メス猫の性格は毛色でも違う?避妊手術した後の事や飼い方まで

メス猫の性格は毛色でも違う?避妊手術した後の事や飼い方まで

メス猫とオス猫では性格が違い、毛色によっても性格が違います。また、メス猫の場合は避妊手術後に性格が変わります。メス猫を飼うのであれば、飼い主さんは猫の性格に合った飼い方をしましょう。今回は、メス猫の性格の特徴や毛色別の性格の違いを紹介し、メス猫の飼い方や避妊手術後の性格の変化についてもお伝えしていきます。

メス猫の性格の特徴

毛づくろいをする三毛猫
  • 慎重で積極的に寄ってこない
  • クール
  • 気分屋でマイペース
  • ツンデレ

メス猫はオス猫と性格の特徴が違います。メス猫の性格の特徴はいくつかあるので、1つずつ詳しく紹介していきます。

慎重に行動する

動画のように、片方のメス猫は積極的に近寄りますが、遠くにいるメス猫は警戒して近寄ってきません。メス猫には警戒心の強い性格の子が多くいます。

オス猫は好奇心旺盛で行動的ですが、メス猫はクールでしっかりしています単純で衝動的なオスに比べ、メス猫は慎重に行動することが多く、見知らぬ人や他の猫には警戒心も強めなのです。

気分屋でマイペース


動画のように、メス猫は冷静なだけでなく、気分屋でもあります。動画のメス猫はそっとしておいて欲しい気分のようですね。

オス猫は飼い主に沢山甘えてきますが、メス猫は甘えて欲しい時と放っていてほしい時があり、ツンデレな一面があります。オス猫より飼い主に依存せず、常にマイペースなのです。

毛色別でみるメス猫の性格の違い

ロシアンブルー

猫は毛色によって性格も違います。毛色別の性格の特徴をそれぞれ紹介していきます。

白猫

白猫

白猫はオスとメスで性格に違いがあり、メス猫の場合はクール、気が強い、飼い主にだけ懐くなどの特徴があります。オス猫の場合は、のんびり、マイペース、甘えん坊などが特徴です。メス猫は他人に敵意を見せたり、飼い主にも程よい距離感があり、ベタベタとくっつくことが少なめです。

三毛猫(3色)

三毛猫

三毛猫は気まぐれで物事の好き嫌いがはっきりしている性格です。自分の気に入らないものは受け入れず、気に入ったものはずっと大切にする傾向があります。三毛猫はほとんどがメス猫なためか母性が強めです。 そのため、自分の子も命がけで守り、家族意識が強い傾向があります。

茶トラの猫

茶トラ

トラ柄の毛色の中でも、茶トラのメス猫はフレンドリーで飼いやすいのが特徴です。トラ柄は甘えん坊の性格が多く、茶トラの場合はそれ以外にも、おとなしい、おっとり、温厚などの面があります。

攻撃的な面は少なく、食いしん坊でもあるので、お腹が空いたときなどは飼い主に甘えてくることもあるでしょう。初めて猫を飼う方におすすめな性格です。

キジトラ・キジトラ白

キジ白猫

キジトラやキジトラ白の毛色のメス猫は、人懐っこい、好奇心旺盛、賢いなどの特徴があります。

また、茶トラと同じで食いしん坊な面があり、肥満になる傾向もあります。ツンデレな性格もあるので、最初は警戒心が強くなかなか近づいてきませんが、一度心を許すと甘えん坊になります。人に慣れていない時と慣れている時のギャップが激しい性格です。

茶白猫

茶白猫

茶白のメス猫は活発、人懐っこい、甘えん坊の性格の子が多いです。茶トラの猫と性格が似ていてフレンドリーな部分があり、他の猫とも友好的です。争いを好まず、協調性のある性格です。

