猫が飼い主を引っ掻く理由と対処法

猫が飼い主を引っ掻く理由と対処法

猫ちゃんに引っ掻かれてしまうと、飼い主さんも悲しくなってしまいますよね。思わず引っ掻いてしまった猫ちゃんの心理をまとめてみました。

なぜ引っ掻く?

猫に引っ掻かれた手

猫ちゃんと一緒に暮らしている中で、ときおり引っ掻かれてしまった経験はないでしょうか。いつもは甘えてきたり、遊んだりしているにも関わらず、引っ掻かれてしまうと飼い主さんもびっくりしてしまうと思います。

どうして引っ掻かれてしまったのか、飼い主さんも考えると思われますが、言葉が話せない猫ちゃんの気持ちを知ることはなかなか難しいものです。そこで考えられる理由を調べてみましたので、悩まれている飼い主さんはぜひ参考にしてみて下さい。

興奮のあまりに

手に爪を立てる猫

遊んでいる内にだんだんと興奮してしまい、勢いあまって引っ掻いてしまうケースがあります。特に子猫に多いのですが、猫ちゃんからすると気づかずにやってしまった事も多いので飼い主さんが「痛い!」と声をあげて教えてあげる必要があります。

声を上げてから、ふっと我に返って冷静な表情を見せてくれるようであれば猫ちゃんも覚えてくれます。子猫の内から覚えてくれると、成猫になってからも苦労しなくてすむので早めに教えてあげましょう。猫ちゃんの本能を刺激するような遊びは興奮しやすいので、気を付けましょう。

恐怖のあまりに

怖がっている猫

気が小さく臆病な猫ちゃんに多いのですが、見慣れているものが少しでも形態を変えると「敵」として認識して、攻撃態勢に入ってしまい引っ掻く子がいます。

例えば飼い主さんが髪を切ったり、たまに帽子をかぶったりするだけでもびっくりしてしまう猫ちゃんもいます。そういう状態になったときは、なるべく普段通りを装って静かに部屋をあとにしましょう。

猫ちゃんも徐々に冷静になり、いつもの飼い主さんなんだと覚えていきます。あまりに恐怖でいつまでも同じことを繰り返してしまう時には、断固としてダメな事を教えましょう。

具体的には引っ掻かれたときに、後ろから水の霧吹きをかけたりし、引っ掻くと嫌なことがあるんだと覚えさせると止まることが多いです。

縄張りを荒らされたと思って

怒っている猫

家に来客があった際に引っ掻こうとするのであれば、自分の縄張りが荒らされたと勘違いしているのかもしれません。警戒心の強い猫ちゃんに多いのですが、縄張りを守るためなのです。

通常はどこかに隠れたり逃げたりするものなのですが、家の配置上どこにも安心できる場所が無いと判断すると、引っ掻いて戦おうとしてしまうのです。

そのような場合は、まず安心できる場所を増やしてあげましょう。平面ではなく立体で安心したいのが猫ちゃんですので、見晴らしの良い高い場所が良いです。

まとめ

爪を出す子猫

猫ちゃんなりに理由があって引っ掻いてしまうことが多いので、飼い主さんも一度冷静になり叱るだけではなく何が原因なのか根本的に考る努力をしましょう。

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