猫パンチの秘密
猫パンチの強さには強弱がある
猫パンチと言うくらいだから、パンチされるような痛さがあるのでしょうか?
どうやら、猫パンチの強さにも強弱があるようです。
弱い猫パンチは、手をちょんちょんとするくらいの優しい強さ。強い猫パンチは、「パシッ」と叩かれるくらいの素早い強さがあります。
猫パンチは一度だけでなく「パンパン」と連続でされることもあります。ただ、猫がするパンチは片手なので、物を壊したり、ケガをさせたりするための攻撃ではないのです。
猫パンチが出るとき
猫に猫パンチをされた経験がある人は、突然されたり、猫がヒートアップしてしまい、パンチされたりすることが多いようです。猫パンチあるあるは、以下の通りです。
- 猫に顔を近づけたとき
- 携帯やテレビに夢中になっているとき
- 物陰から突然の猫パンチ
- 遊びに興奮してしまったとき
- 触られたくない所を触りすぎたとき
- 手を上に上げたとき
- ブラッシングが長いとき
パンチしてくる猫の3つの気持ちをよみとろう
1.構ってよのサイン
猫が人間に猫パンチをするのは、構って欲しさから出るようです。
自分に目を向けてほしいときに、邪魔をしてくる感覚と同じようです。飼い主さんが出掛けようとしたときに走ってきてパンチしたり、隠れていて急に飛びついてパンチをされたりしませんか?
猫は「気づいてよ」「寂しいよ」「遊んでよ」など、構ってほしい気持ちで猫パンチをしてしまうようです。
2.驚いたときのサイン
猫は驚いたときにも猫パンチが出てしまいます。
目の前に突然危険を感じたら、思わず防御しようとします。飼い主が猫の前に手を出したときや、見たことない物を見たときなどに驚いてしまいます。
「びっくりした!」「何だこれ?」と猫パンチをしますが、このときに強弱が出てしまいます。
危険を回避するときの猫パンチは、一撃で終わらせたい気持ちから強度があります。これは猫の恐怖心からくる強気な態度なのです。
恐怖心があるときに、それを確かめないと気が済まないのが猫の性質です。手で「ちょん」としてから、一度離れて様子を見ます。また近づいて「ちょんちょん」とします。
「行けそうな気がする」と思った瞬間、猫パンチが炸裂します。弱いパンチから、強い「バシバシ」のパンチに変わるのです。
3.やめてよ!
「やめて」「しつこい」と思うときに猫パンチがでます。最初は優しく「やめて」と言うパンチから、次第に「やめろ」と強くなることがあります。
猫にチューをしようとして、手で押さえられそれでもまだ顔を近づけると「パシッ」と叩かれるのです。
また、ブラッシングが長いと猫も体を動かし体制を変えますが、しつこくすると「長い!」と怒ってしまいます。
猫がやめてほしいときの猫パンチは、不快感から爪が出てしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ
にゃん太郎 / ♂ / 3歳 / ノルウェージャンフォレストキャット / 5.8kg
猫の猫パンチについて紹介しました。
猫パンチが出るときは、構ってほしい、驚いた、不快の気持ちが多く思います。猫の猫パンチは、猫が遊んでいるうちにヒートアップして、激しくパンチが出てしまうこともあります。
猫同士がケンカするときに、相手を押さえつけようと頭を「パシパシ」している様子や、相手に当たらないパンチを必死にする様子もあります。
猫の猫パンチは、一見可愛く見える仕草ですが、ケガすることもあるので、注意しましょう。