猫の頭の良いところ
猫は犬ほど賢くないと言う人もいるようですが、本当は猫の方が賢いかも知れません。
猫の頭の良いと思う所を5つ紹介します。
1、甘え方を知っている
猫が頭が良いと思うのは、甘え上手であることです。
猫は人間に対して、服従するようなことはないと言います。つまり猫は「褒められたい」「喜ばせたい」と言う感情で行動することがないのです。
しかし、飼い主さんにこうすれば「ご飯が貰える」「遊んで貰える」「構って貰える」と言うことはわかっているようです。例えば、鳴いてみる、お腹を出すポーズをする、膝に乗るなどのアピールをして、飼い主さんの目を自分に向けさせる方法を知っています。
2、開け方を知っている
猫は扉の開け方、食べ物の入れ物の開け方を知っています。
扉を開けると「楽しいことがある」、食べ物の蓋を開けると「美味しいものがある」と学習してしまうのです。
コツさえ掴めば、何の問題もなくやってのける頭の良さがあるようです。猫の執着心と集中力は疲れるまで続きます。
3、記憶力が良い
猫が外の世界で生き抜くためには、自分の身は自分で守らなければいけません。
なので、自分で考えて行動する力を身につけているのです。
母猫に狩りの仕方を教わったり、先輩の猫の背中を見て覚えていったりします。猫の脳は、記憶力が他の動物よりも、優れているとも言われています。楽しいこと、嫌なことの記憶は特に残るようです。
4、言葉がわかる
名前を呼べば振り向いたり、寄ってきたりしますよね。
「ご飯」と言う言葉も猫はわかるようです。長い言葉よりも、単語として発する方が理解できるようです。言葉もそうですが、行動もわかるようです。常に飼い主さんの動きを把握して、それに合わせて予測することもできるようです。
5、人の気持ちを変えてくれる
猫は人間の気持ちがわかると言います。猫が、気持ちを理解していると思うと頭が良いと思いませんか?
猫はいつもと違う飼い主さんに、戸惑ってしまい、落ち着かなくなることもあるそうです。悲しんでるとき、不安そうなときに、傍に寄ってこられたら、気持ちが和みますよね。
またケンカの仲裁をする猫もいます。人間の言い争いの場に割り込んできて、なだめるような行動をとるのです。猫が人間の気持ちを変えてくれているのかも知れませんね。
猫は犬よりも賢い
猫の脳の質
猫と犬の神経細胞の数を比べると、猫は3億個あるのに対し、犬は猫の半分と言われています。人間に比べるとだいぶ衰えるのは当たり前ですが、脳の大きさを見ると、犬の方が脳が大きいので猫より賢いとされます。
しかし、神経細胞の数から脳の質は猫の方が良いと言うことになります。そして、猫の脳は人間で言う1歳から2歳の脳と言われています。
犬と猫の習性の違い
猫はしつけもできないから犬の方が頭が良いと言われています。
犬の場合、団体行動をするので、リーダーが指示を出すとその通りに動く習性があります。
一方猫の場合は単独行動なので、指示をされて動くのではなく、自分で考えて動く習性があるのです。人間の言葉で動く犬に対し、猫は考えて動く自立心が備わっていると言うことです。
猫はしつけができない
しつけをさせるには何度も同じことを覚えさせ、訓練する必要があります。
犬がしつけしやすいのは上下関係があり、集団で生活するからであり、猫は対等関係で自主性を持って生活する真逆な動物と言えるのではないでしょうか。
猫にしつけができないとは言いきれず、中にはしつけが可能な猫もいるようです。
猫は狩りをするための脳でできている
自然界で生活をする猫の脳は、狩りをするための脳でできているのだと思います。
狩りをするための身体の構造であり、記憶力が優れているのだと思います。人に飼われている猫も、日常から本能や習性が消えるわけではありません。ご飯の食べ方や遊び方や睡眠のとり方など、全てにおいて狩猟本能で行動してしまうのだと思います。
まとめ
猫は頭が良いと言うことについて、記憶力は、ずば抜けて良いことがわかりました。脳の大きさは、犬に比べると小さく需要範囲は狭いですが、脳の質は良いのです。
猫は物事を細かく考えないで脳に仕分していきます。
その中で必要性があると判断されたら、記憶が残りそれを元に行動するのではないでしょうか。