顎を乗せるときの猫の3つの気持ち
猫が顎を乗せているときの気持ちは、こんな感じです。
安心
とても安心して無防備な状態のとき、顎を乗せてリラックスします。飼い主さんの体に、顎を乗せたときは間違いなく、心を許しています。幸せそうな猫の顔、思う存分満喫してしまいましょう。
楽だにゃ〜
ベッドのへりや毛布などに顎を乗せ、ぐっすりとお休みになる場合も。顎を乗せると楽なので、そうしているようです。顎乗せ猫はとてもかわいいです!見逃さないよう、ご注意ください。
縄張り主張
猫の顎付近には、フェロモンが分泌される器官があります。そこを乗せるということは、自分の匂い付けをしているという意味も。自分の縄張りを主張するため、乗せていると考えられます。
手乗せする猫の4つの気持ち
猫が手を乗せてくるときの気持ちは、以下の通りです。
直ちに止めにゃさい!
止めてほしいときも、手を乗せます。撫でる、抱っこなど、猫がしてほしくないにゃ〜と思ったら、すかさず手を乗せて抵抗します。飼い主さんからするとちょっとショックではありますが、あまりしつこくすると、痛〜い応酬が待っているかも。
お返し
飼い主さんが手を乗せてくるので、お返しで手を乗せる場合もあります。なぜそうするのかは良く分かりませんが、猫なりのコミュニケーションの一環なのかもしれません。かわいい猫とのラブラブタイム、楽しみたいですね!
撫でてアピール
飼い主さんに撫でてほしいために、手を乗せることも。猫がちょこんと手を乗せてきたら、優しく構ってあげてください。きっと幸せそうな顔で、応えてくれることでしょう。
獲物だと勘違いした
獲物だと勘違いして、思わず手を乗せてしまったのかもしれません。猫の目は人よりも色や視力が劣っていると言いますから、何かが獲物に見えてしまった可能性があります。危なくないものならば良いのですが、猫が誤飲したり飼い主さんがケガしたりすることのないよう、気をつけましょう。
全部乗せする猫の3つの気持ち
猫が体全体を乗せてくるとき、こんな気持ちのようです。
優位性アピール
猫が体全体をドカッと乗せてくるときは、「自分のが上だ!」と優位性アピールをしているのでしょう。これは、飼い主さんにするときもありますし、他の猫にすることもあります。何を持って優位なのかは猫にしか分かりませんが、とりあえず尻にひかれておきましょうか。
イイ湯たんぽだにゃ
飼い主さんの膝に体全部乗せてきたり、寝ている飼い主さんの上に全部乗せしたりする場合も。これは、飼い主さんが良い湯たんぽだと思っているに違いありません。
もちろん飼い主さんのことが大好きなので、という理由もあるでしょうが、猫が寒いときしか全部乗せしないのであれば、湯たんぽがわりに使われていると思って良いでしょう。
甘えたい
甘えん坊の猫は、とにかく飼い主さんにくっつきたがります。何かと言えば飼い主さんの上を通る、乗ってくる、よじ登ってくるなど、そのパターンはいろいろです。初めての発情を迎える前に去勢・不妊手術をした猫は、性格が子猫のままだと言います。
飼い主さんは得てして、猫の母猫がわりになることが多いですので、体は大人でも精神は子猫の猫が、甘えているために全部体を乗せてきます。猫の体重によっては重いこともありますが、これも運命と思って受け入れましょう。猫のお母さん役、務め上げるしかありません。
まとめ
乗せる体の部分によって、微妙に気持ちが異なるようですが、共通しているのは飼い主さんに「甘えたい!」という気持ちでしょう。猫は嫌いな人には近寄らないので、体を乗せるということはそれだけで好意があるという証拠です。煙たがらずに構ってあげてくださいね!