猫が肩乗り猫になる理由
飼い主の肩に乗ることが大好きな「肩乗り猫」。
その姿は愛らしく、見ている方も何故だか微笑ましい気持ちになりますね。
しかし何故、抱っこではなく肩乗りが好きなのでしょうか?
調べてみると、猫が肩乗り猫になる理由は、以下のものがありました。
- 甘えたい気持ち
- 安心できる居場所という気持ちの現れ
- 揺れを楽しみたい気持ちもある
では、肩乗り猫になるそれぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
1.甘えたい
猫が肩乗り猫になる理由では、猫が飼い主の方と一緒にいたい、甘えたいという気持ちを表しています。肩乗り猫たちが飼い主の肩に乗ることで、一緒にいられることを認識しています。
また、肩乗り猫にとっては、一番側にいられて安心して甘えることができる位置なのかも知れません。その証拠に、肩乗り猫が肩に乗ったあと、「ゴロゴロ」とのどを鳴らすことがあれば、ふみふみと足踏みすることもあるそうです。
また、肩乗り猫の場合は、構ってほしいときなども、ピョンと飛び乗って自分をアピールしてくると言われています。
2.安心できる居場所
猫が肩乗り猫になる理由では、猫にとって安心できる居場所という気持ちの現れでもあります。
猫にとって高い場所が落ち着けるという理由もありますが、飼い主の匂いや体温を感じることができる肩の上は、猫たちにとって何より安心できる居場所と言っていいのかも知れません。
肩乗り猫たちは、肩に乗ったあとそのまま熟睡することもしばしばあるらしく、飼い主の方は肩の上の猫を落とさないようにバランスを取るのが大変らしいのですが、想像すると大変微笑ましい光景ですね。
3.肩乗りを楽しんでる
猫が肩乗り猫になる理由で、猫らしい理由と言えるのは、肩の揺れを楽しみたいということです。例えると、それは人が馬に乗って揺られたり、自転車に乗って風を感じたりして楽しみたいという気持ちです。
猫によっては人の肩は乗り物のような感覚で、楽しいという気持ちもあるのかも知れませんね。
肩乗り猫にする方法
飼い主の方の憧れでもある、肩乗り猫にする方法を調べてみました。
ぜひ、この方法で肩乗り猫を目指してみましょう!まずは以下の3つのコツをご紹介します。
- 1.冬の時期は肩乗り猫なりやすい
- 2.飼い主の方から猫を肩に乗せてはダメ
- 3.おやつを使ってさりげなく肩の上に呼んでみる
大切なのは、飼い主の方が自然体でいることだそうです。
構えることなくふだん通りで、遊び感覚で肩乗り猫になるよう肩の上に誘導してみましょう。
それでは、さらに詳しく肩乗り猫にする方法を見ていきましょう。
肩乗り猫にするなら子猫のうちから
肩乗り猫にする方法は、体の小さな子猫時代から肩に乗せる方がおすすめで、覚えてくれやすいと言われています。
子猫を飼っている飼い主の方は、おやつを使ってさりげなく肩に誘導してみるのも良さそうです。肩乗り猫にする方法と手順は以下です。
- ①まずは猫との距離を縮める(座って始めるのも良い)
- ②おやつなどで肩に乗るように気を引いてみる
- ③肩に乗ってくれた場合はおやつを与える
- ④繰り返し根気強く教える
※ポイント:肩に乗ると、良いことがあると猫に教えることが大切です。
子猫に限らず、成猫を肩乗り猫にする場合も上記の方法で気長にチャレンジしてみてください。
猫は気分屋なので、ある日突然乗ってくれることもあるようです。
ロシアンブルーは肩乗り猫になりやすい!?
肩に乗りやすい猫はいるの?と疑問に思う方も多くいらっしゃるかと思いますが、実際に肩乗り猫になりやすい猫種ではロシアンブルーがいるようです。
これには明確な根拠がないと言われていますが、ロシアンブルーの性格が肩乗り猫に向いているのではないかと予想されています。
ここで、ロシアンブルーや肩乗り猫になりやすい猫の性格を見てみましょう。
- 活発な性格の短毛種が肩乗り猫になりやすい
- 比較的社交的な猫が肩乗り猫になりやすい
- 甘えん坊な猫が肩乗り猫になりやすい
このように、ロシアンブルーに限らず、肩乗り猫になりやすい猫の性格はありますが、ロシアンブルーは活発な性格から比較的自ら進んで飼い主の肩に乗ってくれることもあるのだとか…。
その性格だけでなくロシアンブルーの美しくしなやかな外見で、飼い主の肩の上に乗る姿を想像すると絵画のように美しく優雅なようになるでしょう。
肩乗り猫を目指してロシアンブルーを飼う…という手段もあるのかも知れません。
肩乗り猫をさせるときの注意点
猫を肩に乗せるときには、何に気を付けるべきなのでしょうか?
肩乗り猫をさせるときの注意点を調べてみました。
以下は肩乗り猫を飼っていらっしゃる飼い主様が記載されていた注意点を幾つかまとめたものですが、一見、幸せそうで優雅にも見える肩乗り猫にもきちんとした注意点があるので、ご参考にしてみてくださいね。
肩乗り猫の注意点
- ①爪が食い込むので注意が必要(厚着しましょう)
- ②爪があまりに痛い場合は爪切りも必要
- ③肩が凝るので猫の肥満体型には注意すること
- ④冬は暖かい、夏は暑い
- ⑤夏でも厚着する必要がある
- ⑥猫が肩乗りに失敗すると後足で顔を引っ掻かれることもある
- ⑦ところ構わず乗ってくるから危ないときもある(料理中は特に怖い)
- ⑧服がボロボロになることも、しばしば
- ⑨降ろしても、降ろしても肩に乗ってくる
- ⑩不本意に降ろされると肩乗り猫は怒る
まとめ
今回は肩乗り猫になる理由と乗ってもらう方法、注意点までをご紹介しました。
猫を飼っている飼い主の方や猫好きの方は勿論、肩乗り猫に憧れますね。
そんな肩乗り猫を飼っている飼い主の方も、嬉しいこともあれば困った点があるのも確かなようです。(この注意点も含めて肩乗り猫であると教えた方が良さそうです。)
ですが、肩乗り猫を肩に乗せることは、至福の時間と言われている通り、可愛い猫が肩にいる安心感は癒し効果が抜群にありそうですね。
可愛い猫を肩乗り猫として育ててみるのも、幸せな猫との暮らしになるかも知れません。
20代 女性 ゆきりんちゃんねる