猫が顔の上で寝る理由
猫の中には、人間の側や体の上などで寝る子がいます。また、寝る位置にも猫なりの気持ちや心理があるようです。
お腹が空いたよ
私の愛猫も、毎日顔の上やお腹などで寝たりします。顔の上で寝てくる時は大抵朝方が多いです。「お腹が空いたよ」と言うアピールだと思います。苦しくて目が覚めたり、起きて欲しくて必死な時は手で私の顔を攻撃してきます。
構ってほしい
顔の上や頭に寝る理由はわざとする行動で構ってほしいなどの自己主張のようです。飼い主さんに起きて遊んで欲しい時にも顔の上にわざと乗って眠っていたりします。
安心している
猫が顔の上で寝る時にお尻をこっちに向けて寝ることがあります。お尻を向けるなんて「失礼な!」と思うかも知れませんが、子猫は母親のお腹で寝る時にお尻を向けて寝るのだそうです。安心出来る相手にする行為のひとつです。
なので、飼い主にお尻を向けるのは安心出来る母親の様な存在でもあるのです。
飼い主にくっついて眠る猫の心理
飼い主にくっついて寝る猫と1人で寝る猫の違い
外で生活している猫と室内で飼われている猫とでは寝方にも違いがあるようです。
外で生活している猫はいわゆる『おとな猫』で1人で寝ることが出来ます。
室内で飼われている猫は『子供の気持ち』がいつまでもあるので飼い主にくっついて寝たり、猫同士がくっついて寝るようです。いつまでも、子猫の気持ちがあり甘えん坊な猫が多いです。
お腹の上で寝る
飼い主を信頼している証拠で信頼関係があるということです。猫にとっては飼い主の体温が感じられる、温かくて居心地の良い場所なのです。
背中の上で寝る
背中にのる理由は、独占欲や所有権と言う気持ちがあるようです。背中は大きくて広い為、猫にとっては安定感があり寝やすいようです。また、背中を占領する事で動けなくする戦法でもあるようです。背中に乗ってくる時は、猫は飼い主よりも地位が上と思っている事もあるようです。
足の上で寝る
猫が足の上に乗ってくるのは、警戒心が強いようです。猫が人間に擦り寄って来る場所は先に足なのでいつも足が見えています。足にスリスリしてくるのは、甘えてるだけではなく自分に危害を加えないかを確認する事もあるようです。なので、まだ猫に警戒心があり、信頼関係が築けていないのかも知れません。
まとめ
猫が飼い主にくっついて一緒に寝るのは、信頼関係があると言うことですね。特に、冬は猫も寒いのでくっついて来る事が多くなります。顔に近い程、私たちを信頼しているという事なんですね。一緒に寝たいのにそばに来てくれないのであれば、もう少し猫との信頼関係を築いて距離を縮めるようにしてみて下さい。