猫が「気まぐれ」といわれる4つの理由

猫が「気まぐれ」といわれる4つの理由

猫といえば気まぐれ、というイメージが強いのではないでしょうか。猫の気まぐれには、ちゃんと理由があるのです。なぜ猫が気まぐれなのか、ご紹介します。

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1.猫は群れを作らないので気まぐれ

人の足元にいる猫

猫が気まぐれなのは習性

猫は単独行動をするので、全ての行動が気まぐれに見えると言えるでしょう。猫が気まぐれな理由として、猫の祖先は群れを作って生活するのではなく、基本的には一匹で狩をして、自分の縄張りを持って生活していました。

そのような習性が、イエネコにも受け継がれているため、猫は単独で行動するようになり、気まぐれという説もあります。

猫が気まぐれなのは自分の命を守るため

野生動物の世界では、群れがあると、群れの命を守るためにそれぞれに役割が出来て、勝手な行動をすることは出来ません。単独で生きていると、自分の命は自分で守らなければいけません。そのため自分の判断がとても大切です。

猫は、気まぐれではなく、一瞬一瞬に応じた自分の判断で、単独で行動していると言えます。

猫が群れで集会をしているのはどうして?

現代の野良猫も、猫の集会と言われるように猫が集まっていることはたくさんありますが、それは気まぐれに群れで行動しているわけではありません。

餌を貰えたり、快適であったり、他の猫がいるために単独でいるより安全、などという理由で、猫は集まるので、それぞれの利害が一致した結果、集まっているということなのです。

猫の気まぐれな性格をかたどる物

また、猫同士での優劣はあり、力の強いものに体を擦り付けたりして挨拶したり、害を与えませんよというアピールをしたりしています。

全く一匹だけで生きているわけでもなく、かといって群れを作るわけでもないといった生き方が、猫の気まぐれと言われる性格を作っているのです。

2.猫が気まぐれと言われるのは人に媚びないから

ソファーでくつろぐ猫

猫は犬のように、飼い主さんをご主人と思って忠実に尽くす、飼い主さんの言うことを聞く、ということが猫にはありません。

猫にとっては自分自身が主なので、気まぐれに自分がやりたいと思ったことはやり、したくないことはやらない、飽きたらやめる、などの行動は自然なことなのです。

猫が気まぐれと言われるのは自分の思う通りに行動しただけ

飼い主さんが思っているとおりに動かないことは、猫にとっては気まぐれではなく、自分の思う通りに行動しただけ、ということなのですね。

3.猫が気まぐれなのは相手との距離感を保てるから

パソコンをする親子と猫

猫は他の生き物に注意を払っている

猫が気まぐれなのは基本的に単独行動をするということにも繋がりますが、それは相手や他の生き物にちゃんと注意を払っているということでもあるのです。

猫の行動は一貫性がない様に見える

気まぐれに単独行動をしていれば、身を守るのは自分自身の責任となります。そして、自分に利益のあることであれば、猫は積極的に利用します。

そのために、相手には深く介入しない、だけど自分に都合の良い時には近づいて行く、といった態度が自然に身についていると考えられます。

人間から見ると、猫の行動は一貫性がないように見受けられて、気まぐれに感じてしまうのでしょう。

4.猫が気まぐれと感じるのは無表情だから

ソファーに垂れる猫

さらに、猫が気まぐれだと人間が感じるのは、猫の無表情さにあるということも考えられます。猫は表情筋が少なく、人間や犬のように、感情が顔に現れることが少ない生き物です。

猫が無表情な理由

これは、単独で行動する猫が、家族や兄弟以外と顔を合わせて表情で何かを伝えたり読み取ったりする必要がほぼないためだとも言われています。

実際、人間でも無表情だと、何を考えているのかわかりませんよね。無表情なままで怒ったり逃げたりするので、それまでに猫がストレスを感じた上で行動したことでも、飼い主さんにとっては急に怒ったり逃げたりして気まぐれだと感じられます。

