何故、猫は人の気持ちが分かるの?
単独行動を好むイメージのある猫ですが、意外と社交的な生き物なんです。実は幅広い社会生活を営んでいて、猫によっては数百の猫達と関わりを持っている事が知られています。そこで分かる事は、猫は相手とコミニュケーションを測ることが出来る生き物という事ですね。
猫は人の感情を読み取り、微妙に行動を変える
飼い主が落ち込んでいる時、普段よりも擦り寄って来たり。触られるのが好きでは無いのにジッと大人しくしていたりと、人の感情を読み取って人との絆を結んでいるんです。
猫は人の言葉を理解している?
短い単語は毎日の繰り返しで覚えることが出来る
しかし猫は、言葉の音と関連した出来事から会話を予想することは出来ても、完全に理解は出来ていない事が分かります。それは猫の知能が人間で言うならば、1歳半〜2歳半と言われているからです。
人間の1歳半〜2歳半と言えば、経験から予測し行動をすることが出来る年頃となります。
つまり猫達も経験から予測し行動をすることが出来る、推測力を持っている事が分かります。
推測力を持っている事が分かるエピソードをあげると、「戸棚の中にあるお菓子を前脚で扉を開けてお菓子を持って行った。」、中には「お菓子の瓶を開けてお菓子を食べる。」など人間の1歳半〜2歳半では出来ないような行動が出来る猫達がいます。
何故、猫達は人の感情を理解できるのか?
猫の脳は90%まで、人間の脳と似ている
脳の中でも知覚や思考、記憶を司り感情に繋がる部位である大脳皮質。
検証では猫の脳はこの大脳皮質が非常に発達していて、犬の2倍も複雑な構造となっています。
その為、猫は人間が想像する以上に感情豊かで知性的な生き物である事が示されたんですね。
まとめ
猫は人間に似た脳を持ち、人の言葉や感情を読み取り人間と絆を結ぶことが出来る社交的な動物であるという事が分かりました。
また素っ気ない態度や行動の裏に隠された豊かな感情の持ち主であると言う事を含めて、これからも猫と暮らして行きたいですね。