初心者でも飼いやすい猫9選!飼い主に合った猫の性格や特徴とは?

初心者でも飼いやすい猫9選!飼い主に合った猫の性格や特徴とは?

猫が好きな方にとって、猫と一緒に過ごす時間は最高の癒しです。今回は、猫を初めて飼う方のために、飼いやすい猫の性格や特徴、具体的な猫の種類を紹介します。

飼いやすい猫の性格・特徴とは

人の膝の上で眠る猫

猫をこれから飼いたいと思っている方も多いでしょう。しかし、猫の種類もたくさんあるので、初心者の場合、どの猫種を選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。猫は種類によって性格や特徴が異なり、大きく分けて、おとなしい性格と活発な性格がいます。

初めて猫を飼う方は、あまりやんちゃな猫よりも、おとなしくて飼いやすい猫が良いでしょう。ここでは、初心者でも飼いやすい猫の性格や特徴を紹介します。あなたのライフスタイルや飼育環境もよく考えて、飼育しやすい猫かどうか見極めることも大切です。

おとなしい性格で自立心が強いメス猫は飼いやすい

猫は性別によって、気性の荒さが違います。基本的に、おとなしい性格なのはメス猫で、比較的体も小さいため飼いやすいと言われています。自立心も強い傾向にあり、飼い主さんがあまり構わなくても良いので、お留守番も上手にできます。そのため、メス猫は、一人暮らしの方や外出が多い方におすすめだと言えるでしょう。

一方、オス猫は、活発でやんちゃ、好奇心旺盛な性格が多いです。遊びが好きでアクティブなので、家具や大切なものを傷つけられたり壊されたりすることもあります。野生の本能も強く残っており、「外に出たい」「走り回りたい」という衝動が起こるので、脱走しないように注意が必要です。

ただ、オス猫には甘えん坊の猫も多いので、猫とできるだけスキンシップをとりたいという方には向いています。このように、猫は性別によって性格が異なります。しかし、オス猫もメス猫も一長一短で、どちらが良いということは言えません。それに、個体差もあるので、メス猫の全てがおとなしく自立心が強いとは限らないことも覚えておきましょう。

抜け毛が少なくお手入れしやすい短毛種は飼いやすい

猫には、毛の短い「短毛種」と、毛の長い「長毛種」に2種類がいます。比較的、毛が抜けないのは短毛種です。全く毛が抜けないわけではありませんが、毛が短い分、抜けた毛が気になりません。ブラッシングやシャンプーなどのお手入れも、週1回程度で良いですし、簡単で手間もかかりません。

一方、長毛種は毛が絡まりやすくなり、放っておくと毛玉になったり皮膚病にかかったりすることもあるので、頻繁にブラッシングしなければなりません。そのため、お手入れにあまり手間をかけたくない方は、短毛種の猫がおすすめです。

また、毛が抜けやすいかどうかは、猫の毛質によっても異なります。猫には下毛の「アンダーコート」と、上毛の「オーバーコート」があります。アンダーコートは密度が高く、防寒の役割があり、換毛期に抜けるので夏は涼しく過ごすことができます。オーバーコートは直射日光や水から皮膚を守ったり、保温したりする役割があります。

アンダーコートとオーバーコートの両方が生えているのは「ダブルコート」、どちらか1種類だけの場合は「シングルコート」です。ダブルコートの猫は、季節の変わり目の春と秋に、毛がたくさん抜けるので、毛が抜けにくい猫を飼いたい場合は、シングルコートの猫種を選ぶと良いでしょう。

大人になっても小柄な猫は飼いやすい

小型の猫は体重が軽いので、女性やお年寄りでも簡単に抱き上げられますし、大人になっても扱いやすいです。鳴き声も小さく、走り回ったり遊んだりしている時の足音も静かです。大型の猫は、見た目と違って穏やかで人懐っこい性格なのが特徴です。

