野良猫対策のポイント
まず野良猫対策におけるポイントを把握しておきましょう。
ですが、そこをお話しする前に、野良猫が集まって来る原因があります。それは餌をあげている人間がいるからです。ご近所にそのような人がいると、その地域全体が野良猫の住みかとなってしまうのです。
そこで一番の問題とされるのが、野良猫の排泄物。餌をあげている人の敷地で済ませてくれるのが一番良いのですが、そこは野良猫、トイレは自由気ままに選んでしまいます。
朝、カーテンを開けたら、猫のうんちが庭に転がっていて、処理してもまた翌日必ず転がっているという状態になったら、もう野良猫対策をするしかありませんね。
野良猫対策をする場合に一番重要なポイントとなるのは、猫が嫌がる事をすることです。猫の嫌いなことは意外と多く、体が濡れるのを嫌がったり、特定の臭いを嫌がったりします。野良猫対策として使えそうな手段は、色々あります。
野良猫を虐待して追い払うのではなく、ここは嫌な場所だから来るのをやめようと、野良猫自身が学習してくれる方法で対策をしましょう。
野良猫対策その1「怖がるものを使う」
猫は怖がりなので、ちょっとしたことでも驚きます。この習性を野良猫対策に利用して、侵入を防いでみましょう。
水を怖がる猫
猫は体が濡れるのを嫌い、お風呂に入るのを怖がります。そんな特徴を野良猫対策に生かして、侵入してきたら水を撒く方法があります。もちろんいきなり大量の水をかけるのは動物虐待のようですし、いくら野良猫でも可哀想です。ホースの先からシャワーで水が出るようにして、野良猫が来たら、静かに水を撒いてみましょう。体が濡れたことは野良猫にとって嫌な記憶として残るため、来なくなるという対策です。
大きな音が怖い猫
猫は突然大きな音がすることを怖がります。この特徴を野良猫対策に生かして、侵入してきた時に、風船を割ったりペットボトルを叩いたりして、大きな音を出してみましょう。ここに来ると大きな音がして怖いという記憶が浸透すれば、野良猫は自然と来なくなります。また、猫は高い音よりも、低く響く音を怖がります。低く鳴り響くような鐘の音などを聞かせてやるのも、効果的な対策でしょう。
野良猫対策その2「匂いを使う」
猫には苦手な匂いが色々あり、野良猫対策としても利用できるので、ご紹介します。
- 柑橘系の匂い
- シナモンの香り
- 石鹸の香りや、フローラル系の洗剤に使われている香料
- 木酢液の匂い
- コーヒーの匂い
- 正露丸の匂い
これらの匂いがするものを定期的に撒いておくことは、野良猫対策になります。ただし、この匂いの全てが野良猫対策として使えるわけではありません。猫によっては平気な匂いである場合もあるからです。いつも野良猫がトイレにしている場所に、柑橘系の果物を絞ったものや皮を置いたり、コーヒーの残りカスを撒いてみたり、色々試しているうちに、現在来ている野良猫が嫌う匂いに間違いなくヒットするでしょう。
野良猫対策その3「薬剤を使う」
市販されている野良猫対策用の薬剤を散布するという手段もあります。猫の嫌いな匂いを散布するよりも、持続性も高く、雨が降っても効果があります。野良猫には不快に感じる匂いなのかもしれませんが、人間には不快ではありません。最初から散布しておくものもあれば、猫が侵入してくると自動的に噴射してくれるスプレータイプのものもあります。
これらの薬剤は、基本的に人間や植物、犬などに影響を与えてしまう成分が含まれていません。猫に関しても、嫌がる成分というだけで、殺してしまうような劇薬では無いので、自宅で猫を飼っている場合も、安心して使うことができます。
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野良猫対策に使えるアイテム
野良猫対策として使えるグッズは、色々販売されています。効果もかなり期待できることは、ネットの口コミなどでの評判で分かります。
ここではおすすめの野良猫対策グッズをご紹介します。
ガーデンバリアシリーズ
野良猫が近づいてくると、超音波を発生させる野良猫対策のアイテムです。コンパクトサイズなので、広い敷地の野良猫対策では、複数置いても邪魔になりません。昼間と夜間で切り替えができるタイプも、販売されています。
キャットガードシリーズ
光と超音波を使って野良猫対策をしてくれるアイテムなので、超音波だけでは心もとないという方におすすめです。
赤外線で野良猫が近寄って来るのを感知し、侵入してきたと同時に、フラッシュライトと超音波で野良猫に嫌な記憶を植えつけます。超音波の音が不快に感じてしまう場合は、音が静かなタイプのキャットガードもあります。猫は夜行性なので、庭などに侵入してくるのも夜中が多いですよね。これなら夜中も安心して寝ていられます。
まとめ
野良猫が侵入して来ないようにする対策は、意外とたくさんあります。野良猫対策は基本的に、繰り返し嫌な思いをさせるということです。決して野良猫をいじめて嫌な思いをさせるのではなく、猫の習性を逆手に取った方法で行います。ここでご紹介した野良猫対策で、早速試してみてくださいね。
30代 女性 yui
ただ、猫を傷つけたり、直接的に追い払うようなことは出来ず、猫の体に害のあるものは選びたくない…と対策法にも散々頭を悩ませました。最終的に、ホームセンターなどで販売されているトゲトゲとした猫侵入防止柵を設置することにしました。少し見栄えも悪く、即効性はありませんでしたが、徐々にオシッコをされる回数も減り、一ヶ月程でニオイが気にならなくなりました。野良猫にとって、用を足せる場所は他にもたくさんありますし、よっぽど気に入った場所でない限りは不便さを感じると、よそに移動するのかもしれません。
特に自宅で猫と暮らしている人にとっては、できる野良猫対策は限られてきますよね。猫の嫌いなニオイを家の周りに振り撒いてしまうと、窓を開けると家の中に入ってきてしまったのではないかと気になりますし、聴覚に長けた猫にとって超音波は、たとえ家の外であっても不快なのではないかと心配になりますよね。そんな時は、まず侵入防止柵などの害が少ないもので対策できるかどうかを是非試してみて下さいね!
