猫がゴロゴロ言わない理由
猫がゴロゴロ言わない理由はどのようなことが考えられるのでしょうか。猫がゴロゴロという音は喉で鳴らしており、飼い主の側にいるときに
- 甘えている
- 構ってほしい
- 母猫を思い出している
これらのような理由によってゴロゴロと音を鳴らして表現をしていると言われています。猫のゴロゴロという意味はこれらのようなことが考えられ、眠たいときに特に喉をゴロゴロと鳴らすことが多くなると言われています。
しかし、まれにゴロゴロと言わない猫もいます。その理由はどのようなことが考えられるのでしょうか。いくつかご紹介させていただきます。
大人になったから
子猫のうちは母猫として代わりにお世話をしてくれる飼い主へゴロゴロという音を鳴らします。甘えているという気持ちと自分がリラックスしているということを飼い主へ表わしているのですが、成長をするにつれてゴロゴロと言わなくなる猫もいるようです。成猫になったときには、ゴロゴロと言わなくなるようなこともあります。
飼い主になついていないから
猫は日頃、飼い主になついていますか?猫は飼い主と信頼関係を築けていないとなついたり、甘えることもあまりないのでゴロゴロと言わない傾向にあります。そのようなときには日頃から飼い主と猫がコミュニケーションをとることが大切でしょう。
去勢や避妊手術をしたから
ハッキリとした理由は分かっていませんが、去勢や避妊手術をするとゴロゴロと言わないようになることがあります。性格が変わるという訳ではなくこれまで通り飼い主にスリスリと甘えたり近寄ってくるのですが、喉のゴロゴロという音がしなくなることがあるようです。
撫で方が悪いから
猫は飼い主の撫で方が悪いとゴロゴロと言わないことがあります。猫は喜んでいて「状態に満足をしている」とゴロゴロ言います。しかし、撫で方が悪いと逃げてしまったりイライラとして怒ってしまうこともあります。猫がゴロゴロと言う意味は飼い主に甘えていたり、好きだというサインですので「猫の気持ち」を考えて撫でてあげるようにしてください。
猫がゴロゴロ言わない時の注意点
猫がゴロゴロ言わない時の注意点はどのようなことがあるのでしょうか。今まで猫がゴロゴロ言っていたのに突然言わなくなってしまったり、引っ越しやなにか大きな出来事があったあとにゴロゴロ言わないようになってしまうときなどには注意が必要です。他にも猫がゴロゴロ言わない時の注意点についてご紹介させていただきます。
ストレス
猫はストレスを抱えやすい動物です。
- 走るスペースがない
- 家具が多くて環境が悪い
- 極端に寒い、暑い
- 引っ越しなどで環境が変わった
- 飼い主が留守ばかり
- トイレが不衛生
- 餌が入っておらず空腹
これらのようなことによってストレスを抱えてしまうことがあります。猫は極度にストレスを抱えてしまうと病気になってしまったり、ゴロゴロ言わないようになってしまいます。
病気
猫は病気によって、ゴロゴロ言わないことがあります。必ずしも病気だとは限らないのですが、他に
- 水を飲んでいない
- 餌を食べていない
- トイレをしていない
- 嘔吐をする
これらのような症状がないか注意深く観察するようにしましょう。猫は腎臓病や尿結石、糖尿病などになりやすいので日頃からの行動を見るようにしてください。
まとめ
猫がゴロゴロという姿は可愛らしいですよね。猫は
- 甘えているとき
- 構ってほしいとき
- 満足しているとき
これらのようなときなどにゴロゴロと言います。しかし飼い主になついていなかったり、ストレスを抱えてしまっているとゴロゴロ言わないようになってしまうこともあるので日頃から気を付けて様子をみてあげるようにしましょう。