大きな声で鳴くことも少なく、辛抱強い性格の品種も多いです。ただ、おとなしい性格でも、体が大きいことで生活音も大きくなり、集合住宅では少し動くだけで響くこともあります。また、大型の猫の中にも、運動量が豊富で活発な猫もいます。そのような品種の場合、部屋の中にキャットタワーを設置したり、家の中を自由に移動できるようにしたりする必要があります。

トイレなども大きなものが必要になるので、それなりの広さを確保しないといけません。それに、体が大きい分、フード代もかかります。小型の猫も大型の猫も、それぞれメリット・デメリットがありますが、マンションやアパートなどの集合住宅で飼う場合は、体が小さくて静かな小型の猫の方が飼いやすいでしょう。

成猫は自立心が強く体も丈夫で飼いやすい

「子猫のうちから飼いたい」という方もいるでしょう。しかし、子猫の飼育はかなり大変です。子猫は、体力や免疫力が少ないので体調を崩しやすいですし、しつけもできていないのでお世話が大変です。付きっきりで面倒を見る必要があるので、留守番をさせることもできません。このように、子猫は決して飼いやすいとは言えないのです。

一方、成猫は自立心が強く落ち着きがあります。しつけもしやすくトイレの場所もすぐに覚えるので、留守番をさせることもできます。また、免疫力もしっかり備わっているので、子猫に比べて体が強く、病気やケガになりにくいです。そのため、外出が多い方や、スキンシップをとる時間がなかなか取れない方も、飼いやすいでしょう。

好発疾患がなくの日本の気候風土に合った日本猫は飼いやすい

猫の種類によってかかりやすい病気があり、その病気のことを「好発疾患」と言います。動物病院で記入する問診票にも品種の項目がありますが、これは、品種からかかりやすい病気を考えるからです。日本猫は、その好発疾患がないため体が丈夫なのです

また、日本猫は日本に土着した猫で、日本の気候や風土に対応でき、環境にも馴染みやすいという特徴があります。これらの条件が重なって、日本猫は平均寿命よりも長生きする猫が多いです。

初心者でも飼いやすい猫9選!

横を向いて座る猫

一般的に飼いやすいと言われる猫の特徴や性格を紹介してきました。ただ、自分にとって飼いやすい猫というのは、どんな猫を飼育したいか、猫とどんな生活をしたいかを考えることが大切です。そして、自分が求める飼いやすさと猫の持つ個性が一致することで、運命の出会いと呼べるのです。ここでは、飼いやすいという言われる特徴にあてはまる猫の種類を紹介します。自分が求める条件に合うかよく確認しましょう。

アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘアは根強い人気を誇る猫種です。飼いやすいと言われる特徴は次の通りです。

  • 体重は3~6kgと標準的な体格
  • 短毛種であるためブラッシングは週1回程度でOK
  • フレンドリーで子どもや他の動物とも仲良くできる
  • 好奇心旺盛で甘えん坊

人懐っこい性格からお世話の手間もかからず、心配するようなことも特にないのが飼いやすさの理由でしょう。甘えん坊で遊びが大好きなので、猫と一緒に遊んだりコミュニケーションを取りたい方にはおすすめです。ただし、他の猫に比べて太りやすい体質なので、肥満にならないように体重管理には十分気をつけましょう。

ロシアンブルー

ロシアンブルーは細身の美しい体型で、おとなしく従順な性格が特徴です。下記のような性質から飼いやすいと言われます。

  • あまり鳴かず鳴き声も小さい
  • おとなしくて穏やかな性格
  • 飼い主に従順で忠誠心を持つ
  • 短毛種なのでブラッシングの必要があまりない

ロシアンブルーは、「おとなしくて静かな猫を飼いたい」という方におすすめです。あまり鳴くこともなく、鳴いても鳴き声は小さいので、集合住宅でも飼うことができます。また、短毛種なので、ブラッシングは週に1回程度で良く、お手入れの手間がかかりません。