そのため、猫は気まぐれだ、ということにも繋がるのでしょう。猫の無表情さから、飼い主さんはあれこれと猫の気持ちを想像してかわいいと感じたりもするので、表情から感情がわかりにくいことも、猫の魅力のひとつだと言えるでしょう。

猫の気まぐれな行動

なでられる長毛の猫

猫の気まぐれは女性の気持ちのように、気分次第でころころと行動や態度が変わるということが言われていますね。猫と暮らしている飼い主さんは、猫がなぜこんな気まぐれな行動をするのか、日々疑問に思うことも多いことでしょう。

以下のような猫の気まぐれな行動を経験したことも多いのではないでしょうか。

  • 甘えてきたのに触ろうとすると逃げる
  • ベッドに入ってきたのに一緒に寝ようとすると出て行く
  • 普段は呼んでも来ないのに、集中していると邪魔しにくる
  • 今まで食べていたフードを食べなくなる
  • 鳴くので呼んでいるのかと思い近くに行くと無視する
  • 膝に登ってきたので抱っこしようとすると逃げる
  • 紙袋などに何度も入ったり、全く入らなかったりする
  • 気に入っていたおもちゃに見向きもしなくなった

以上の例以外にも、猫と暮らしていれば、猫の気まぐれに付き合うことがたくさんあることでしょう。ただ、猫の気まぐれな行動にも、その時によって異なる理由が必ずあるはずです。

猫の性格が気まぐれに変わるのはどうして?

甘えん坊な性格だと思っていたのに、急に攻撃的になったり、避けられたりしたことはありませんか。それは、自分のペースで近づきたいけれど、触られ方が気に入らなかったり、抱っこされそうになってそれは嫌だったりしたということが考えられます。

猫にとって体を触られることはデリケートなことなので、飼い主さんの行動に反応しているだけなのですね。

一緒に寝ていたのに気まぐれにすぐ出て行くのはどうして?

ベッドに入ってきたので撫でて一緒に寝ようとしたら、またすぐ出て行ったというのも、暖かそうなので入ってきたものの、触られたことが嫌だったとか、思ったほど居心地が良くなかったということでしょう。

猫が気まぐれにフードを急に食べなくなるのはどうして?

フードを急に食べなくなる場合は、まず病気ではないかを確認しましょう。猫の体調に問題がないのにフードを食べない場合、フードに飽きたとか、フードが傷んでいるといった問題の他に、お皿が汚れているとか、皿の置き場所が気に入らないなどの問題も考えられます。

触ろうとすると逃げる理由

膝に登ってきたので撫でたり抱っこしたりしようとしたら逃げた、というのも、膝でくつろぎたかっただけで、触られたくはなかったという猫の気持ちだと推測されます。

猫が気まぐれにおもちゃで遊ばない理由

また、紙袋や箱などに入って遊んでいたと思ったら、ある日パッタリと遊ばなくなったことはないでしょうか。単に飽きたのか、他のことが気になったのか、といったところでしょう。

そのうちにまた紙袋や箱で遊びだすこともありますので、猫は本当に気ままに見えるかも知れません。

猫が気まぐれと言われる理由のまとめ

思い思いの方向に向かう猫たち

猫は他の猫と一緒に群れで動くということはなく、自分の判断でその時その時を生きています。気まぐれというよりも、自分の気持ちのみが優先で、行動に反映しているから、と考えられます。

猫の気まぐれさは、人間が猫と暮らしている時に、人間が感じることだと言えます。猫にとってはごく自然に生きているだけなのですが、猫が自由に気ままに行動することで、飼い主さんのほうが猫を気遣って行動するようになることもあります。

猫好きな人は、気まぐれな猫に振り回されることも猫の魅力だと感じているのではないでしょうか。なぜこんな気まぐれな行動をしているのか、と想像しながら、猫との生活を楽しんでいって下さいね。

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