暑い夏…猫の暑さ対策に扇風機を使っても良い?

暑い夏…猫の暑さ対策に扇風機を使っても良い?

そろそろ梅雨が近づき、本格的に暑くなり始めてきましたね。日本の夏はじめじめと蒸し暑く、熱中症対策は必須です。猫も熱中症になることは知っていますか?夏に入る前に知っておきたい熱中症予防についてまとめていきたいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫に扇風機を使う正しい方法

扇風機と猫

人間は扇風機の風にあたることで、汗が蒸発する際に気化熱が奪われ、その結果涼しいと感じることが出来ます。

猫が扇風機に当たっても涼しくは無い

一方、猫は肉球からしか汗をかきません。身体も全身毛に覆われているので、扇風機にあたっていても猫は涼しいと感じることはありません。では、扇風機は意味がないのかと言いますとそうではありません。

猫に扇風機を使う方法

窓を開けて風の通りを良くし、扇風機で風の循環を促します。そうすることにより部屋の温度を下げる役割をしてくれるので効果的に使うことが出来ます。扇風機を使う際は、まわる羽に手を突っ込んで怪我をしないよう、ネットをかぶせるなどしておくと良いでしょう。

猫の熱中症対策はエアコンで

エアコン

室温が30度を超える場合はエアコンで調節してあげるのが効果的です。

猫がいるお部屋の設定温度

人間からすると少し暑いと感じるかもしれませんが、室温は28度前後、湿度は60%を超えないように設定してください。

人感センサーに注意!

また、最近のエアコンは人感センサーがついてるものもありますが、猫が寝ている時間が長いと反応せず熱中症になってしまった事例も出てますので、そういったエアコンを使用している方は注意が必要です。

エアコン以外で使える猫の暑さ対策グッズ

水を飲む猫

中にはエアコンが苦手な猫もいます。経済的にも留守の間に付けっぱなしは厳しいなど、エアコンによる対策が難しい場合に使える方法とは…

自宅で簡単お手軽グッズ

  • フライパン
  • 大皿

これらを使う際は新品未使用のものを用意してあげてくださいね。先ほどのマットやプレートのかわりとなり、「鍋猫」のように見た目も可愛いです。

凍らせて使う物

  • ペットボトルを凍らす
  • アイスノン

凍らせたペットボトルやアイスノンにタオルを巻きます。アイスノンは噛み癖のある子には注意し、飼い主さんの判断で使うようにしてください。

上記のグッズを使用しながら、カーテンや遮熱シート、すだれで外からの熱を防いだり、窓を開けて風通しを良くするなど上手く併用するとよいでしょう。

ペット専用ひんやりグッズを使う

アルミマット

通販やホームセンターなど、暑くなってくるとよく見かけるようになります。

  • ジェルマット
  • アルミプレート
  • タイルマット
  • 大理石や御影石などの石系マット

Rrtizanクールマット

Rrtizan クールマット
2,400円(税込)

ひんやりジェルが入っているペット用のマットです。防水加工になっているので寝たきりの猫ちゃんの暑さ対策にも役に立つ一品です。

アイリスオーヤマ ひんやり アルミプレート

アイリスオーヤマ ひんやり アルミプレート 角型 M
2,089円(税込)

こちらはペット用のアルミプレートです。エンボス加工がされていて滑り止めになっています。

クールワン ウェットタイル3

クールワン ウェットタイル30×40
4,470円(税込)

こちらは水をかけるタイプのタイルマットです。水を染み込ませておく事でタイルの冷却効果が表れます。

ottostyle.jpひんやり大理石

ottostyle.jp ペット用 ひんやり大理石
2,900円(税込)

こちらはペットサイズの大理石です。滑り止めつきなので安心して使う事が出来ますね!

DoggyManひんやりベッド【 ボウル ベッド 】

DoggyMan ( ドギーマン ハヤシ ) ひんやり 冷感 猫用 ベット
1,490円(税込)

こちらは猫ちゃんが好きなボール型になっているベッドです。触るとひんやりした素材で出来ているので猫ちゃんを冷やし過ぎない所がおすすめです。丸洗いできる所もいいですね。

こちらはそれぞれ触るとひんやりしていて人気の商品です。
最初は冷っとしますがすぐ熱を吸収してしまうので、ずっと冷たいというものではないですが夏用に一つは置いておきたいアイテムです。

まとめ

クールベッドで寝る猫

35度を超える猛暑日には、やはりエアコンが望ましいです。脱水にならないように飲み水が無くなっていないかこまめにチェックし、大切な愛猫を熱中症から守りましょう。

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