ただ、臆病な性格でもあり、飼い主さんに懐くまで時間がかかることありますが、焦らず慎重に接してあげましょう。また、小さな子どもや他の動物を飼っているなど、騒がしい環境が苦手なので、静かに過ごせるように環境を整えてあげましょう。

マンチカン

マンチカンは足が短いのが特徴ですが、実は足が短くない個体の方が多く、短足なのは全体の2割程度です。マンチカンも比較的飼いやすい猫と言われますが、それは次のような性質からです。

  • 好奇心旺盛で遊ぶのが好き
  • フレンドリーで甘えん坊、人にも馴れやすい
  • 子どもや他の動物とも仲良くなれる
  • 短足は大きなキャットタワーを設置する必要がない

マンチカンは社交的で甘えん坊、遊び好きな性格なので、猫とのコミュニケーションを楽しみたい方におすすめです。マンチカンはほとんどが短毛ですが長毛もいます。短毛はブラッシングの手間はかかりませんが、長毛はブラッシングを怠るとすぐに毛玉ができてしまうので、こまめなブラッシングが必要です。短足のマンチカンは、大きなキャットタワーを用意する必要はありません。ただし、体を動かすことは好きなので、体型に合わせた遊び場は用意してあげましょう。

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは垂れた耳が特徴的ですが、耳が垂れている個体は全体の3割程度です。愛らしい見た目のスコティッシュフォールドですが、下記の理由から、飼いやすい猫としても人気があります。

  • 穏やかな性格で、激しく動き回ることが少ない
  • 好奇心旺盛で頭が良い
  • 人懐っこくて飼い主に忠実
  • 短毛ならブラッシングが週2~3回でOK

スコティッシュフォールドは、耳が垂れている個体と垂れていない個体がいますが、垂れ耳だと耳の中が汚れやすいため、耳掃除を週に1回はしないといけません。また、長毛と短毛がいて、短毛だと週に2~3回程度のブラッシングで良いですが、長毛だと1~2日に1回程度のブラッシングと適度なシャンプーも必要になります。

できるだけお手入れの手間を軽減したい場合は、耳が垂れていない短毛の子がおすすめです。性格は穏やかですが、コミュニケーションを取ったり遊んだりするのも好きです。社交的で人見知りもしないので、小さな子どもがいる家庭でも安心して飼えます。

シャルトリュー

シャルトリューは日本ではあまり聞いたことがないかもしれませんが、フランスでは代表的な猫種です。ずんぐりとした体型に短くて細い手足の愛嬌のある姿が人気です。次のような性質から、飼いやすい猫種としても選ばれます。

  • おとなしくて落ち着きがあり温厚な性格
  • あまり鳴くことがなく、鳴き声も小さい
  • 頭が良くて飼い主に従順

シャルトリューは、争いごとを嫌い大きな鳴き声を上げることはほとんどありません。静かで落ち着きもあるので、マンションやアパートなどの集合住宅でも飼いやすいです。人に馴れやすく頭が良いのでしつけもしやすいです。短毛ですが毛が密集しているので、週2~3回程度のブラッシングが必要です。また、重量感のあるがっしりとした体型なので、小型の猫が良い人にはあまり向いていないかもしれません。

シンガプーラ

シンガプーラは世界最小の猫種と言われています。小型なのも飼いやすい理由の1つですが、その他にも理由があります。

  • 体重が軽くてお世話しやすい
  • 好奇心旺盛で遊ぶことが好き
  • 甘えん坊で人懐っこい
  • ブラッシングは換毛期のみで良い

シンガプーラは体重が軽いので、抱っこしたりお世話したりしやすいです。ブラッシングもあまり必要ないので、手間がかかりません。人懐っこくて甘えん坊な愛らしい性格ですが、神経質で嫉妬深い面もあるので、小さな子どもや他の動物と一緒に暮らす場合は注意が必要です。慣れない場所や知らない人も苦手なので、無理に連れて行ったり会わせたりするのは避けましょう。

