猫が緊張しているサイン
猫は自分のペースを乱されることがあったり、飼い主であっても耳かきや日々のお手入れをさせるとなるだけでも緊張することがありますよね。では、猫が緊張しているときにはどのような仕草や行動があるのでしょうか。
ウロウロと落ち着きがない
人間でも緊張していると「ソワソワ」と落ち着きがなくなってしまうことがありますよね。猫も緊張すると同様にウロウロと落ち着きがなくなることが特徴です。座っていたのにすぐに立ち上がったり、何度も同じところをウロウロと歩き回ったりします。
威嚇をしてくる
猫が緊張しているということは気が立っていることもあります。いつもは穏やかな性格なのに「シャーッ」と飼い主に向かって威嚇をしたり「ウーッ」と唸り声をあげてくるこおもあるでしょう。
隠れる
猫が緊張していると現実逃避をするようにどこかへ隠れてしまうことがあります。
猫を安心させるには?
猫が緊張している様子であれば飼い主さんも何とかして安心をさせてあげたいですよね。そこでここでは飼い主さんができるリラックスをさせる方法についてご紹介させていただきます。
1. 撫でる
飼い主さんがまずできることは猫を撫でて落ち着かせてあげるということです。猫がいつも触って喜んでくれるような頭や背中を優しく撫でてあげましょう。
「○○ちゃん、大丈夫だよ〜」と声をかけながらコミュニケーションをとる時間を作ってあげると次第に落ち着きを取り戻してくれるでしょう。日頃からこのようなコミュニケーションをとることを忘れないようにしてあげてくださいね。
2. 遊んであげる
猫は怖いことがあったり不安なことがあると落ち着きがなくなってしまいますが、飼い主が猫の大好きなボールや猫じゃらしを使って気をそらしてあげることがおすすめです。緊張をしていてもいつのまにか猫の「狩猟本能」をくすぐられて遊ばずにはいられなくなってしまいますよ。
3. マッサージをする
猫は大好きな飼い主さんにマッサージをされること安心して落ち着きを取り戻してくれます。マッサージは猫も人間と同様、気持ちが良くてついウトウトしてしまったりすることもあるんですよ。頭や顔周辺などの猫の届かない場所を優しくマッサージしてあげてくださいね。
4. 猫の好きな音楽をかけてあげる
猫が緊張しているときには、猫が落ち着く音楽やクラッシックなどを、小さな音量でかけてあげましょう。音楽をかけて飼い主さんがコミュニケーションをとってあげることをいつも習慣づけておくと、いざというときに音楽をかけるだけでも安心をしてくれるようになりますよ。
5. またたびをあげる
またたびは猫にとって人間で言うお酒のようなものです。おもちゃや爪とぎにつけてあげればゴロにゃんこをして大いに楽しんでくれるでしょう。しかし、またたびをあげる量や猫の年齢には十分に配慮して使用するようにしてあげてくださいね。
6. おやつをあげる
猫はおやつが大好きですよね。緊張しているときにはおやつをあげて飼い主さんが撫でたり構ってあげるようにしましょう。食べさせすぎには気をつけなくてはいけませんが、おやつをあげればリラックスしてくれますよ。
まとめ
猫は神経質な生き物なので緊張してすぐに警戒してしまったり隠れてしまうこともありますよね。そんなときには、飼い主さんが「猫の喜ぶこと」をしてあげると次第に落ち着きを取り戻してくれますよ。