ボンネットを叩くだけではダメ?車に乗る前にできる3つの事

ボンネットを叩くだけではダメ?車に乗る前にできる3つの事

あなたは、猫バンバンステッカーをご存じですか?猫バンバンをして、寒い日に猫を助ける活動が行われています。しかし猫バンバンだけでは、猫の命が見落とされる事もあるのです。

猫バンバンとは?

ボンネットの上の猫

皆さんは、猫バンバンと言うのを知っていますか?猫が車の中に隠れていると危険なので、発車する前に、車をバンバンと叩いて行う動作の事を言います。車のボンネットを叩いて猫がいないかを確認するのです。

大手のディーラーさんを始め、JAF(日本自動車連盟)などが、なるべく多くの人に知ってもらおうと呼びかけているそうです。実際に運転をする前に猫バンバンをして、車から猫が出てくる調査では、200人から14%の確率で発見できたそうです。

外で生活している猫は、車の下や中に潜り込み暖をとったり、寝床にしたりします。車に乗る前に確認しないといけないのは、猫がいないかどうかです。

人間の足音で逃げてしまう猫もいますが、タイヤの上やボンネットの中に隠れてしまう猫もいるそうです。もしそのまま気づかずにエンジンをかけてしまうと、猫の命に危険が生じることがあるのです。しかし季節を問わず、車に乗る前には猫がいないかを確認することが必要なのです。

車に乗る前は猫バンバンだけで大丈夫?

ボンネットを叩いて出てくる猫もいれば、怖がって奥に逃げ込み、猫が出られないまま、気づかないケースもあるそうです。猫バンバンだけでは、猫の命を救うのには適していないと言えるでしょう。

猫は車の下に潜り込みやすいと言われています。猫は寒い日や暑い日の体温調節だけでなく、その場所が安全だと思っているようです。多くの人に呼びかけている猫バンバンですが、それだけで猫が発見できない場合や、余計に中に入り込んでしまうことがあります。

次項では車をバンバンするだけではいけない理由についてご紹介します。

猫バンバンと一緒に確認する事

ボンネットの中の猫

寒い日には猫が車に隠れやすいという事から、車に乗る前には「猫バンバン」をしてから乗るようにしましょう。しかし猫バンバンだけでは猫の危険は防げない事から、どう言った対処法があるのか紹介します。

1.ボンネットを開けて確認する

車に乗る前に、ボンネットやフードを叩いてみて、猫がいないかを確認します。猫が出てこないからOKという訳ではありません。念には念をという気持ちで猫探しをしないといけないのです。

猫バンバンの次に、ボンネットの中を確認してください。子猫は体が小さくボンネットの中に隠れやすいのです。知らずにエンジンをかけてしまうと、ベルトが焼けて猫に危険なので、必ず確認してからエンジンをかけるようにしましょう。

2.ライトで照らして確認する

猫バンバン、ボンネットの中に続いて、ライトなどでタイヤ周り、エンジン下など車の下に隠れていないかを確認しましょう。今の車は昔に比べて、エンジンをかけてしまうとすぐに発車できるのです。

寒い日にエンジンを温めてから動かす車も少なくなってきています。昔のように発車準備をしてる間に猫がいなくなる事が多かったのですが、今では猫が逃げる前に巻き込んでしまう危険が高くなっているようです。

3.事前に車用シートを被せる

車のカバー

防犯のためにも車にシートを被せておくのが良いと思います。猫の侵入も防げ、車を荒される心配も減るのではないでしょうか。ただシートを被せても猫が入ってしまう事もあるので、乗る前に猫バンバンでチェックをする方が確実だと思います。

ボンネットの中に猫がいる場合は?

ボンネットに居る猫

猫が車にいるのがわかっているけど、どうして良いかわからない人や、猫が取り出せない人は、ディーラーやJAFに電話してきてもらいましょう。車専門の人に手伝ってもらう方がスムーズに行く場合もあります。無理に車を動かそうとする行為だけはしないようにしましょう。

時間を置く

もし猫がいるのに出てこない場合は、一度車から離れて時間を置いて見ましょう。猫に「車出すから出ていって」と合図をしておくと良いでしょう。

エンジンをかけておくことや、クラクションを鳴らすなどで猫に呼びかけるようにします。急な音に、猫が逃げられなくなってしまう事もあるので、離れて、猫が車から出るのを確認してください。

まとめ

寒い日の猫と車

寒い日には、猫が車の中に隠れてしまう事が多いようですが、本来は季節や気温に関係なく、車に乗る前には猫の確認をしないといけないです。

ボンネットを叩く、ボンネットの中を見る、下を覗いて猫がいないかを確認しましょう。

猫の命が一匹でも多く救われるように、もっと猫バンバンを拡散していきたいと思います。

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