さくらねこ22万2222頭まであと一歩!どうぶつ基金が『さくらねこを増やす1か月キャンペーン』実施中

どうぶつ基金が『さくらねこを増やす1か月キャンペーン』を実施中

公益財団法人どうぶつ基金は猫の殺処分ゼロを目指し、これまで「さくらねこ」を増やす活動をしてきました。

「さくらねこ」とは不妊手術を受けて、そのしるしに耳にV字カットが施された猫のこと。

野良猫の繁殖を防ぐことは飼い主がいない状態で産まれ、すぐに殺処分されてしまう子猫を減らすことにつながります。

耳に手術済みのしるしをつけることは猫が何度も開腹手術をされてしまうことを防ぐために重要で、カットした耳がさくらの花びらの形に似ていることから、「さくらねこ」と呼ばれるようになったと言います。

どうぶつ基金が無料で不妊手術を施した「さくらねこ」の数は、もうすぐ22万2222頭を達成するとのこと。

2022年2月22日は今世紀最大の猫の日として例年以上の盛り上がりを見せましたが、どうぶつ基金では「さくらねこサポーター」を増やすことを目的とした『さくらねこを増やす1か月キャンペーン』を開催しています。

『さくらねこを増やす1か月キャンペーン』の概要

キャンペーンの開催期間は2022年2月22日~3月22日まで。1か月の間に新規の「さくらねこサポーター」を222人増やすことを目標とされています。

「さくらねこサポーター」になると猫の不妊手術をする活動「さくらねこTNR」を応援するために、毎月1,222円から継続的な寄付を行います。

なお、期間中に「さくらねこサポーター」になった方にはエコバッグをプレゼントして頂けるそうです。

キャンペーンの詳細や「さくらねこTNR」について知りたい方は、どうぶつ基金の公式サイトからご確認ください。

さくらねこが増えると殺処分は減少するのか?

さくらねこを増やすことは、実際に猫の殺処分を減らすことにつながっているのでしょうか?

どうぶつ基金は、さくらねこの数の累計と殺処分数の推移をグラフにして公開しています。

どうぶつ基金「さくらねこ無料不妊手術数」累計

猫の殺処分数の推移

猫の殺処分ゼロは困難な目標ではありますが、さくらねこが増えるのに反比例して猫の殺処分数は確実に減少していることがわかります。

全ての猫が幸せに暮らせる社会の実現は、決して不可能ではないでしょう。これからもさくらねこが増え、いつか猫の殺処分ゼロというどうぶつ基金の目標が達成できることを願います。