女性 yuki
懐いてくれば保護したかもしれません。しかし、どうも我が家にきている猫たちはご近所さんに家の中と外を自由に歩かせてもらい飼われている猫だそうで、私たちに懐くこともなく、ただただ祖母の畑を荒らし糞をしにきて車でくつろいで帰るといった猫だったので、保護することも出来ずにとても悩みました。
ホースを使い水を撒くというのもひと手間かかるので、ジョウロなど手軽に水を撒けるようなものを用意し、今度またやってきたら糞尿被害や車の被害を防ぐためにも、軽く水を撒いてみようかなと思います。
30代 女性 Mim
私の場合は柑橘類(レモンなど香りの強いもの)のアロマオイルを水に数滴入れて霧吹きで近づいて欲しくない所にかけるようにしています。人間にとっては良い香りなので野良猫対策に加えてアロマ効果も。気休め程度かもしれませんが、野良猫に悩んで気分が沈んでいるときに香りによるリラックス効果と、野良猫対策が両方できて一石二鳥と思ってやっています。猫が苦手とする特性に合わせて色んなオイルを試してみても良いかと思います。
女性 ケロキ
我が家の猫は野良出身の子猫で、ケガをしていたところを保護してから室内飼育しています。そういったこともあり、庭に野良猫が来ていると近くで見たくて近づきます。もちろん食べものは与えないので逃げてしまいます。猫は猫好きな人には近寄らないということを聞いたことがあります。私がそういった雰囲気で近づくためなのか、通り道として庭に来ますがうんちをすることは少なくなったように感じます。野良猫対策は、繰り返し追い返すなど根気よくすることがポイントだと思います。
20代 女性 ゆず
また、猫を追い払うために毒入りのエサを置くという酷いことをする人も中にはいるようです。しかし、これは法律に違反した立派な犯罪行為です。動物愛護の法は例え野良猫であっても反映されます。その行為が発覚した場合は必ず処罰されます。野良猫によって迷惑を被っていたとしても必ず正しい方法と理性とを持って対策を行いましょう。
40代 女性 みるく
プランターの陰に、ぬいぐるみを置いておくと、驚き、気味が悪くて近づかなくなります。
野良猫ちゃんの、排泄物に困っている場合にも効果があります。
うちの近所には、地域猫という猫ちゃんがいてみんなが可愛がってお世話をしています。
30代 女性 みちこ
我が家は猫ちゃんの出入り自由にしていますがうんちは場所を決めていて、外猫ちゃんもそこにしかうんちをしません!
とても、賢いので仲良く暮らすことができるのでしょうね。猫が苦手な方も好きだけど庭には入ってきてほしいくない方など、色んな方がいらっしゃいます。薬剤で猫ちゃんが来ないようにするのは、オススメできません。
猫ちゃんたちの、体調が悪くなったりしたら可哀想だからです。
これからも、猫ちゃんとの共存のしかたがうまくいくように考えてみたいと思います。
40代 女性 もっちり
その付近の壁にもオシッコスプレーをあちこちにかけられ
マーキングされていました。
土をすべて捨て マーキングやフンの位置に「介護用の消臭スプレー」を毎日徹底的に噴霧しました。
2週間ほどは位置を変え 執拗にフンをされましたが
根気よく続けたところ フンをされなくなりました。
原因は隣家の餌付けだとわかりました。
50代以上 男性 YANO