猫に日光浴は必要?効果と正しい方法

猫に日光浴は必要?効果と正しい方法

猫の寝場所と言えば、日光が燦々と降り注ぐ、暖かい場所が思い浮かびます。日光浴をしながら気持ち良さそうにウトウトする姿は、見ている側も幸せになります。猫は日光浴が好きですが、それはなぜなのでしょうか?猫に日光浴は必要か、またその効果や正しい日光浴の方法を、お伝えします。

猫に日光浴は必要なのか

眩しそうに日光浴してる猫

基本的に猫は日光浴が大好きなので、必要と言えます。毎日適度に日光浴をさせてあげるよう、心がけましょう。愛猫が快適に日光浴できる場所を、作ってあげるのも良いですね。直射日光でもガラス越しでも構いません。特に窓際は、猫が好む日光浴スポットのようです。お気に入りのベッドやクッションなどを置いておくときっと、ゆったりと心地よさそうに過ごす、愛猫の姿を見ることができるでしょう。

猫が日光浴をする効果

塀の上で日光浴してる猫

猫が日光浴をする理由には、以下のものが考えられます。

  • ビタミンの吸収を良くする
  • 体温の維持
  • 殺菌、消毒
  • 被毛の乾燥
  • 良質な睡眠の為
  • ストレス解消
  • ノミ、ダニ予防

ビタミンの吸収を良くする

猫は紫外線を皮膚に浴びることでビタミンDを生成しているという説がありますが、この信憑性は確かではありません。ある実験では、日光浴の量と猫の体内のビタミンD濃度に差はなかった、という結果が出たからです。ビタミンDは食事から摂り、その吸収を助ける為に日光浴している、と言われています。

体温の維持

ぽかぽかと暖かい日光に当たることで、体温を維持していると考えられます。気温の低い場所では体温を維持するのにそれだけ、エネルギーを消費しますが、日光浴をしていれば、エネルギーの消費を減らすことができます。

殺菌、消毒

日光の紫外線には殺菌、消毒力があるのは周知の事実です。体に付着した有害な菌などの殺菌、消毒の為、日光浴していると考えることができます。

被毛の乾燥

被毛が水に濡れてしまった時、乾燥させる為に日光浴をすることもあるでしょう。同時に、体温を保つこともできます。猫にとって太陽の光は、天然の乾燥機だと言うことができるでしょう。

良質な睡眠の為

猫は一日の大半を、寝て過ごす動物です。人間もそうですが、日光に当たることで、ぐっすりと眠ることができるのです。睡眠をより良質なものにするため、日光浴をしていると考えられます。

ストレス解消

暖かい太陽の光に当たり、猫なりのリラックスタイムを過ごしているのかも、しれません。嫌な事があっても、ぽかぽかの日光の中にいれば、忘れることができるのでしょう。日光浴をしている猫の表情を見れば、幸せを感じていることは一目瞭然です。ある意味、猫が羨ましいですね。もしかしたら飼い主さんも愛猫と一緒に日光浴をすれば、日々溜まっていくストレスの、解消になるかもしれません。

ノミ、ダニ予防

日光を浴びることによって猫の体に付いているノミ、ダニを殺すことができますし、繁殖予防にもなります。日光浴には実に多くの、メリットがあるのですね。

猫を日光浴させる正しい方法

窓際で日光浴してる猫

愛猫を日光浴させる場合は、直射日光でもガラス越しでもどちらでも大丈夫です。夏のキツイ日差しは、強過ぎるかもしれません。その場合はカーテンを閉めるなどして、調整してあげましょう。

白猫など、被毛の色が薄い猫は、日に当たりすぎると皮膚炎を起す場合があります。耳の先端や目の上の毛が薄い部分、まぶたの下などは特に、気をつけなければいけません。とは言え、皮膚炎を起した猫を全く日光浴させないのも現実的ではありませんので、その場合はUVカットフィルムを窓に張ると良いでしょう。また、老猫では、扁平上皮癌になるリスクが高まります。日光浴をする時間を短めにするなど、充分注意してあげましょう。

まとめ

日光浴して寝てる猫

猫は日光浴をする事で、体と精神の健康を保っている、と言えそうです。猫は快適な場所を見つけるのが得意ですが、たまには愛猫と一緒に、昼寝をしてみてはいかがでしょうか?きっと、ほんわかとした幸せな気分に、なれることでしょう!

投稿者

40代 女性 あひる

日光浴といえば、猫ちゃん。と言いたくなるようなくらいイメージが浮かびますね。
日光浴をするとビタミンDが生成されるので、日光に浴びることはいいことです。しかし、窓際で網戸ごしに日に浴びるくらいでも十分ですし今は、カリカリなどのフードに栄養素としてビタミンDも入っていて摂取できるようになっているようですね。
それを知って、安心しました。昔はよく見かけましたが、今でも、よく道で猫ちゃんが日光浴をしていて、可愛いなぁと見とれます。ゴロゴロしているのを見かけると平和だなと幸せな気持ちになりますね。猫ちゃんにとって日向ぼっこをしているときは、とくに至福の時なんだと思います。 
投稿者

40代 女性 のんこ

実家のにゃんこは日光浴が好きでしたが、日光浴をした結果、扁平上皮癌にかかり先日亡くなりました。
もう一匹の私の愛猫は毎日日光浴ができない環境ですが、むしろこちらの方が健康的に見えます。
日光浴が大切だといろいろなところでかかれていますが、文献などを読んでみるとあちらこちらに日光浴が長時間に及ぶと扁平上皮癌へと移行するとかかれています。
雑誌やネットの記事を鵜呑みにした私も悪かったですが、この記事のように日光浴のリスクについても書いておくべきだと思います。
私はそれ以降、夏の暑い日差しのもとではガラス越しでも日光浴はさせてはいません。
飼い主の無知のせいで扁平上皮癌にさせてしまったと本当に後悔しています。
投稿者

50代以上 男性 ラクダ

一才になる部屋飼いの猫ですが、最近、気候が良くなったので外で日光浴をさせたところ、毎日。日光浴をせがんできます。
その後、満足したのかぐっすり眠ります。
確かに日光浴はストレス解消やからだのケアに効果があるみたいです。
投稿者

20代 女性 匿名

東北の冬は日が出ることがあまりなく、2月になってやっとぽかぽかしてきたのでベランダに出して日光浴させています。でもフケが出始めたのでネットで検索したら、させすぎも良くないと。外に出たい子だし、直接外に出られることがストレス解消になっていると思っていたのですが...毎日ベランダに出すべきではなさそう。
投稿者

40代 女性 匿名

我が家の猫はガラス越しとはいえ縁側で日向ぼっこをしたがり、真夏は熱中症が心配だったため、「猫にとって日光浴は必要なのか」を調べていたところ、こちらの記事が目に入りました。

他のサイトの記事も読みましたが、どこの記事にも「猫に日光浴は必要」と書いてあり、その理由も書いてましたが、こちらのコメント欄にあるような「扁平上皮癌」の危険性はどこにも載っておらず、日光浴の必要性のみしか書いてなかったので、本当にこちらのサイトを見ておいて良かったです。

これからは「扁平上皮癌」にならないように、日光浴の頻度や時間等に気を付けながら、健康的に日向ぼっこさせようと思います。

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