黒猫

黒猫

黒猫のメス猫は甘えん坊な性格です。そのため、猫とたっぷりとコミュニケーションが取りたい飼い主におすすめです。人懐こいので飼い主さんにも懐きやすく、「構って欲しい」とサインを出すことも多々あります。

メス猫の性格を踏まえた飼い方

流し眼の三毛猫

メス猫とオス猫では性格の特徴が違います。そのため、メス猫の性格に合った飼い方をしてあげることで、猫にとって快適な生活ができるようになります。いくつかメス猫に向いている飼い方があるので紹介していきます。

静かに過ごせるスペースを作る

メス猫はオス猫と違い好奇心旺盛ではないので、動き回ることが少なめです。そのため、長い時間、ゆっくと過ごせる場所を作ってあげましょう。静かな場所の方がリラックスできるので、部屋の隅や人通りの少ない場所がおすすめです。

こまめにブラッシングをしてあげる

メス猫にはこまめにブラッシングをしてあげましょう。子育てや出産をするメス猫は健康管理を大切にし、毛づくろいをして体を清潔に保とうとするからです。飼い主さんがブラッシングで猫の体を清潔にしてあげると喜んでくれます。

ブラッシングは猫とのコミュニケーションの時間もあります。猫の体調の様子などもその時にチェックしてあげましょう。猫にとってもスキンシップとなるので、こまめに行ってあげてください。

フードを小分けにして与える

メス猫にエサを与えるときは小分けにするのがおすすめです。 メス猫はオス猫よりも動き回ることが少なく、エネルギー消費が少ないからです。食事量がオス猫よりも少ない傾向があるため、1回で多くの量を食べないかもしれません。メス猫の食事量が少ないと感じたら1回分のフード量を少なくし、与える回数を増やすようにしましょう。

隠れられる場所を作る

メス猫は警戒心が強いため、室内で暮らしていても大きな物音や来客が来た時には驚くことがあります。来客などの見知らぬ人が来たら、身を隠そうとする傾向があるので、猫がすぐに隠れられる場所を作ることで猫も安心します。

キャットドームを置いてあげたり、ソファや棚を使って後ろに隠れられるスペースを作ってあげるなど、飼い主さんが工夫をしましょう。

また、常にキャリーバッグを部屋に置いておくのも、猫の隠れられる場所になるのでおすすめです。メス猫が快適に過ごせるよう、飼い主さんが猫の身を隠せる場所を作ってあげましょう。

避妊手術をしたらメス猫の性格は変わる?

飼い主と猫

メス猫の発情を抑えるために、避妊手術を行うことが多いです。ただ、避妊手術を行えばメス猫の性格が変わることがあります。

避妊手術でメス猫の性格が変わる理由

まず、猫が避妊手術をすると発情期が来なくなるので、精神が安定しやすくなります。発情期の症状である大きな鳴き声もしなくなります。そのため、以前よりは穏やかな性格になることが多いです。

また、行動にも変化があります。飼い主に甘えるようになったり、以前より言うことを聞いてくれたりするようになる傾向があります。避妊手術をしたことで、子孫の繁栄に興味がなくなり、その分飼い主に興味を示すようになるからです。

ちなみに、避妊手術を受けた直後は猫が凶暴になると言われています。 避妊手術は色々とメリットがありますが、猫の体に負担をかけることにもなり、手術後は動物病院に一晩泊まったり、慣れない環境が続きストレスを感じるためです。

ただ、凶暴になるのは数日ほどだけで、あとは徐々に落ち着いていくため、大きな心配はいりません。

まとめ

掴まる三毛猫

メス猫とオス猫はそれぞれ性格に違いがあり、毛色などでも性格が変わります。猫の性格を知っておけば、性格に合った飼い方ができるので知っておくと便利です。

また、避妊手術をすればメス猫の性格が変わりますが、根本的に変わるわけではありません。以前より落ち着きがあり、甘えたがりにもなるので、飼い主さんもその変化を理解して猫と接していきましょう。

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