの好意的な気持ちであると考えられます。逆に、猫はイヤな相手とは接触を避けるものです。
スキンシップ不足でないかを見直してみよう
猫はなぜか、飼い主さんが何かに集中していると積極的に接触してくることが多いです。家の中を歩き回っている飼い主さんは、洗濯物や掃除などの家事をしていることが多いと思います。
忙しく動き回る飼い主さんの足に「構ってよ!」という気持ちで猫ちゃんがじゃれついている、ということも考えられます。猫ちゃんが「構ってもらえない」という寂しい思いをしている可能性もあるので、猫ちゃんとのスキンシップの時間は適切かどうかを見直してみると良いでしょう。
3. 運動不足
執拗に飼い主さんの足にじゃれついてくる場合には、猫ちゃんの運動不足や刺激不足も考えられます。今の生活の中に、飼い主さんの歩く足意外に「遊びたい」「ワクワクする」という対象がないのかもしれません。
遊びの時間を充実させてみよう
1日中家の中で過ごす猫たちは運動不足になりやすいため、積極的に遊びの時間を設けてあげる必要があります。
運動不足は猫ちゃんの身体的な健康のためにも良くありませんし、退屈してしまうと問題行動を起こす原因になる恐れがあります。
また、ワクワクすることは脳に良い刺激となりシニア期からの猫ちゃんの認知症予防にも効果的ですので、猫ちゃんに楽しい遊びを提供してあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ホビ♂ / 1歳 / 雑種 / 3kg
今回は「猫が飼い主さんの歩く足にじゃれつく理由」を3つ解説いたしました。猫が歩いている足にじゃれついてきて、転びそうになったことがある飼い主さんも多いことと思います。猫が歩く足にじゃれつきたくなるのは、
- 遊んでいる
- 構ってほしい
- 運動不足
などの理由があります。猫は本能的に動くものに反応してしまうので、歩いている足につい攻撃したくなってしまいます。
あまり執拗に足にじゃれついてくる場合には、スキンシップ不足や運動不足でないかを見直してあげることも大切です。
激しく噛んでくると飼い主さんがケガをしてしまうため、猫ちゃんが執拗に足にじゃれついてくるときには、歩く足よりもワクワクする遊びを提供してあげると効果的です。