爆誕!猫の茶道家!初釜で建水のお湯をたしなむ高尚な猫さん

猫の茶道家はお湯!初釜でお稽古始め

こちらは茶道をたしなむ飼い主さんのもとで幸せに暮らすミミ君。昨年、お茶室のあるおうちにお引越ししたので、今年はご家庭内メンバー限定で新年の初釜(お稽古始めのお茶会)を開催しました。

ご家族の一員のミミ君も茶道のお作法やお道具に興味津々。お茶のお道具には「建水」といってお茶碗を温め終えたお湯を入れる器がありますが、これがミミ君の目に留まり「お先に」「お点前頂戴致します」とペコリ。

静々とお湯を飲み干すと「結構なお点前で…」と美しい所作が決まりました。ミミ君、数年後には猫の茶道家として有名になったりして!?飼い主さんの加藤泰幸@shelley_winさんがこちらの様子をSNSに投稿すると

「建水からだと程よい温かさ」

「良きお点前にゃ!」

「爆笑」

の声が寄せられ話題になりました。

ミミ君とお茶室

3歳半のミミ君はフェルトボールが大好きな元気な男の子。飼い主さんが帰ってくるとウーナンウーナン泣きながら額を擦り付けてお膝の上で寛ぐ甘えん坊さんなのだとか。

ミミ君を溺愛する飼い主さんは、いずれミミ君と仲良くなれる猫さんもお迎えする多頭飼いを夢見てお引越しを決意。新しいおうちには念願のこだわりのお茶室があり、ミミ君も高尚な猫さんになりそうです。

最初は新しい環境に戸惑っていたミミ君も「住めば都」と慣れてくれたそうです。

新生活は障子破りから

新居に慣れてようやく活発に動き始めたミミ君は、早速派手に障子破りに取り掛かりました。少し開いたお口は、飼い主さんに見つかって何やら言い訳をしているのでしょうか。

「障子の強度を試していただけ」

「ちょっと通りがかっただけ」

ミミ君のそんな声が聞えてきそう。新居の障子が切れてしまったのはトホホでもミミ君が慣れてくれたのが何より!これから楽しい暮らしが始まりそう♪と胸躍る飼い主さんとミミ君なのでした。

家庭内の初釜に参加し、お稽古始めに建水のお湯を飲む高尚なミミ君のお話いかがでしたでしょうか。温かいお湯を堪能し、お茶菓子は猫用のアレを用意してもらいたいニャ、なんて期待に胸を膨らませているかもしれないミミ君が可愛らしく、新年早々ほっこりしました。

素敵なお茶室で作法や所作を身に着け、猫界の茶道家として歴史に名を残しそうでとても楽しみです。これからも大好きな飼い主さんの元で日本の伝統文化をたしなんでくださいね。

※この記事内の投稿や画像は、投稿者の許諾を得て掲載しています。

加藤泰幸さん、このたびはご協力頂き誠に有難うございました!