猫の気持ちを10通りのしっぽの動きで解説!

猫の気持ちを10通りのしっぽの動きで解説!

長くしなやかに動き回る猫ちゃんのしっぽは感情が表れるひとつの部位です。愛猫が伝えたい事、考えている事が理解できるよう今回はしっぽで分かる猫ちゃんの気持ちを述べていきます。

猫のしっぽについて

後ろ姿の猫のしっぽ

バランスと防寒

猫のしっぽは、感情が表れる部位として知られていますが動いている時のバランスをとる為の役割があります。さらに、寒さをしのぐ為の防寒の役割もあります。猫ちゃんがマフラーのように身体にしっぽを巻き付けているのを見た事がありませんか?これは、体温を逃さない為身体に巻きつけるのです。

かぎしっぽ

しっぽが曲がった猫ちゃんを見た事もある方は多いのではないでしょうか?日本の猫に多く、ヨーロッパでかぎしっぽの猫ちゃんは”幸運を運ぶ猫”といわれています。曲がったしっぽで、幸運を引っかけて運んでくれるのです。見かける事があれば、幸運の猫なんだなと見守ってあげて下さいね。

しっぽで分かる猫の気持ち

窓辺で振り返る猫と後ろ姿の猫

しっぽの状態と猫の気持ちをそれぞれご紹介いたします!

1.しっぽを垂直に立てる

楽しそうな猫

しっぽをピンっと垂直に立てている時は、”甘えたいな””構って欲しいな”という猫ちゃんからのデレデレタイムの合図です。見逃さずに、普段逃げられて出来ない分も思う存分モフモフして下さいね。

2.しっぽをダランと下げている

ダランと力無くしっぽを下げている場合は、ショボンとしています。怒られた時や落ち込んだ時など猫ちゃんなりの反省かもしれません。また、体調が悪い場合もあるので気を付けて見てみましょう。

3.しっぽをゆっくりと大きく振る

リラックスしている猫

この時猫ちゃんは、リラックスしている事が多いです。考え事をしている場合もあるので、遠くからそっと見守るようにしましょう。

4.左右にしっぽをブンブン振る

これは、ご機嫌が斜めな合図です。猫ちゃんは気分屋な動物なので、突然機嫌が悪くなる事もあるので触らずに様子見してみましょう。

5.しっぽの毛を逆立て太くする

怒っている猫

かなり怒っています。イライラしているので極力近付かないようにしてあげて下さい。驚いた時にもなるので何か驚かすような事をした場合、全身全霊で謝りましょう。許してくれるかは、猫ちゃん次第です。

6.しっぽの先をぴくぴくさせる

木のぼりで遊んでる猫

猫ちゃんと遊んでいる時によく見られるこのしっぽは、気持ちに葛藤している状態です。いこうかなやめようかなと狩りの本能が出てきているのです。

7.縦にしっぽをゆっくり動かす

この時の気持ちは、”どうしようかなぁ””何をしようかなぁ”と次に何をするか考えています。じっとどこかを見ながら寝ようか遊ぼうかと悩んでいる姿は、可愛らしいですよね。

8.しっぽの先を少しだけ振る

しっぽの先っぽ

寝ている時などに名前を呼んだりするとしっぽの先を少しだけパタパタとさせる事がありますが、これは”呼んでいるなぁ、でも返事が面倒くさいなぁ”としっぽでとりあえず返事をしています。何とも猫ちゃんらしい気持ちですね。

9.しっぽが垂れ下がる(抱っこ時)

抱っこするとしっぽがダラーンと垂れ下がる場合、リラックスしている状態です。しっぽをお腹にくっつけて丸める場合は、怖がっているので早く下ろしてあげて下さいね。

10.しっぽをゆっくり動かす(抱っこ時)

抱っこをしてしっぽをゆっくり左右に動かしている時は、嬉しい気持ちで抱っこが好きな子に多いです。反対にバタバタと激しく動かす場合は、嫌がっているのですぐに解放してあげましょう。

終わりに

尻尾がハートになっている二匹の猫

猫ちゃんのチャームポイントでもあるしっぽは、様々な感情が表れる分かりやすい部位です。お気楽そうに見えても考え事をする事もあるので、むやみやたらに寝転がっているからとモフモフして人間が怒られるのも納得ですね。愛猫の気持ちを読み取り、お互いに気持ちの良い共存生活が送れるよう私達が努力していきましょう。

スポンサーリンク