猫よけハーブの活用
猫を傷つけずに猫が来ないようにするために猫よけのハーブを活用することがお勧めです。
一般的には猫は以下のような環境での排泄を好むと言われています。
- 人の出入りが少ない静かな場所。
- 番犬もいなく静かで安心できる安全な場所。
- 気持ちよく排便ができるためにやわらかい土や砂、芝生等がある場所。
- 清潔できれいな場所。
どうでしょうか?猫のフンや尿のトラブルで困っている方の環境に当てはまるものはあったでしょうか?
ですので猫が来ないようにするには上記のような環境を変えてあげればいいのです。しかし実際、なかなか簡単に変えることは難しいでしょう。そこで大切な庭を守るために猫を傷つけず簡単で手軽に出来る方法の一つとして始めに申し上げた猫の嫌いな猫よけハーブを置くことが効果的なのです。
人間にとってはいい香りのハーブでも猫にとってはとても嫌な香りのするハーブがあります。その猫よけのハーブをいくつかご紹介します。
猫よけハーブを使うメリット
- 設置が簡単
- 安全
猫よけ対策として、トゲトゲのシートやネットよりもハーブの方が設置の手間がかからず、効果を得ることができます。トゲトゲのシートやネットは広範囲に設置しなければいけず、失敗しやすかったりコスト面でもハーブの方が安くおさえることができます。
またハーブは猫や人に対して直接的な害がなく、安全に使うことができます。
猫よけハーブを使うデメリット
- 効き目が薄くなる
- 猫がハーブの臭いに慣れてしまう恐れも
猫が嗅覚が敏感ためローズマリーなど、臭いが強いハーブが苦手です。しかし雨や風などによって効き目が薄くなります。また猫は同じ臭いに対して慣れてしまうため、徐々に効果がなくなる傾向があります。
定期的に交換したり、臭いに慣れさせないようにハーブの種類を変えていくとよいです。
猫よけハーブの種類と効果
猫の嫌いなハーブは珍しい種類も入れると沢山あるのですが、ここではホームセンターなどで手軽に購入できる猫よけのハーブをご紹介します。
簡単に購入できるのですぐに対策も立てやすいかと思います。
猫の嫌いな一般的な猫よけハーブ
- ランタナ
- ユーカリ
- ゼラニウム
- ローズマリー
- レモングラス
- ペパーミント
- ニンニク
- チャイブ
- マリーゴールド など
上記の猫の嫌いなハーブを植えるか、鉢植えを猫の通り道に置くとそのハーブの臭いや刺激臭によって猫が不快に感じ近づきにくくなります。 我が家も今はローズマリーとゼラニウムの鉢植えを置いています。
しかし、猫がハーブの臭いに慣れてくると段々効かなくなります。同じものを長期的に利用するのではなく、時々猫よけハーブの種類を変えるのをおススメします。
ハーブで猫よけ対策をする前に知っておきたいこと
なぜ猫は庭でフンや尿をするのか?
