猫の賢さを測る、賢さテスト!
4項目のテストを使って、あなたの猫の賢さを測ってみましょう!
項目1 未開封のキャットフードをご飯の時に見せる
以前キャットフードのパウチや缶を与えたことがある場合、未開封のものをご飯の時、猫に見せてみましょう。
封を開けてほしいというように、あなたの顔を見たり、空のお皿を見たりした時は知能が高いと判断できます。パウチや缶の中に美味しいご飯が入っているのを分かっているのですから。
逆にパウチや缶を全く無視する、匂いを嗅いですぐどこかへ行ってしまう、と言う行動を取った場合、あまり知能は高くないかも。
猫のご飯の好みにも左右されると思いますが、「パウチ(缶)の中に美味しいご飯が入ってる!」と覚えているか覚えていないかの違いになります。
項目2 お気に入りのおもちゃを隠す
あなたの猫のお気に入りおもちゃを、紙などの薄いものの下に隠してみましょう。
隠すあなたの動作を猫がじっと見て、なおかつ紙の下におもちゃがあると理解している場合、人間の子供が1歳半程度の知能があります。
猫は獲物の捕獲に関しては高い知能を発揮するので、大半の猫がこのテストをクリアできるのではないでしょうか?
ふだん猫と遊んでいる時、おもちゃを隠すとほりほりする猫や、隠れていそうな場所を攻撃する猫などは知能が高いと思って良いでしょう。
項目3 電動マウスを隠す
もし電動で動くマウスがあったら、スイッチを入れてわざと家具やソファなどの下に入れてみましょう。あなたの猫がネズミの動きを予測できるかどうかのテストです。
猫がネズミの動きを予測して動いていたら、人間の2歳児程度の知能があります。
これも、猫の捕獲能力が発揮されてクリアできる猫が多そうです。
項目4 鳥の動画を見せる
鳥が写った自然の動画を猫に見せてみてください。猫がただ動画を見るだけで捕まえようとしないのなら、あなたの猫はそれがイメージにすぎない事を理解しています。
賢い猫だと判断できます。
逆に捕まえようと何とか頑張る猫は、ちょっとおとぼけさんかもしれません。それはそれで凄くかわいいですけどね!
自然の動画は猫の刺激になり、退屈をしのぐアイテムになります。たまに一緒に鑑賞してみるのもオススメです!
猫の賢さとは?
猫は人間の2~3歳の知能があると言われていますが、猫の知能に関する研究が少なく、その真偽の程は確認されていません。数少ない研究から以下の結果が出ています。
- 認知能力が低い
- 空間把握能力が高い
- 狩りは頭を使って行う
認知能力が低い
ある研究では、猫は犬よりも認知能力が低いと言う結果が出ました。
ご馳走を結わえ付けたロープを引っ張って食べる事はできましたが、ロープの数が増えた途端に、ご馳走を手にいれる事ができなくなったのです。
一方で犬は、このテストをクリアしました。
空間把握能力が高い
猫の空間を把握する能力はとても高いです。高い所に飛び乗る際、目では見えていないものの飛び乗った先の状況を覚えているのだとか。その記憶から安全な場所にしか飛び乗りません。
1度通った道もしっかりと覚えており、最短距離を計算する事ができます。複雑な立体的空間でも迷いません。猫と巨大迷路に行ったら、あっという間にゴールに着きそうです。
狩りは頭を使って行う
狩りをする時、猫はその能力を発揮します。獲物が猫の場所を勘違いするように遠回りしたり、見つからないように真上から飛びかかったりと工夫して捕獲しようとします。
ネコ科の動物の中には獲物の鳴き声を真似して近づく種類もいますから、狩りの時には全力で臨む事が分かります。野生では狩りが成功しなければ自分の命が危うくなりますから、当然と言えば当然ですが。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あなたの猫は賢かったですか?
賢さは猫によって個体差があり、一概に測れるものではありません。賢くても賢くなくても、愛する猫に変わりはない、と言うのが多くの飼い主さんのご意見でしょう。
猫によって得意不得意もあると思いますので、記憶力が高い猫には芸を教えてみると良いかもしれません。あなたの猫の得意分野を把握するのも楽しいかもしれませんね!