猫が人間の言葉に反応する理由
人間の言葉を理解している?
猫は賢いと言われていますが、実際知能はどれくらい発達しているのでしょうか?
猫は、人間の子供で言う1歳半~2歳の知能があるようです。
ならば、ある程度言葉もわかるのでは?と思いますがどうなのでしょうか。
猫の名前を呼ぶ、ご飯と言うと飛んでくることがありますが、ある程度の言葉はわかるようです。
しかし、猫は長い言葉や、細かい言葉の意味まではわからないと言うことです。
飼い主さんの声で判断する
猫は、飼い主さんの声が判断できると言われています。
毎日名前を呼ぶ声や、ご飯だよという飼い主さんの声のトーンやイントネーションを覚えているのです。
なので、知らない人の声でご飯と言われても、すぐには反応しないようです。
声の大きさで判断している
猫がいたずらをすると、飼い主さんが注意しますよね。
「こら!」「だめよ!」と言ってもやめなかったり、聞こえない振りをしたりします。
近寄ると逃げるようにして辞めるので、悪いことをしているのはわかっているようです。
しかし、飼い主さんが普段大きな声を出さないで、注意するときに声を張ると、猫は「危険」「危ない」と思うようです。
言葉がわからなくても行動でわかること
猫の学習能力
猫は、人間の話している内容を理解するのは難しいですが、学習能力があり、学習して覚えるのです。扉の開け方や、こうすれば構ってもらえる等を学習して学びます。
猫の記憶力
猫は、3日もすれば忘れると言われますが、記憶にもよるようです。
嫌な記憶や怖かった記憶は、すぐには消えないと言われています。記憶とプラスされて、嫌な物を見ると思い出したり、記憶が本能に残ったりすると言われています。
また、猫が嬉しい、楽しいと思うことも記憶に残りやすいとも言われています。
それが、遊んでもらえる、ご飯がもらえると言ったことになります。猫の記憶が消えるのは、興味がないことやプラスにもマイナスにもならないようなことは忘れるそうです。
毎日の行動で覚える
猫は、言葉だけではなく人間の行動からも読み取るのです。
毎朝飼い主さんが出かけることを理解していたり、飼い主さんが、洗い物を始めると「そろそろご飯だな」とソワソワしだしたりします。
毎日の飼い主さんの動きから、猫は学習して記憶していくのです。
名前を覚えさせるには?
猫が名前を覚えてくれない場合は、猫の嬉しい記憶を使って覚えさせましょう。
つまり、猫が喜ぶことで名前を覚えさせるのです。
ご飯をあげるときに名前を呼んで覚えさせる、遊ぶときに名前を呼んで覚えさせると言う風に、「嬉しい」「楽しい」と学習してくれます。
まとめ
猫は、人間の言葉を理解していることとできないことがあるのですね。
やはり一番反応する言葉は、大好きなご飯のようです。
我が家でも「ご飯」の一言でニャーニャーと鳴きだします。そして、飼い主の動きを先読みして逃げて隠れることがあります。
言葉では、伝わらなくても行動で伝わるようです。