猫のヒゲが曲がる理由
「ん?」よく見ると猫のヒゲが曲がってるような、縮れてるのはなぜ?と思ったことありませんか?
猫のヒゲは真っすぐに伸びているはずですが、理由があって曲がってしまったのかも知れません。一体、何が解由なのでしょうか?
1 温熱で縮れた
冬に、猫のヒゲが曲がっているのを発見することが多いと思います。冬になると、暖房器具がよく使われます。猫がストーブやコタツやエアコンなどで、ヒゲの形が変化したようです。
猫が温熱の近くにずっと動かずにいると、ヒゲが縮れる原因になります。また、誤ってガスコンロの火でヒゲが縮れたり焼けたりしてしまうこともあります。
2 狭い場所に無理に入った
猫のヒゲはセンサー代わりの役目があります。しかしセンサーを無視して狭い場所に顔を突っ込んでしまうこともあります。
狭い隙間に顔を入れて、無理やり出ようとしたら、ヒゲが曲がってしまう原因にもなるのです。ヒゲが挟まったのを引き抜き、毛が曲がってしまったのかも知れません。
3 寝癖がついた
猫も寝癖と言うものがあります。被毛に寝癖がつくこともあれば、ヒゲにもついてしまうようです。
ヒゲに寝癖がつくのは、相当寝相が悪いのでしょうか?猫のヒゲは、寝るときに寝かせていると思うのですが、顔を擦り付けてヒゲに跡がついたのでしょうか。
4 ストレス!?
ストレスは、髪に影響を与えやすいのですが、ヒゲもストレスを感じる場所のようです。猫のヒゲは、気分を表すようにストレスも感じやすいのかも知れません。
ストレスから曲がったり、切れたり、抜けたり、影響を受けることもあるのでしょう。
5 生まれつきヒゲがカールしている
猫のヒゲが曲がっているのは、くせ毛と言う場合もあります。猫の品種や個体差で、ヒゲも必ず真っすぐに生えているのは限りません。
生まれつきヒゲに特徴があるのは、コーニッシュ·レックスやデボン·レックスの猫種で、ヒゲがカールしているそうです。
また生まれたときは真っすぐでも、年齢や突然変異からヒゲの生え方が変わることもあるそうです。
猫のヒゲを守ろう
暖房器具に注意する
猫へ、ストーブやこたつなどの暖房器具には注意をしましょう。猫が近づき過ぎたら、離すようにしましょう。
キッチンでも同じようにガスコンロや炊飯器など、ヒゲが当たると曲がったり、火傷したりすることもあるので立ち入れないように囲んだり、カバーをしたりして注意しましょう。
隙間を作らない
猫が入れそうで入れないかも?みたいな隙間は作らないようにしましょう。猫は、気になると顔をいれて入ろうとしてしまいます。
猫に危険な隙間は何かで埋めて、入れないようにしましょう。無理に入るのを見たら、危険な場所と覚えさせるように、「手を叩いて音を出す」などして猫に危険であることを理解させましょう。
不安なときは病院へ相談
猫のヒゲが曲がってしまったとき、飼い主がどう感じるかにもよります。突然何も原因がわからずに、ヒゲが縮れる、曲がるなどに気づいたら不安になるかも知れません。
猫の体調に変わりがなければ経過観察で良いと言えます。しかしヒゲが病気のサインと言うこともあります。
万が一、何かあると心配だ!と言う飼い主さんは、病院に相談することをおすすめします。
まとめ
猫のヒゲが曲がるのは、猫の行動によるものが多いのでしょう。1本だけ曲がっていたり、何本も曲がっていたりすることもあるそうです。猫のヒゲは、ただの飾りではなく神経のひとつです。
大切なヒゲが曲がってしまわないように、飼い主さんも注意をはらわないと行けませんね。特にこの時期は、ヒゲの火傷に気をつけてあげましょう。