猫の仕切りはどんな時に必要?
玄関からの脱走防止
玄関の利用は外出、ゴミ捨て、来客、宅配便などなど毎日多いでしょう。外に好奇心を持っている猫、元々は外で暮らしていた野良猫には興味深い外の世界ですから、仕切りがなければいつでも飛び出したい気分の猫はいます。仕切りが無かったために玄関から脱走して車にひかれてしまう、行方不明になるなど、悲しく恐ろしい事故をなくすために、玄関ドアの猫の脱走対策にも仕切りは大切です。
窓やベランダからの脱走防止
洗濯物を干すときや植木の世話をするためにベランダへ出るとき、室内の空気を換気するため窓を開ける時などに、ベランダと窓に仕切りがないと猫が脱走することがあります。特に、子猫のときからマンションに住んでいる猫は、何階に住んでいるのかが分かっていません。仕切りが無かったために高層階の窓やベランダから飛び出して、落下する事故も残念ながらありますので仕切りは必要でしょう。
多頭飼いの時
多頭飼いをしていると、猫の相性や他の動物との相性がどうしても悪い場合があります。そんなときは部屋の中に仕切りをつける事をお勧めします。部屋との境目に仕切りを取り付けることにより、猫同士や他の動物とのテリトリーを仕切りを使って分ける事ができます。仕切りひとつで愛猫の快適な生活が生み出されます。
スペースを区切る
人間と猫の暮らしには、猫にとって危険な場所があります。たとえばキッチン。猫がリビングからキッチンへ、出入りできないように仕切りを付ける事ができます。室内での猫の行動範囲を制限するために仕切りを利用する事は、猫の健康を維持するためにも必要な処置でしょう。
猫の仕切りおすすめ5選
1. 猫網戸脱走防止フェンス
突っ張り棒を使って建てる猫の仕切りです。細かいフェンスの仕切りですから子猫にも安心です。猫が仕切りに昇っても破れる事もなく、とても丈夫な猫の仕切りです。仕切りの色も白く光の通りも遮りませんので、見た目も明るい仕切りです。
2. スライドパーティション
開閉式のドアが付いている仕切りです。こちらの仕切りのお値段は少々高めですが、猫の脱走防止のためには機能的な仕切りのようです。ドアの先を目隠ししたい場合にも、役に立ってくれる仕切りです。
3. ペットゲートキャットドア付き
玄関の仕切りには難しいかもしれませんが、部屋の仕切りには活躍してくれそうです。この仕切りは飼い主さんの口コミにも、良い作りであるという好評な物があります。ただし運動量の激しい猫やジャンプ力のある猫には向かない高さの仕切りでしょう。
猫専用脱走防止扉「にゃんがーど」
高額になりますが、脱走する猫のための仕切りとしてはとても機能的です。こちらの仕切りはひのきで作られていますので、インテリアとしても美しく仕切りとしても機能的です。この仕切りは組み立ても簡単にできるようです。
5. 猫窓 内側取付タイプ
窓から脱走するのを防止するための猫の仕切りです。この仕切りは大きな編み目ですから、仕切りをつけても光を遮らず猫だけの脱走防止になり安全です。
猫の仕切りは手作りできる!
ダイソーの商品でDIY
突っ張り棒、ワイヤーネット、ジョイント、結束バンドなどを組み合わせて、仕切りを作る事ができます。仕切りを自宅の扉のサイズにピッタリ合わせるのは難しいようですが、手作り感満載の猫の仕切りが作れます。仕切りを作るお値段も3000円前後で収まりますから、気分良く手作りできますね。
ホームセンターで材料を購入しDIY
ホームセンターで購入する一番の利点は、仕切りを住まいのサイズにできる事です。仕切りのサイズをきっちりと計測し、プロに木材をカットしてもらうと完璧な材料の出来上がりです。
猫が入れない幅の木材を格子戸状に入れドア型にします。その後は、バネ式の蝶番(ちょうつがい)をドアと建物側に付けて仕切りの完成です。ボンドやビスを使用する事で、使いづらい電気工具を使わなくても大丈夫です。太陽の光も入る猫の出入りできない仕切りです。
アルミフェンスで仕切りをDIY
マンションのベランダに使われている、アルミフェンスの向きを横から縦に変えてドアに合わせます。ドアと壁の隙間には、サイズ合わせのために角材を入れます。蝶番(ちょうつがい)を付ければ、出入り自由な仕切りドアの出来上がりです。
まとめ
仕切りで猫が侵入するのを防ごう!おすすめ商品や仕切りのDIYの方法についてお伝えいたしました。好奇心旺盛な猫は行動はあまり読めませんよね。少しでも危険だなという行動を愛猫に感じるのでしたら、猫の仕切りを取り入れることをおすすめします。皆様と愛猫が、より良い生活をお送りできるようにお祈りしています。