猫の性格
猫の性格も人間のように、十人十色ですよね。猫の性格は品種によって何となくですが、イメージがあるようです。
例えば野性味が強いワイルドな猫として知られているのは「ベンガル」「オシキャット」「チャウシー」「チートー」などがあげられます。
一方で穏やかな性格で大人しい雰囲気の猫が多いのは「ラグドール」「スコティッシュフォールド」「メインクーン」「バーマン」「ペルシャ」「ノルウェージャンフォレストキャット」などがあげられるでしょう。
もちろん、品種によっても性格は分かれるようですが実は顔の形でも性格が違うようです。
顔の形で猫の性格が違う?
猫と言えばシャープな顔なのに大きな目、丸いフォルムがなんともかわいらしいですよね。
そんな猫も顔をまじまじと見つめてみると、品種によって若干ではありますが「顔のフォルム」が異なっています。
アメリカのカリフォルニア州を拠点に活動をする猫の行動の専門家であるアーデン・ムーアさんは、自著『Fit Cat: Tips & Tricks to Give Your Pet a Longer, Healthier, Happier Life』の中で、猫の顔の形と性格には強い関連性があると書きました。
ではそんな、顔の形で判断できる性格についてご紹介させていただきます。
四角い顔のフォルムの猫
猫の中でも数多くいるのが「四角い顔の猫」です。顔の四角い猫は体つきもがっしりとしていて、代表的な品種としては「メインクーン」などがあげられます。
アーデン・ムーア氏いわく、このような顔が四角い猫は「猫界のレトリーバー」だそう。人間に好かれたい、人間を喜ばせたいと考えておりいつも元気で社交的、他の猫ともすぐに打ち解けられるタイプなので多頭飼いもらくらくなんだとか。
飼い主さんにスリスリしてきたり、頭突きをするなどかわいらしい仕草を見せてくれる猫ちゃんはこちらの四角いフォルムの顔の形なのかもしれません。
まん丸フォルムの猫
まん丸フォルムのかわいらしい猫は、ずばりアーデン・ムーア氏いわく「猫界の小型愛玩犬または読書介助犬ならぬ読書介助猫」
代表的なのが、ペルシャやヒマラヤンなどの平坦な顔に丸い大きな目、そしてフワフワとして丸みのある頭と体が特徴的な猫です。
このようなまん丸の顔つきの猫はおとなしくて臆病ではあるのですが、飼い主さんなどの信頼関係のある相手には従順で穏やかな性格なんだとか。一緒に寝たり静かに過ごせる、音読をじっと大人しく聞いてくれるようなインドア派な猫ちゃんのようです。
逆三角形のフォルムの猫
「猫界の牧畜犬」とアーデン・ムーア氏が言っているのが、逆三角の顔の形の猫。純血種で言えばアビシニアンやシャムなどがあげられるでしょう。全体的にスリムで大きな耳が目立つシャープな顔。
そんな逆三角の顔の形の猫は、好奇心旺盛で遊ぶことが大好き。そして頭も良くてよくしゃべるのが特徴だそう。
好奇心旺盛なこともあり、人の上で過ごすよりも窓から外の世界を眺めるなどのリラックス方法を選ぶ猫ちゃんは逆三角の顔の形の可能性あり。にぎやかな家庭に向いているようです。
まとめ
アーデン・ムーア氏は自分の研究から見つけたものだと前置きしているようですが猫の顔の形は確かに「その猫の性格」に関係がありそうです。
ざっくりまとめると、猫の顔の形から判断できる性格は「四角い顔だと元気でいつも社交的」「まん丸顔は優しくて穏やか」「逆三角顔は賢くて活発」とアーデン・ムーア氏は述べています。
ぜひ自宅の猫ちゃんの性格も当たっているか見てみてくださいね。