猫が飼い主を自分の物だと思っている
飼い主さんを所有物だと思っているパターンです。この人は自分のものだぞとアピールしていて、他所から守ろうとしています。猫は1日の半分以上寝ていますが、実は深い眠り状態の時はそのうちの3時間くらいしかありません。
なので、寝ているけれどもし飼い主に何かあったらすぐに起きて対応できるということですね。
しかし、お腹を出してびろーんと寝ている時は、その目的を忘れて心地よい眠りについているのでしょう。「我としたことがうっかり寝てしまったにゃー」といったところでしょうか。
飼い主がいる事で猫が安心している
飼い主さんのことを親だと思っている子は、傍にいると安心するのでくっつきにきます。この人は自分を守ってくれるから傍にいれば大丈夫という信頼の証でもあるのです。
猫の寝る位置で違う気持ち
ですが、飼い主さんの顔の近くで寝る子と、足元で寝る子とでは信頼度に差が出ます。飼い主さんの顔の近くで寝る子のほうがより信頼度が高いと言えるでしょう。
ただし、例外もあります。すごく信頼しているけれど、飼い主さんの寝相が悪いので仕方なく…といったパターンです。寝返りのたびに潰されかけたら猫も落ち着いて寝られないので、少しだけ身体をくっつけていつでも逃げられる体制をとっているのです。
猫が飼い主で暖を取っている
猫はもともと砂漠地帯で生活していたので寒がりな子が多いです。人間は暑いと感じていても、猫には寒いといったこともよくあります。なので、温かい飼い主さんにくっついて暖をとっているのです。
人間からすると猫の体温は高いので、最初は温かいと思っていてもだんだんと暑苦しく感じてくるかもしれません。また、脇と腕の間、股の間、肩の上など、すっぽり収まる感じが好きな子もいます。
猫が飼い主と一緒に寝る事が習慣になっている
子猫の時から飼い主さんの傍で寝ることが多いと、成猫になってからも同じ場所で寝ようとします。
ここで寝るのはもはや当たり前になっているということです。もしかしたら、人間用のベッドも猫用のベッドだと思っているかも?
猫にとってベッドの生地が好み
飼い主さんどうこうというより、ただベッドの生地やフカフカ感が好きといったパターン。
「狭いから身体がついちゃうけど、遠慮なんかしないわよ」っという気持ちで堂々とくっついているのかもしれません。それだとしたら少し切ないですが、信頼しているからこそ出来ることなので許してあげましょう。
まとめ
中には、猫に気を使って眠りが浅くなり、なかなか疲れが取れない、眠りにつけないといった飼い主さんもいますよね。
そういった場合は、人間のベッド以上に気にいる場所を与えてあげるとそちらで寝るようになるかもしれません。睡眠はとても大切なので、決して我慢することのないようにして下さいね。