ながさき地域猫カレンダー
チャリティカレンダーとは、その売上げが小児病院、赤十字などに寄附されるカレンダーのことです。
このチャリティカレンダーには種類がいろいろあり、商品ごとに売上げの寄附先は異なるのですが、その中には猫の保護活動や不妊・去勢にその売上げを役立てられる商品もあります。
例えば「ながさき地域猫カレンダー」の売上げは、地域で保護されている猫たちの去勢・避妊、地元ボランティアの活動費などに役立てられます。
猫ブームの裏側で殺処分される猫の数は多く、非常に悲しいことですが、この殺処分される猫の多くは、飼い主がいない子猫だということです。
つまりは猫のチャリティカレンダーの売上げを避妊・去勢に役立てることによって、殺処分される猫たちの数を減らそうというのが、このカレンダーの作られた目的です。
ちなみにカレンダーの実際の内容も、大きく写った可愛い猫達の姿の他に、カレンダーの日付の部分には、ベルギーのイペル猫祭り、猫の日、招き猫の日など、ちょっと知らないようなレアな猫の記念日が記載されていて楽しい物になっています。
(2019年の販売は終了)
苹果猫(りんご猫) & 猫花見月(ねこはなみづき)
カレンダー以外にも、売上げが猫たちの保護活動に役立てられる商品があります。
こちらの商品は酒正株式会社さんが販売しているお酒なのですが、その売上げは、2020年までに日本の猫の殺処分0を目指している「ネコリパブリック」の活動費や、先ほども書いた猫の避妊・去勢などに役立てられます。
この「ネコリパブリック」は里親探しを行いながら、しっかり猫カフェの運営もし、ビジネスとして自立しながらも、猫の保護活動をしていこうという新しい試みの猫カフェです。
では、実際にどんなお酒が販売されているのかというと、猫のワインなどいろいろ種類はあるのですが、今回ご紹介するのは、売上げが具体的な保護活動に役立てられるという2つのお酒になります。
一つ目は「猫花見月」です。
こちらは、満月の下でお花見をする可愛い猫がパッケージになっていますが、これは桜の花の形が去勢・避妊された猫の耳のⅤ字のしるしに似ているからだそうです。この「猫花見月」の売上げは猫の不妊・去勢を促す活動に役立てられます。
次に2つ目のお酒は「苹果猫」(りんごねこ)で、こちらは実際には人にも感染しないなどの事実があるにも関わらず、里親が見つかりにくい猫エイズに対する偏見を減らそうという目的で作られたお酒です。
見た目も可愛らしいリンゴと猫のパッケージで味わいもとてもフルーティなのだとか。
辻本コーヒーのネココーヒー
このお酒の寄附先である「ネコリパブリック」さんでは、自社でも可愛くて役立つ猫雑貨や猫の生活に役立つ実用品を販売しています。
例えば、大きな猫の顔がパッケージになった「ネココーヒー」は、神戸で開催されたイベントで販売されたもので、「辻本コーヒー」さんというお店とのコラボ商品です。
こちらの商品の売上げについては、保護猫カフェの運営、猫たちのご飯、医療費などの他、猫カフェの運営費、人件費などにも役立てられるそうです。
ネコリパブリックの雑貨
また、その他にも「ネコリパブリック」では実際に猫の生活に使える猫トイレ、食器、ケア商品など以外に、歌川国芳の猫の絵の小皿や猫のはんこなど、猫の雑貨が好きな人も楽しめる商品が揃えられています。
この「ネコリパブリック」さんは、楽天市場などのネットで商品を販売しているので、気になる方は是非一度よって見てはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
最近ではネットが広まったことで便利にはなりましたが、逆にどんな基準で商品を選べばいいかということに迷ってしまうこともあるようです。
その中でこのように、猫のために商品の売上げが使われるというのは、猫好きの人にも嬉しいことですし、実際に猫たちのためにもなり、商品を選ぶ一つの基準にもなるのではないでしょうか。
是非、これらの猫チャリティグッズを目にしたら一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。