猫を『完全室内飼い』するべき理由5選

猫を『完全室内飼い』するべき理由5選

猫の飼育本などを見てみると、どの本も完全室内飼いをするように書かれていることが分かります。そこで本記事では、なぜ猫を完全室内飼いをする必要があるのか、理由とともに解説をしていきます。

なぜ猫は「完全室内飼い」にするべきなの?

猫と猫用トイレ

昔は猫を外飼いしている家も多かったですが、近年では猫の完全室内飼いが強く推奨されていますよね。なぜ猫を完全室内飼いにする必要があるのか、その理由を本記事で詳しく解説していきます。

1. ウイルス、ノミ、ダニをもらってくる可能性があるから

耳を掻く猫

外に出た猫はさまざまな場所を自由気ままに散歩します。ノミやダニがたくさんいるような草むらや木の上にも平気で行ってしまうのです。そのため、外に出た猫はノミやダニをもらってくる確率が一気に上がります。

それだけでなく、他の猫や生き物と接触した際に、ウイルスをもらってくる可能性だってあります。ワクチンを打っていたとしても、ウイルスに感染する危険性はあるため、できるだけ室内で猫を飼ったほうが、ノミやダニ、病気の予防に繋がります。

2. 望まぬ妊娠をしてしまう可能性があるから

猫の親子

不妊手術をしていないメス猫を外に出してしまった場合、オスの野良猫と交尾をして「望まぬ妊娠」をしてしまう可能性があります。

メス猫が産んだ子猫たちを責任持って育てるのもひとつの選択といえるでしょう。しかし、メス猫は放っておくと発情期に入る度に交尾をして、子猫をどんどん産むため、一人の飼い主さんだけでは収集がつかなくなってしまいます。

3. 交通事故に遭う可能性があるから

道路を歩く猫

外飼いをした場合、車がたくさん走っている所に猫が遊びに行ってしまうことも十分に考えられます。中には判断を誤って、車とぶつかってしまう猫もいるため、交通量が多い所に猫を行かせるのは非常に危険です。

4. 他の猫との喧嘩に巻き込まれる可能性があるから

喧嘩をする猫

猫は縄張り意識がとても強い生き物です。そのため、誤って他の野良猫の縄張りに踏み込んでしまった場合、猫同士の喧嘩に巻き込まれることもあります。

大喧嘩になってしまって大きな怪我を負ったり、壁の上や木の上といった高い場所で争ったせいで足を滑らせて落ちたなんていうリスクもあるため、外での猫同士の喧嘩は非常に危険です。

5. 猫を虐待する人に遭遇してしまう危険があるから

ケージの中の猫

世の中には猫を可愛がって大事にする人だけではなく、猫を嫌っていたり、中には虐待をする酷い人もいます。

そのような人に猫が出くわしてしまって、そのまま帰ってこないといった最悪の事態に遭遇する可能性だってゼロではありません。危ない人から愛猫を守るためにも、完全室内飼いは必要といえるでしょう。

まとめ

ちまき

人間が思っている以上に、外の世界は猫にとって危険がいっぱいあります。とんでもない事故や病気、怪我に巻き込まれる可能性も十分にあるので、猫を飼うのであれば完全室内飼いをしましょう。

もし、運動不足が気になる場合は、猫用おもちゃでたくさん遊んであげたり、キャットウォークやキャットタワーを設置するなどの対策をして、室内でも動けるようにしてあげるのがおすすめです。

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