嫌いな猫も?毛布やタオルのふわふわを避ける7つの原因

嫌いな猫も?毛布やタオルのふわふわを避ける7つの原因

猫は、ふわふわしているモノを好みます。ある実験では、フリース素材を最も好む、と言う結果まで出ているくらいです。でも、どの世界にもアンチがいるものです。ふわふわを嫌がる、避ける猫が存在するのです。ふわふわアンチの猫は、なぜふわふわを避けるのか?その原因に迫ってみました!

1.猫の好みの問題

床に寝転んで両手を伸ばす猫

単に好みの問題なケースです。「ふわふわよりも、固めが好き!」な猫の場合は、ふわふわを避ける傾向があります。

誤ってふわふわを踏んでしまおうものなら、ものすごい形相で逃げると言う嫌いっぷりです。

ふわふわ嫌いな猫には、無理にふわふわを使ってもらおうとしなくても良いでしょう。

2.猫の過去に嫌な思い出がある

ブランケットに隠れる猫

猫は、嫌な思いをしたことを良く覚えています。

自分の身を守るために必要な記憶なのですが、もしかすると過去に、毛布やタオルなどのふわふわで押さえつけられたとか、埋まってしまったとか、何か嫌な思いをしたのかもしれません。

その思い出が猫の記憶に刻み込まれていて、ふわふわを避ける可能性があります。

3.ふわふわの埋もれ感が嫌い

毛布にくるまった猫

ふわふわと言えば、あの埋もれ感が気持ち良いですよね?ですが、それが苦手な猫がいるようです。

確かに体の小さな猫の場合、ふわふわに埋もれると出るのも大変でしょうし、多少なりとも押しつぶされる感じがあるのかもしれませんね。

「あの埋もれてるトコが可愛いのに〜!」と悔しがる、どこぞの飼い主さんの声が聞こえてきそうです。

4.ふわふわから来る静電気が怖い

怯えた表情の猫

ふわふわな毛布などに多いのが、化繊素材のもの。これらは概して、静電気が起きやすいです。

猫が鼻を近づけたとき、体を擦りつけたとき、バチバチッと起きる静電気が嫌という可能性もあります。

冬は静電気多発時期。あまり静電気が起こらないふわふわを選んであげれば、もふっと埋まってくれるかもしれません。

5.猫にとって嫌いな匂いがするから

不機嫌そうな表情のグレーの猫

猫の嗅覚は、人よりもかなり鋭いです。ふわふわから何か、猫が嫌いな匂いがぷんぷんしていることも。

例えば工場で加工されたときの匂いや、香水などが染み付いていると言うことはありませんか?匂いをキレイさっぱり取り除けば、使ってくれる可能性はあります。

まだ希望は捨てずに、とりあえず洗えるものは洗ってみてください。

6.猫にとって見慣れないものだから

警戒して見つめる猫

猫は人見知りをしますが、「物見知り」もする動物です。見慣れない物には警戒して、慣れるまで近づこうとしないのです。

もしふわふわを新規導入した場合、「にゃんだあれ?怖いから近づかないでおこう」と避けているのかも。

しばらく様子を見て、ふわふわが猫に何も危害を加えないシロモノだと分かれば、使ってくれることもあります。しばしの辛抱です。

7.ふわふわが暑いから

お腹を出してソファーで眠る長毛猫

特に毛の長い猫の場合、ふわふわを使うと暑いので避けることがあります。

長い毛で十分に保温されるので、ふわふわは必要ないと言うことですね。室内に暖房が効いていれば、尚更いらないかもしれません。

逆に、廊下や爪とぎなどの上で寝る毛の長い猫もいます。あまりに暑い様子でしたら、暖房が効きすぎている可能性も。室内の温度は、マメに調節するようにしてあげてください。

まとめ

フローリングの上で眠る猫

ふわふわを好む猫もいれば避ける猫もいます。せっかく猫が喜んでくれると思って、暖かそうなふわふわを買ったのに、全く使ってくれなかったらショックですよね。

でもそれは、猫と付き合う上での宿命と言っても良いかもしれません。猫が気に入ってくれればラッキー、気に入らなかったら他の用途で使う、と言う割り切りが必要です。

飼い主さん用に買ったふわふわが気にいって、取られることもしばしばです。そんなトコロが、猫と言う生き物の性なのです。

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