猫に話しかける事の効果
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- 猫に話しかけるのは効果あり!
- 猫は簡単な言葉であれば理解する
猫は人の言葉を理解している
猫に話しかける飼い主さんは実に多くいます。「猫に話しかけたところで、人間の言葉を理解できないのでは?」と思っている人も中にはいますが、実は簡単な言葉であれば、猫は理解できているのです。
例えば、自分の名前や、ごはんを与える際にいう「ごはんだよ」などの呼びかけ、「えらいね」などの誉め言葉は、きちんと理解している猫が多くいます。
猫に話しかけた時のアクション
名前を呼んだ際にふりかえったり、「ごはん」と言うとダッシュで駆け寄ってきたり、誉め言葉で話しかけるとゴロゴロと喉を鳴らしながら喜んでいたりするのは、全て言葉の意味が分かっているゆえのアクションです。
特に、ごはんを与える際の呼びかけなどは、食事と結びついて覚えるため、反応を示しやすい傾向にあります。
このように、猫に呼びかける行為は全く無駄ではなく、猫に伝わっています。また、たくさん話しかけることによって、猫が「人間とコミュニケーションをとる時は、声を発すると良い」と認識してもらえる効果も期待でき、鳴いてコミュニケーションをとるようになる可能性があります。
話しかけた時、猫がお返事している仕草
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猫に話しかけた時のお返事
- しっぽをふる
- 耳をかたむける
- すり寄ってくる
猫に話しかける際、「にゃー」と鳴くなどの反応が見られれば分かりやすいのですが、そうしない猫もいます。ただし、鳴き声で返事をしないからといって飼い主さんを無視しているわけではなく、別の仕草によって返事をしている猫もいるのです。
猫に話しかける時に以下のような仕草を見せている時は、猫がお返事をしている証拠なので、動きをよく観察してみましょう。
猫のお返事の仕草1:しっぽをふる
猫のしっぽはさまざまな感情を表現しています。そのため、しっぽを動かすことにより、今の自分の気持ちを表現して、返事をしていることがあります。
しっぽがゆらゆらとゆっくり揺れている時は、嬉しさや興味などのポジティブな感情を表しており、大きく激しく揺れている時は、苛立ちや放っておいてほしいなどの気持ちを表現しています。
猫のお返事の仕草2:耳をかたむける
猫に話しかける際に耳が動いている場合は、猫がちゃんと人間の声に反応している証拠です。「聞いているよ」「なに?」などの気持ちを表現してお返事しています。
猫のお返事の仕草3:すり寄ってくる
猫に話しかけても反応が見られず無視されたのかなと思いきや、突然すり寄ってきたというケースもあります。これは「なんか呼んだ?」と確認しに来ている可能性があります。
猫が人間に話しかける仕草
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- 鳴いている
- 目を瞑りながら見つめてくる
- 飼い主の邪魔をする
- 呼んでないのにすり寄ってくる
- いたずらをする
逆に、飼い主からではなく、猫の方から話しかけることがあります。具体的に猫がどのように話しかけるのか紹介します。
猫が話しかけている仕草1:鳴いている
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何か欲求がある時に鳴いて話しかける猫は多くいます。ごはんがほしい、トイレが汚い、遊んでほしい、甘えたいなど猫が鳴いている時は何を要求しているのか、探ってみると良いでしょう。
猫が話しかけている仕草2:目を瞑りながら見つめてくる
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猫にとってお互いに目を見つめあうことは敵意を表しています。逆に、ゆっくりと目を瞑る、まばたきをするなどの行動を見せながらこちらを見てくるときは、敵意がないことを表しており、信頼していることを証明しています。
猫が話しかけている仕草3:飼い主の邪魔をする
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飼い主さんが新聞やテレビ、PCなどに夢中になっていると、それを邪魔するように割り込んでくる猫がいます。これは、「そんなものに夢中になっていないで早くかまってよ」と訴えていることを表しています。
猫が話しかけている仕草4: 呼んでないのにすり寄ってくる
猫に向かって話しかけていない場合でも、猫の方からすり寄ってくることがあります。これは甘えたい、遊んでほしいなどの気持ちを訴えている可能性が高いので、このような行動を見せてきたときはかまってあげましょう。
猫が話しかけている仕草5:いたずらをする
猫の性格によっては、いたずらをすることによって飼い主さんの気を引こうとする場合があります。高い所に置いてあるものを落としたり、わざと飼い主さんに対して噛んだり引っ掻いたりして、意識が向くように仕向けてくるのです。
このようないたずらをしてきた場合にかまってしまうと「いたずらをすれば、かまってもらえる」と猫が認識をしてしまう危険性があります。
そのため、いたずらをされたら無視をしましょう。「いたずらをしても無視される、かまってもらえない」と猫に分かってもらうことが重要です。
まとめ
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- 猫に話しかけるのは効果がある
- 猫に話しかける事で簡単な単語であれば理解する
- 猫に話しかけた時のお返事:しっぽをふる
- 猫に話しかけた時のお返事:耳をかたむける
- 猫に話しかけた時のお返事:すり寄ってくる
- 猫が飼い主に話しかけているしぐさ:鳴いている
- 猫が飼い主に話しかけているしぐさ:目を瞑りながら見つめてくる
- 猫が飼い主に話しかけているしぐさ:飼い主の邪魔をする
- 猫が飼い主に話しかけているしぐさ:呼んでないのにすり寄ってくる
- 猫が飼い主に話しかけているしぐさ:いたずらをする
猫に話しかけるとコミュニケーションをとることができますし、話しかけることによって簡単な言葉を覚えてもらうことも期待できます。
また、猫は話しかける以外にも、しっぽや耳、からだ全体を使って気持ちを表現してくる習性を持っています。そのため、猫の行動からも気持ちを読み取ってみましょう。
40代 女性 ぶらっく
30代 女性 はなこ
すると、私たち家族の話している内容がだいたい理解できるようになり、言い聞かせれば言うことをしっかりと、聞いてくれます。
悪いことをしてしまったときでも、叱るのではなく、どうしてダメかとかこうしたらいいよというと、今度からは同じ間違いをしません。
2匹とも飼いやすくなりましたし、そういうふうに話しかけることでイタズラもしなくなりました。外出中でも賢く待っていることができるようになりました。かえって、話しかけずに黙って出掛けると、ゴミ箱などが倒れていたりします。
意思の疎通ができて、とても楽しく過ごすことができます。
50代以上 女性 匿名
短文でも
長文でも
「いい子いい子」と頭を撫でると
ゴロゴロいってるし
難しい話以外は理解してるとおもいます。
20代 男性 あんくん
40代 女性 ブリオの母
遠くにいても「いい子いい子」と呼びかけるとトコトコ出てきて「ニャー(僕のこと呼んだ)?」と言う様子をして擦り寄ってきます。我が家に来たばかりの時には見られなかった反応なので、理解できたのでしょうね。そして、イタズラをして叱られると口答えもします(笑)。