豪徳寺の招き猫の値段
豪徳寺の招き猫は、値段とサイズごとに全9種類販売されています。
小さいものから、
招き猫の大きさ | 招き猫の価格 |
---|---|
約2センチの豆サイズ(ケースなし) | 300円 |
約2センチの豆サイズ(ケースあり) | 500円 |
約6センチの2号サイズ | 500円 |
約9センチの3号サイズ | 800円 |
約12センチの5号サイズ | 1000円 |
約15センチの6号サイズ | 1800円 |
約18センチの7号サイズ | 2300円 |
約25センチの8号サイズ | 3500円 |
約30センチの尺サイズ | 5000円 |
と、お好きな大きさの招き猫が選べちゃいます。
値段もお手頃価格なものからあるので、自分用はもちろんお土産にもオススメですよ。
どのサイズの招き猫も、御利益は同じですのでご安心を。
豪徳寺が招き猫で有名な理由
ところで、なぜ豪徳寺は招き猫で有名になったか知っていますか?
昔々、彦根藩主の井伊直孝というお侍さんが、鷹狩りの帰りにこの豪徳寺の前を通ったとき、1匹の猫ちゃんが門前で「おいで」と手招きをしていたそう。
これはきっと、ただお顔を洗ってくつろいでいただけだったのでしょうが、井伊直孝にはそう見えたのでしょうね。
猫が手招きをするなんて珍しや、ちょっとお茶でもしようかねと思った井伊直孝は、豪徳寺に寄り道をすることにしました。
和尚さんと楽しく談笑していると、さっきまでの天気はどこへやら、急に雷雨が降り始めたのです。
あの猫に招かれなければ、今頃はずぶ濡れになっていた所だった!なんて有り難い猫なんだ!と大変感動した井伊直孝は、ボロボロだった豪徳寺を井伊家の菩提寺とし、豪徳寺を救ったと言われています。
このきっかけとなった猫ちゃんが亡くなった後、和尚さんは感謝の気持ちを込めて、「猫が手招きをしている像」を建てたと言います。
いろいろと諸説はありますが、これが招き猫の始まりなんだとか。
他にも木の下で雨宿りをしていた井伊直孝に、猫が手招きをしたので何だろなと近寄ってみると、先ほどまで雨宿りしていた木に雷が落ち、命を助けられたというお話もあります。
どちらにせよ井伊直孝にとって、豪徳寺の猫は特別な存在だったことは間違いありませんね。
招き猫上げる手の位置
こうした武士と大きなつながりがあることから、豪徳寺の招き猫は左の手は上げません。上げるのは右の手だけです。
これは、武士にとって左手は不浄だと言われているからです。さらに招き猫といえば小判ですが、豪徳寺の招き猫はこの小判を持つこともありません。
招き猫は幸運のきっかけにすぎない、実際に幸せを掴めるかどうかは、自分自身のチカラ次第なのだというメッセージが込められているからなんだそうですよ。
豪徳寺の招き猫を購入するには
豪徳寺の場所は?
豪徳寺は、東京都世田谷区にあります。
- 小田急小田原線「豪徳寺駅」から徒歩約10分
- 東急世田谷線「宮の坂駅」から徒歩約5分
の2ルートから行くことができます。
御利益たっぷりの招き猫が買えるのは?
可愛い招き猫たちは、豪徳寺の中にある寺務所で購入することができますよ。
受付時間は朝9時から夕方16時半までです。
通販で購入することはできる?
残念ながら、現在はネットでの販売はしていないようです。
是非豪徳寺に直接足を運び、たくさんの招き猫たちを拝みながら購入されてみてはいかがでしょうか。
実物のサイズと値段で迷いながら選ぶのも、また楽しくて良いと思いますよ。
まとめ
豪徳寺にある招き猫の値段や、大きさについてご紹介させていただきました。
さすが招き猫発祥の地と言われているだけのことはあり、豪徳寺には招き猫がとってもたくさん納められています。
招き猫がズラリと並ぶ光景は本当に圧巻されますよ。是非一度、実際にお目に触れてみてくださいね。