なぜ猫は飼い主の真ん前に座るのか?
猫がなぜか飼い主の正面に座る心理、解き明かしましょう!
1. そこがたまたま快適な場所だから
「あ!猫が真ん前に座ってくれた。やっぱり落ち着くのかなぁ〜?」そんな甘〜い期待を持ってはいけません。ただ猫的に、飼い主のいる正面が快適な場所だからに過ぎないからです。
ストーブなど暖房器具の前に、座っていませんか?そんな時は「この温かいベスポジは、渡さにゃい!」とばかりに、飼い主の真ん前を陣取ることも。こうなったら猫に、快適な場所を譲るしか、ありません。もちろん強引にどかしても良いですが、それができる飼い主は、この世にあまりいないでしょう。
2. 構って!
「こっち見にゃいで、何やってるの?」と邪魔してくる猫。飼い主が見ている本やパソコンの正面に、ドサッと座り込みます。これは構って欲しい、注意を向けて欲しい、という猫のアピール。
甘えん坊やプライドの高い猫に多い仕草です。飼い主的には作業ができなくて困りますが、猫の可愛いアピールに少しは答えてあげてください。
3. ご飯が欲しい…
「お腹空いたよ…」正面に座ってじっと見つめてくる猫。ご飯をあげるタイミングは飼い主によって様々だと思いますが、この時の猫は忍耐強く待っているでしょう。上目遣いで見つめられるとついつい気持ちが緩んでしまいますが、もしダイエット中やご飯を既に規定量食べ終わっているときなら、ぐっと堪えなくてはいけません。
猫の可愛いアピールにも負けないようにするのも、愛情です。肥満猫にして病気にかかりやすい体質にしてしまわないよう、注意してくださいね。
4. 安心
やっぱり飼い主の正面にいると、安心するのでしょう。母親代わりに慕っている飼い主の気配を感じながら、ウトウト…なんてことも。我が子のように甘えてきてくれる猫を、愛おしいと思う飼い主も多いでしょう。こんな存在、手放せませんし一生大事にして行きたいですね。
5. 撫でて欲しい
撫でて欲しいとき、分かりやすく正面に座って顔や体をスリスリしてくることがあります。こんなときは猫の甘えん坊スイッチが入っているので、たくさん撫でてあげてください。ゴロゴロと気持ち良さそうな顔をする猫は、とっても可愛いです。
猫のゴロゴロ音には、癒し効果があることが分かっていますので、お互いに癒されてしまいましょう!
6. 遊ばんかい!
猫が正面に座る場合は、遊んで欲しいのかも。猫と暮らしていると、何となく言いたいことが分かってきます。おもちゃをチラつかせたら、飛びついてくるかもしれません。たくさん、遊んであげましょう!
遊びは猫にとってストレス解消や運動になります。飼い主にとっても、良い気分転換になるでしょう。1日に5〜10程度でも良いので、猫と遊ぶ時間を作るのが望ましいです。
まとめ
猫って、いろいろな思いで飼い主の前に座るのですね。大抵は何かの要求があってのことのようですが、猫の気持ちを察してあげるよう、心がけてあげましょう。座る姿が可愛いので、わざと焦らしてしまいたくなりますが、適度にお願いします。