『猫を飼うのは楽』って本当?実際はどうなの?

『猫を飼うのは楽』って本当?実際はどうなの?

猫を飼うのは楽と言われることがあります。散歩の必要がないなど、犬と比べると楽な点もあります。しかし、猫だからこそ大変なこともあるんです。猫の飼育の楽な点、大変な点をご紹介します。

楽なところもある

棚の上で寝る猫

散歩の必要がない

犬と違って、猫は散歩に連れていく必要はありません。猫の性格にもよりますが、猫を散歩に連れて行くのは難しい場合が多いです。ハーネスやリードに慣れない、家の外に出ることがストレスになるなどの心配があります。

トイレは自然と覚えてくれる

猫は短時間でトイレを覚えてくれることがほとんどです。猫トイレと猫砂があるだけで自然と覚えたり、ごはんを食べた後にトイレに連れていくことを繰り返したりするだけでトイレができるようになることが多いです。

シャンプーは必ず行わなくてもよい

猫は自分で丁寧に毛づくろいをして体を清潔に保っています。体も獣臭くなることはほとんどないため、シャンプーは必ず行う必要はありません。

大変なところもある

イスの背もたれで爪とぎをする猫

運動不足にならないようにする

猫は散歩に連れて行く必要はありませんが、運動不足にならないようにしなければなりません。キャットタワーやキャットウォークなどを設置したり、飼い主さんがおもちゃを使って遊んだりして、運動不足にならないようにしましょう。

我が家の猫も、おもちゃを使って運動不足にならないようにしていますが、買ってきたおもちゃは数日で飽きてしまいます。おもちゃの動かし方を変えたり、気に入るおもちゃを探して買ってみたりと、この点が大変だと感じています。おもちゃ選びが大変というのは、猫あるあるではないでしょうか?

しつけは難しい

トイレは自然と覚えてくれますが、その他のしつけやトレーニングは難しい場合が多いです。それは、猫が単独で行動する生き物であるためです。家の中で猫と暮らしていると、猫に「してはいけないこと」を教えなければならない場面がでてきます。よくあるのは「乗ってはいけない場所」を教えることではないでしょうか。

「ダメ」と声をかけたり、乗ったらすぐに下ろすなど、時間をかけて覚えてもらいましょう。また、朝が早いことで困っている飼い主さんも多いかと思いますが、これをしつけるのはさらに難しいです。我が家でも困っていましたが、もう猫に合わせるようになってしまいました。

家の中が傷んだり汚れたりする

壁や家具などで爪とぎをする、毛玉を吐く、粗相、スプレー行為、抜け毛などで家の中が傷んだり、汚れたりします。本能による行動もあるのでしつけることは難しいです。保護シートを壁や家具に貼ったり、ブラッシングや病気がないかケアをするなどの対策も必要ですね。

まとめ

れおん

生き物を飼うことは楽ではありませんが、犬と猫など別の生き物の飼い方を比べると、楽な点や大変な点がでてきますよね。猫の場合は散歩、トイレ、シャンプーなどで楽だと感じることがあるでしょう。

しかし、室内で運動不足にならないようにすること、しつけが難しい、家の中が傷んだり汚れたりするということで大変だと感じるかもしれません。猫の性格によっても変わってきますし、実際に一緒に暮らしてみないとわからないこともあります。「猫の飼育には楽な点も大変な点もある」ということを理解した上で猫を迎え入れてあげたいですよね。

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