バーミーズ

バーミーズは、サテンのような光沢のある短毛が特徴の猫種です。見た目の美しさだけでなく、次のような特徴から飼いやすい猫として人気があります。

  • 環境への順応性が高い
  • 人懐っこくて人見知りをしない
  • 鳴き声が小さく、鳴くこと自体少ない
  • 抜け毛が少ないので、ブラッシングは週2~3回程度でOK

温厚で優しい性格で、鳴くことも少なく鳴き声も小さいので、マンションやアパートなどの集合住宅でも飼いやすいです。社交的で人に馴れやすいので、知らない人に近寄っていくことも多いです。

環境の変化にもすぐに対応する性質があるので、猫を初めて飼う方にも向いています。頭も良いので留守番もできますが、社交的で人が好きな猫なので、ひとりで長時間待つのは苦手です。外出が少なく、できるだけ一緒に過ごせる飼い主さんに向いています。

エキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘアの特徴は、ぺちゃっとした小さな鼻、まん丸な顔、大きな目などです。愛嬌のある姿が人気ですが、飼いやすい猫種としても知られています。

  • あまり鳴くことがなく、鳴き声も小さい
  • 温厚でおっとりとした性格
  • 人懐っこくて甘えん坊
  • お手入れの時にあまり抵抗しない

エキゾチックショートヘアは、静かで穏やかな性格で鳴くことも少ないので、集合住宅で飼う場合や留守番が多い方、一人暮らしの方にも向いています。甘えん坊で人に懐きやすく、触れ合いを好むので、猫とたくさんスキンシップを取りたい方におすすめです。

ただ、涙や目ヤニが出やすいので、目の周りのお手入れを頻繁に行う必要があります。目ヤニを常に気にしてあげて、1日に1~2回程度拭いてあげられるかも考えましょう。

エキゾチックショートヘアは短毛種なので、ブラッシングは週に1回程度で良いです。エキゾチックには長毛種のエキゾチックロングヘアもいますが、こちらはブラッシングが1日1~2回必要です。

ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアは、イギリスの代表的な猫種で、不思議の国のアリスの「チェシャ猫」のモデルとなったと言われています。穏やかで落ち着いた性格ですが、その他にも、次のような特徴や性質から飼いやすい猫として人気があります。

  • 温厚で優しい性格
  • 静かに過ごすことを好む
  • 自立心があって飼い主に忠実
  • 短毛でお手入れが簡単

ブリティッシュショートヘアは、穏やかで自立心が強く静かに過ごすのが好きです。人と一緒にいることも好み、飼い主さんやいつも一緒にいる家族には、愛情深く忠誠心が強いです。しかし、知らない人と接するのは不得意で、そっけない態度を取ったり警戒したりします。

スキンシップはあまり好きではありませんが、猫自身が求めている時には近寄ってくるというツンデレな一面があります。短毛なのでブラッシングは週2~3回程度で良いのです。ただ、スキンシップが苦手という性格から嫌がることもあるので、猫から寄ってきてくれたタイミングで行いましょう。

雑種やミックスは飼いやすい?

雑種猫

同じ品種の親猫をかけ合わせて生まれるのが「純血種」ですが、2種類以上の品種の交配によって生まれるのが「雑種猫」です。一般的に、「野良猫」や「地域猫」と呼ばれている猫のほとんどが雑種猫で、日本で飼育されているのは全体の87%以上が雑種猫で、飼育頭数は断トツ1位です。

近年では、人工的、故意的に種類の異なる2種の純血種をかけ合わせて生まれた猫を「ミックス猫」「ハーフ猫」「混血種」と呼ばれることもあります。それでは、雑種猫やミックス猫が飼いやすいと言われる理由を見ていきましょう。

遺伝性疾患が少なく体が丈夫

猫に限らず生き物を飼育する際に、健康上の問題は重要ですが、雑種猫のほとんどが遺伝子疾患のリスクが少ないので、体が丈夫で長生きだと言われています。

純血種の場合、血統の存続のために特定の肉体的特徴を持つ猫同士をかけ合わす必要があり、親子間や兄弟間など近親交配が行われることもあります。そのような場合、品種の特徴ならではの病気や遺伝性の疾患を受け継ぐ可能性が高くなるのです。

