猫の「おかえり」の鳴き方
猫の「おかえり」サインは、鳴いて伝えるようです。鳴き方のパターンもいくつかあるようでね。
「にゃーん」
飼い主さんが玄関のドアを開けると、勢いよく走って「にゃーん」と鳴きます。いかにも、帰りを「待ってたよ」と言うように、一直線に飼い主さんの元へ走っていきます。猫の鳴き声の多さから、猫がどれだけ待っていたのかもわかりますね。
「んーん」「んなー」
猫も待ちくたびれた様子で、玄関付近で待機しています。飼い主さんがドアを開けると、少し高い場所から「んーん」「んなー」と鳴いて、おかえりをしてくれます。
でも、少し猫はご立腹な様子で「遅かったね」「待ちくたびれたよ」と嫌みのような鳴き声でお出迎えします。
ゴロゴロ
飼い主さんに会いたかったのでしょう。猫も飼い主さんを見ると、自然と喉がゴロゴロとなってしまうのです。「嬉しい」「会えた」と喉を鳴らして出迎えてくれます。
「おかえり」を伝える猫の仕草
猫は全身で飼い主さんに「おかえり」を伝えます。言葉はなくても、精一杯の気持ちを「仕草」で出迎えしてくれているのです。
スリスリ
飼い主さんの足元にスリスリ、カバンや服にスリスリ、玄関の周りの家具にスリスリ、とにかく色んな場所に体をスリスリして「おかえり」と言っています。
スリスリが止まらないのは、嬉しい気持ちもありますが、「においが違うじゃない」「においをつけとくね」と、飼い主さんのにおいチェックをしているようです。
ヘソ天
向こうの部屋から走ってきてゴロンとして、くねくねして「おかえり」と微笑んでいます。おかえりの仕草は、お腹を見せてヘソ天する猫が多いようですね。猫の急所のお腹を見せてまで、全身全霊で飼い主さんを待ってたのがわかりますね。
瞬き
言葉?なんていらない「おかえり」は、クールに瞬きだけで伝える猫もいます。飼い主さんが帰宅すると、ゆっくり目を閉じて「おかえり」と伝えます。飼い主さんとの深い関係性が表れていますね。
まとわりつく
嬉しくて嬉しくて、気持ちが抑えられない猫もいます。飼い主さんの足にベッタリくっついたり、足の間を行ったり来たり、飼い主さんの部屋までずっとついてきてしまいます。「おかえり」の気持ちが溢れでてしまっていますね。
猫の変わった「おかえり」の仕草
ちょっと変わった「おかえり」をする猫もいます。私の家の猫の変わった仕草を紹介します。
あくび
帰った飼い主をみて、大あくびをします。音がして走って出迎えてくれたのですが、寝ていたのが丸わかりですね。それでも、ちゃんと迎えてくれる所が嬉しいですね。
部屋の中を走る
飼い主が帰ってきたのが嬉しいのか、猫のテンションが上がってしまったようです。私に「おかえり」を軽くしたら、部屋の中を走りおかえりの舞をします。ちょっと変わった猫なのでしょうか。
爪とぎ
飼い主がドアを開けて玄関に立つと、猫たちが爪とぎをして迎えてくれます。飼い主が帰ってきたから気分を入れ直そうと思っているのでしょうか?順番に猫が入れ替わり爪とぎをします。
握手を求める
猫が手を出してきます。ケンカを売ると言う意味ではなく、握手を求めてくるのです。手を伸ばして「おかえり」をしているようです。可愛い肉球を見せながら「タッチして」と言っているようです。
まとめ
猫のおかえりのサインを紹介しました。猫がこうやって、帰りを待ってくれていると思うと、家に帰りたくなるのでしょうね。
おかえりのサインは猫によって違うのもまた楽しいですね。猫がしてくれるスキンシップが、飼い主さんの気持ちを癒してくれているのでしょう。