私は猫が可愛くて大好きです。道端で猫を見かけるとついついかまってしまいたくなるほど猫が大好きです。
しかしそんな我が家も猫のフンや尿のトラブルで困ったことは1回や2回じゃありません。猫、可愛くて大好きなんですけどね・・・。
では、なぜ猫は庭や花壇でフンや尿をするのでしょうか?それは猫のこんな習性に理由があります。
猫の習性
昔から「犬は人につき猫は家につく」という言葉がある事を皆様は聞いた事はありますか?私の祖母や母は言っていました。それは猫の習性である「テリトリー」へのこだわりにあるのではないかと思います。なぜならば、猫は日常生活の中でごはん、トイレ、お昼寝など縄張りを決めて一定のルートの上で行動するそうです。
そして猫は自分のテリトリーを主張するために、尿をかける行為(マーキング)をします。我が家も猫にフンや尿をされ何度片づけても同じ場所にフンや尿をされます。片づけても片づけても同じ場所で何度もフンや尿をするのは猫の場所に対する執着心の強さではないかと思います。
猫の場所に対する執着心
猫の「場所に対する執着心」は想像以上に強いです。
フンや尿をされ片づけてもまた再び。現行犯で見つけたときも、追い払ってもしばらくするとまた戻っててきてしまう事が多いです。なぜならば、猫は「その場所をトイレと決めているから」そこにフンや尿をするのです。
まとめ
いかがでしたか?ハーブで猫よけ対策のお話。少しはご参考になって頂けたでしょうか?個体差もあり、あまり猫よけハーブに反応しない猫もいるかと思います。
また、最初は効果があってもだんだんと猫がハーブに慣れてしまって反応しなくなる場合もありますが、猫を傷つけずにうまくトラブル対策出来る方法の一つとしてお困りの方のお役に立てれば幸いかと思います。
猫と人間が仲良くやっていけるのが私の願いです。
女性 にゃコロ
確かに、何でもまずは嗅ぐ姿を良く目にするので、猫にとっての嗅覚は生活の様々な場面で活躍してると常々感じます。
我が家の猫は、今は完全な家猫ですが、若い頃は外へ見回りに出掛けることが日課でした。人様の敷地内での粗相は、やはり多大なご迷惑になります。日々不安ながらも外へ出していましたが、粗相の他にも、猫アレルギーや、動物の苦手な方、色々な事情で猫を避けたい方も世の中にたくさんいらっしゃると思います。そんな時、無下に追い払うよりも、その嗅覚を上手く利用して、猫が避けたい柑橘系や、ハーブを植える策は、猫にも、環境にも優しい気遣いだなと感じました。
最後に、庭ではありませんが、我が家の愛猫も柑橘系がとても苦手な為、爪を研がれたくない場所に、柑橘系のミストを使って対策しています。
女性 ゆき
玄関の前で寝ていましたが、私たちが玄関を出るとすごい勢いで逃げていき、そのうち子猫は車の下からボンネットに入る毎日で、毎回毎回車を乗る前には必ずボンネットをたたいていました。しかし、それだけではビクともせず、エンジンルームから出てこない子猫も少なくはありませんので、”ボンネットバンバン”のあと、ボンネットを開けて直接確認するのが日課でした。
また春になると子猫が増えてくると思いますので、この記事を参考にし、ハーブ系や柑橘系などの香りがするものを玄関の外、そして車の近くに置いてみようかと思います。
女性 ふーたん
人の出入りが少ない静かな場所で排せつをすること、そして清潔な場所を好む!と、この記事で知り、なるほどと納得。我が家の玄関前にある外階段は、私たちが外出する時以外誰も通りませんし、毎日掃除をするので清潔にしています。
暗く人の出入りが少ない上に毎日清潔にされている、という点から、野良猫たちはうちの階段をトイレ代わりに使うのでしょうか・・・;;
階段に野良猫のウンチがあるのが嫌で、毎日ホウキを使って綺麗に掃除し、最後はホースで水をかけていますが、それがかえって猫の排せつしやすい環境を整えているのかと思うと考え物です。
それでも掃除しないと猫のウンチまみれになることも考えられるため、恐ろしいので、こちらの記事を参考にし、猫の嫌いなニオイのアロマでも購入して階段に撒いてみようかと思います。
女性 ひなママ
そのため、現在では「野良猫シャット」という猫よけ用のジェルも販売されているようです。
このようなジェルの場合、野良猫の通り道などに塗っておくと、野良猫が踏んでしまった際にベタベタして不快感を感じ、その場所に寄り付かなくなるんだそうです。ちなみに猫が嫌いな香りがするんだとか。
粘着力は3か月ほど持つそうで、必要がなくなったときにも簡単に取り除けると書いてありました。野良猫の被害に困っている方は使ってみると良いかもしれません。
「猫が踏んでしまって舐めたらどうなるの?」と気になり、詳しく調べてみたところ、植物精油を成分としているため、猫が食べても害を及ぼさないことも特徴らしいので、オススメできる商品ですね。