一方、雑種は、さまざまな遺伝子を持った猫をかけ合わせるので、遺伝性疾患を持つことは少ないです。大きな病気にかからない限り、一生を通じて医療費の負担が少ないことも飼いやすい理由でしょう。

短毛種が多くお手入れが簡単

雑種猫は、短毛種が多く抜け毛も少ないので、長毛種や純血種と比べてお手入れが簡単です。季節の変わり目は、どうしても抜け毛が多くなりますが、ストレスに感じるほどではありません。

爪切りやブラッシングは基本的なお手入れとして必要ですが、ペットサロンを利用しなくても飼い主さんが自宅でできますし、それほど手間もかかりません。猫のお手入れをこまめにできないという方におすすめです。また、猫を初めて飼う方や一人暮らしの方にも向いています。

毛色によって性格が異なる

雑種猫全体の傾向として、穏やかな性格をしています。また、毛色によって性格がわかると言われているので、代表的な毛色別に性格を紹介します。

  • 三毛猫

白、黒、茶の三色の三毛猫は、遺伝子的にメスが生まれる確率が非常に高いです。そのため、頭が良くて繊細、気が強いというメスならではの性格が多いです。

  • サビ猫

黒と茶のまだら模様のサビ猫は、三毛猫の一種なのでメスが多いです。マイペースで賢くて、社交的な性格が多いです。

  • ハチワレ

「ハチワレ」という名前の通り、鼻の辺りで黒と白の色で分かれて漢字の「八」に見えます。性格は、人懐っこくて遊び好きですが、少し落ち着きがない面もあります。また、白の部分が多いと気が強く、黒の部分が多いと温厚とも言われています。

  • 茶トラ

オレンジに近い茶色の縞模様で、遺伝子的に8割がオスで占めています。素直で甘えん坊な性格で、食いしん坊と言われることもあります。

  • キジトラ

こげ茶と黒の縞模様のキジトラ猫は、日本で一番多く見られる雑種猫です。家猫の祖先「リビアヤマネコ」の血を引き継いでいるとも言われおり、性格も野生的で警戒心が強いです。

  • サバトラ

グレーベースに黒の縞模様のサバトラは、雑種猫の中で数が少ない猫です。警戒心が強いですが、心を許した人には甘えん坊な一面を見せます。

  • 白猫

全身が白くて美しく優雅な印象ですが、野生では目立つので、慎重で警戒心が強い性格になったようです。

  • 黒猫

艶やかな黒い毛を纏った黒猫は、ミステリアスな印象を持たれ、飼いにくいと感じる人もいるかもしれません。しかし、イメージと違い、人懐っこくて甘えん坊で本当に愛らしい性格です。

まとめ

手を舐める子猫

猫を初めて飼う方は、「できるだけ飼いやすい猫がいい」と思うでしょう。しかし、飼いやすい猫とは、おとなしい、人懐っこい、集合住宅でも迷惑にならない、お手入れが簡単など、飼い主さんによって条件がさまざまです。全ての飼い主さんにとって飼いやすい猫は存在しないのです。

自分が理想とする猫を見つけるには、「自分のライフスタイル」「自分が望む猫との生活」「猫を飼う目的」などをよく考て探すことが大切です。しかし、自分にとって飼いやすい猫種が見つかったとしても、それぞれに個体差があるので、その猫種が全て同じ性格や特徴を持っているわけではありません。

これから長い間一緒に暮らすことになる猫を迎え入れたら、その猫をよく観察して個性を見極めて、猫が幸せに暮らせる環境を整えてあげてください。自分と猫の幸せを十分に考えて出会うことができたら、自分にとっても猫にとっても、毎日が楽しく快適な生活となるでしょう。