猫はどうして慰めてくれるの?
猫はなぜ、落ち込んでいる人を慰めようとしてくれるのでしょうか?
1.異変を感じている
いつもと違う雰囲気の飼い主さんを見て、「どうしたにゃん?なんかおかしいにゃん。」と異変を感じているのでしょう。それで、飼い主さんの側に寄るなどして、様子を確かめています。
「にゃんかいつもと違うけど、匂いは飼い主だ。でも空気が違うにゃ」など、分析しているのかもしれません。その様子を見て、飼い主さんが「猫が慰めてくれている」と感じる可能性はあります。
2.お腹が空いた
ただ単に、お腹が空いたなどの要求があり、うずくまる飼い主さんに近づいている様子が、慰めてくれているように感じる場合も。落ち込んだ飼い主さんは、猫のお世話が多少、疎かになる事があるでしょう。
猫としては要求が中々叶えられないので、いつまでも飼い主さんの側にいて、「いつご飯くれるのかにゃ?」と待っているのかもしれません。
3.涙が気になる…
飼い主さんが流す涙が、気になっている可能性もあります。猫は流れている水を好むことがあるので、「あ!にゃんか、流れてる!」と思っているのかも。
蛇口から流れる水を好む猫がいますが、もしかしたらその感覚で、落ち込む飼い主さんが流す涙を、眺めているとは考えられないでしょうか?
4.本当に慰めている…らしい
ここまで、猫が慰めているのは、実は飼い主さんがそう思っているダケ、的な解説をしてきましたが、本当に慰めているとしか思えないケースもあります。
あるお宅では、隣人の猫が度々遊びに来ていたのだとか。そのお宅にも猫がいて、お互いの姿を眺めるのが、好きだったとか。ですがある日、そのお宅の猫が残念ながら亡くなってしまいます。
悲しみにくれる、飼い主さん…。すると、今まで遊びに来ていた隣人の猫が、今まで以上にしょっちゅう、遊びに来るようになったのだとか。まるで、悲しんでいる飼い主さんを、慰めるかのように。もしかすると、亡くなった猫に、「後は頼んだ。」とでも言われていたのかもしれません。
ですから、飼い主さんの勘違いではなく、本当に猫が慰めている、と言うのが可能性としてあります。猫を飼っている人はやはり、「絶対慰めてくれてる!」と思うことが、あるのではないでしょうか?
5.いつもと違うのがヤダ
猫は環境の変化に敏感です。いつもは元気でたくさん構ってくれる、お世話をしてくれる飼い主さんが落ち込んで、動かないのも猫にとっては環境が変化したことになるので、それが嫌だと思っている場合も。
違和感を覚えていて、いつもの飼い主さんに戻って欲しいとアピールしている仕草が、まるで慰めてくれている風に、見えているのかもしれません。
6.側にいるとあったかいから
落ち込んでいたら猫が、ずっと側に寄り添ってくれた。そんな心温まる話は、チラホラ聞きます。でももしかすると、猫は「飼い主さんにくっついてると、あったかいにゃ」と思っているダケだったりして…それでも、飼い主さんからすると猫の温もりに慰められるので、問題なしですね!
7.狙われているかも?
弱っている飼い主さんを見て、「しめしめ、今飛びかかるチャンスにゃん」と狙っている可能性も考えられます。お~こわ。十分、お気をつけください。
まとめ
今日のねこちゃんより:もか / ♀ / 2歳 / スコティッシュフォールド / 4.4kg
本当に猫が慰めてくれているのかどうかは、猫にしか分かりません。ただ飼い主さんが慰めてくれていると感じるだけで、猫は「そんなことしてないにゃん。」と思っているかもしれません。
ですが、猫を飼っている人は、本当に慰めてくれている、と感じることが多いようです。猫の行動をどう取るかは、飼い主さん次第です。それで気分が良くなるなら、真実はあまり重要ではないのかもですね!